なんじゃこりゃ。とんでもねえ萌え映画
トレイラ―で見た予想以上に(笑)
車椅子のハゲ美老人プロフェッサーXと、鉄兜赤マント美老人マグニート―の、若かりし頃の出会いと別れ。哀しい恋バナ友情秘話。初期メンバーの若き日々。
こりゃ、Ⅹ麺好きにはたまらん内容でしょうね。
そしてマカヴォイ君は、ハイパー・タムナスさんだった…!
いやいや(^_^;) 肉体派じゃないですが、なんつうか瞳で落とすタイプ? しかも口はっちょでもある。
なかなかに魅力的ですよ。若い頃は結構遊び人タイプで、しかも超ド級セレブ。というかあれはお貴族様ですよね?
城持ちって、どういう階級なんだ。
彼はテレパスなんで、人の思考を読める。オックスフォード卒で教授号もすでに受けているエリート。
人道的で理想も高いんだが、まだ若いせいか虐げられた人やコンプレックスを持つミュータントの気持ちをわかりきれないところもある。
エリックを演じてるのは、ドイツ人のマイケル(ミヒャエル)・ファスペンダー。『300 スリーハンドレッド』のステリオス役とか。覚えてないが(^_^;)
彼がね! イイよ!! 私好み!!!
迫害を受けたポーランド系ユダヤ人で、母一人子一人らしいのだが、その母も目の前で殺されてる。
仇の元ナチス党員のショウもミュータントで、奴を追い続けて大人になった。
いかつい系なんだけど、精悍で無鉄砲で、冷たい目がときたま哀愁で、つかみどころ網羅。
あの、煮炊きしても食えないのにお茶目なサー・イアンのマグニート―になるとは思えないが(笑) そこはイメージ違いというより、若い頃はこうだったんだなと納得する。
生まれ育ちがこうも違えば、考えを同じくしていくことは難しいわけで。
それでも、二人が友情を育てていく感じがもうなんとも。
磁力を操り、金属なら巨大な物でも念力で持ちあげられる能力を、怒りでしか発揮できないエリック。
巨大なパラボラアンテナを回してみろとチャールズに言われて試すシーン。
エリックが底にしまい込んだ柔らかい優しい思い出に触れて、それを生かせと言うチャールズ。
二人とも涙を流すんだけど、ここは美しくてせつない。しかし物凄い二人の世界(笑) 入り込めませんわ。
世で身をやつして生活しているミュータントを、二人でスカウトしに行くシーンは、コミカルでまた仲良しぶりを見れて楽しい。
だが赤ベッドはどういう…(^_^;) (トレイラ―にあり)
そして何かにつけては二人で話したり、チェスを囲んだりしてるんだよね。
シリーズは1度しか見てないので記憶が定かでないのだが、3でラスト、サーの老いぼれたマグニート―が公園で一人でチェスをしてるシーンがあったような(なぜ老いぼれてるのかは見てくれ)。
その前に教授は死んでしまうので、長きに渡り敵対したはずの、実は最初で最後の親友を想うよすがのシーンだったんだな! 涙の伏線。
チャールズはエリックに、よく『マイフレンド』と呼びかけてるけれど、エリックはツンデレなんで一度も言葉には出してなかった。
でもチャールズが脊椎を撃たれて(車椅子の謎解き!)倒れた時のエリックの悲壮ぶり…!
ほとんど泣きそうで、しかも「俺たちは兄弟だ」とか。一足飛びに兄弟か!
あの鉄兜はテレパスにも思考を読ませないための防御なんだが、ショウからそれを引き継いだ時に、エリックは親友の声を断ち切ったんだな。
チャールズのテレパシーは読むだけでなく伝えることも多かったから。
二人のことしか書いてませんが(^^ゞ 並んだ絵面もいいぞこの二人。
あとはのちのミスティークであるレイブンと、ビーストになるハンクが切なかった。能力だけでなく、この二人は外見が異形なので自分を受け入れることができずに葛藤してる。
ミスティークがマグニート―の側近になった理由も、気が荒い野獣ハンクの元が、自分を出さない大人しい青年だったことも、なかなか上手い設定です。
初めて自分を受け入れ、側に置いてくれたチャールズへの思慕。しかし彼にとっては妹。見かけの変異を人目に隠す辛さを共有し、シンパシィを感じあうハンク。そして、その外見こそが美しく、隠す必要など何もないと言ってくれたエリック。
レイブンの娘心と、ミスティークになっていく過程がよく描かれてました。
3は駄作扱いらしけど、それはシリーズの監督ブライアン・シンガーが、『スーパーマン・リターンズ』で一度抜けたせいもあると言われてる。今回は製作で戻ってるので、作品も復活な出来ばえか。監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーン。
リターンズの収益は今一つで、スーパーマンからは落とされてしまったシンガー監督だけど、私は好きだった。
ブライアン姐さんはキャラに愛を注ぐからねえ。カミングアウトしてる上に、自分好みのきらきらしい男を集める手腕がピカイチな彼を、一部で姐さんと呼ぶのです(笑)
今回の二人はかなり姐さんテコ入れたな(笑)
とにかくチャールズのエリックへのアプローチが凄杉。押してもダメでも押し続け。
レイブンをエリックのところへ行かせるのも、妹の心をくんでのことなのか。エリックに虫がつかないようお目付け役で送り出したのかと勘繰る位(^_^;)
Ⅹ麺はキャラクターが多すぎるんですが、これは前シリーズをよく知らなくても楽しめると思う。勿論知っているとニヤリなシーンは満載。
後半からの戦闘シーンも臨場感あります。
そして、ミュータントを『原子の子』と呼ぶ悪役ショウ。久しぶりに見たなケヴィン・ベーコン。
遺伝子の突然変異とか、原子とか言うと、今現在進行中の問題を少し思った。
DNAが変わること。
それは人間の罪であり、福音でもあるのだろうかと。
公民化運動を底にした差別問題から見た視点はもう有名。自らもゲイでユダヤ人であるブライアンが思いを込めて作った作品でもある。
この物語の根底には、公民権の問題が潜んでいる。ミュータントは迫害を受ける人種的・宗教的マイノリティの暗喩であると見られることがある[要出典]。プロフェッサーXはアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアに、マグニートーはマルコムXに喩えられる。 またマグニートーはホロコーストの生き残りであり、反ナチス・ドイツのメタファーとされる。
ウィキより
私は竹宮恵子の『地球へ…』を思い出した。あれもミュウ=ミュータントの迫害と人間との共存or戦いを描いてた。名作です。
真面目に終わりそうでしたが、カメオ出演のあの方。そういや年上だったんだな(笑)
映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』予告編
こんにちは!
映画、みようかなー
どうしようかなー
なんて迷ってたんですが、萌え映画とあってはみにいかなくてはいけないです。
二人の関係って一体なんなのかしらと今までのシリーズでも思っていたのですがとうとうその謎がとけるんですよねv
近いうちに映画館にいってこようと思います!
いや、これは果たしてブライアン姐さんからの福音なのか、挑戦なのか。
それほどの出来具合。
ファスペンダー君は見かけより遥かに可愛い子ちゃんです。そしてマカヴォイ君には恐れ入谷の鬼子母神…
マイミクさんに紹介していただきまして、みくしぃから来ました!
現在私も×麺FGにハマっております!
色々と書いていらっしゃると聞きまして、読ませていただきました。
あの二人、すごいですよね(笑
そして確かに教授の押せ押せっぷりは確か・・・・!
そして押されぎみのエリックが可愛いです♪
そしてあたしもヴィゴ・モーテンセン大好きなんです・・・・・。
ファスベンダー君と共演する映画楽しみにしてるんですが、早くこっち来ないかな。
では、長々と失礼しました。
お噂はかねがねGさんから(笑) 彼女から連絡貰って、こんなブログを紹介したとか。
いやその、ゴッタ煮ブログです(^_^;)
文体も内容もゴタマゼなので、適当にご覧ください(笑)
一般ブログなのであからさまには書いてませんが腐です(笑) そちら方面だけでなくアタマが煮えているため、あらゆることで重箱の隅的に萌えております。
いやはやいい仕事してるわ。ブライアン&マシュー。そして勿論、マカヴォイ&ファスペンダー。某○Wもかなり見たのですが(笑)、あれより遥かに作品のクオリティが段違いですからねえ。参りました。
ヴィゴに関しては、私はもうファンとか好きを越えて、ソウルになりつつあります(笑)
この映画もヤバい。黒先生、びごを使った作品で外すはずがない。しかしフロイトとユングがこんなに可愛い子ちゃん達でいいのか。
疑問と共に、待ち続けます(笑)