法律と経済学との争い…っていえば仰々しいですが。なんのことはない兄弟げんかですよ。蝸牛角上の争いってほどのもの。
ともかく考え方が違うってことです。どちらが実用の学なのかは議論があるんでしょうけど。実用っていうよりは性格的なものかも知れませんが。たぶん。なんでも疑ってかかる・疑問をもつのが法律学の出発点。
(ほら、権力分立だってもともとは国民の猜疑心からきているんですから)
「経済」。もともとの語源は「経世済民」「経国済民」でしょうかね。それでもこれは「世の中を治め、民を救う」っていうわけですから「政治」のことをいうわけですね。
「経済」とは何か。よくわかりませんね。わたしゃ門外漢ですからね。それでもマクロとミクロの違いぐらいは…。マクロのうちでもケインズモデルと新古典派モデルのちがいぐらいは…。何科目かは履修しましたからね。(マグロのトロが好きだから、経済もマクロ)
「問題 わが国の都道府県で山が少ない都道府県はどこか」
ひょっこりやってきたサンキチがカバンをごそごそやっていた取り出してきて問題。酒を呑みながらいうわけです。みなさんはどう答えますか。
「山」っていうのはどの高さから言うのか。基準がわからないと答えようもないっていうと。そんな屁理屈をいうヤツはクイズなんか出せないって。(だったら言うんじゃないやい)。
山脈がどうとか言うから、「あれは一つの山っていうのか」「ここの山の集合物なのか」ってわたし。集合物ならどこを基準に一つ二つって数えるのかって畳み掛けたのもわたし。
これだから、法律やっているヤツとは話にならないって。これサンキチ。本に書いてあるからって(サン公は言う)。本に書いてあることがすべて正しいとは限らない。その作者はおかしいっていうと。経済出のサンキチは延々と……。まあ、弁護に入ったわけです。
もともと「山」(「サン」と音読みで)とは、土が著しく高く盛り上がった地形の所をいうわけですから、標高何メートル以上の「山」って言ってくれなきゃ検討もつきませんがね。
性懲りもなく問題2「わが国の都道府県で海岸線の長さが一番長い都道府県はどこか」って。
その後……。
昔っから、兄(ケイ)為り難く、弟(テイ)為り難しっていいますが、おのずと優劣はついていますがね。
もっとも、「ケイテイ牆ニ鬩ゲドモ、外其ノ務リヲ禦グ」とも言いますがね。
==================================================
合格のための確かな講義・充実の通信講座
信頼のK&S行政書士受験教室
==================================================