古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

藤沢~愛

2013-08-07 13:19:09 | 暮らし
このところ目が廻るほどの忙しさで、ブログは長い間お休みさせて頂いておりました。スミマセン
今日は珍しく在宅して、パソコンに向かい、ブログとHPのまとめ書きしています。
庭では狂い咲きの藤が強い日差しの中でゆれています。

先日NHK朝の番組内で藤沢特集があり、わが町、長後の商店街も紹介されました。
くしくもその日に住民票を店舗取得のため一時移した鎌倉から藤沢に戻したこともあり、30年暮らした市と町に思いを馳せました。

生まれは横浜で結婚後4年を過ごし29年、藤沢市に転居して早30年になりました。
始めは横浜を離れるのが嫌だったんですが、テレビでも言っていましたが藤沢は大変住みやすいところです。
人口は35万と憶えていたのが、移住者が増え、いつの間には40万人を突破していました。

横浜は人口が多すぎて、実家の母の介護申請も認定までに混んでいるからと大変時間が掛かりました。藤沢の主人の両親の方はとても早くてスムーズでしたね。小さな市区町村の方が小回りが利くのでしょうか。

藤沢に住んで気に入っているのが、ごみの収集方法。
最近では横浜なども分別して捨てるようになりましたが、藤沢ではさらに細かくプラスティックも包装用だけでなくポリバケツや衣装ケースなど商品プラも資源として回収します。他にも植木の枝はチップに、天ぷら廃油も資源ごみです。さらに生ごみとびん、缶、ペットボトル、不燃ごみなど、紙や衣類など資源ごみの一部を除いてほとんどのごみは自宅前に出す個別収集なんです。回収車と一緒に走って回収している収集員さんには申し訳ないですが、面倒なごみ当番などもなく、みんなきちんと分別して自宅前にきれいに出しています。

他にも住みやすさをあげると…
まず、交通網の発達で都内へも意外と近いし、いろんな経路が選べます。
自宅は藤沢の片田舎ですが、新宿は50分、自由が丘の教室にも乗り換えしても最速47分で行かれます!

次に冬は暖かく、夏は意外と涼しいこと。首都圏では連日35度越えと騒がれていますが、神奈川県は割と低め。
藤沢は海から遠い場所でも割合風があり、一日中エアコンなしでも大丈夫。
我が家のエアコンはほとんど使わないので30年前の茶色いのがまだ健在です。



それから番組でもやっていましたが野菜が安くて新鮮!
野菜類は100円が当たり前、畑の無人販売も盛んです。
採れたてのトウモロコシや枝豆の甘いこと!
長後の八百屋さんも負けてはいません。
玉ねぎ大量800円のこの店では、大きなトマト20個入り1箱200円だったり、冬にはミカン1箱1000円なんてことも。

たまご屋さんでは若い鶏の小さめ玉子が10個で50円でした。


夏は旧道沿いの梨園(リエンでなく梨の自宅販売所)がお勧め。
今年は暑さで早めの収穫、早生の梨に混じって7月末から幸水も出ています。
大きいのはそれなりの価格ですが、おやつに丁度いい、小さい梨は3個100円(桑山農園)でゲットできました。
ここのトマトも昔ながらのしっかりした味です。(安さのあまり午前中で売り切れることも)


他にも番組で紹介された金物屋の吉野さん。
鎌倉の店の玄関に飾っている一番大きな鉢の額アジサイはこちらから頂いたもの。

30年前に来たときには本当にびっくりしました。
高い天井に煙突掃除のブラシとか昔ながらの色んなものがつるされていて、無いものはない!?
昔の日本にタイムスリップした感じで火消し壷なるものもこちらではじめて見ました。
もともとご先祖は鍛冶屋さんだったとか、お鍋に穴が開いて捨てようかと思ったのを鋳掛屋さんよろしく300円で直して頂いたのも嬉しかったです。

古い町でシャッター銀座でもあるけど、他にも頑張っている店もあって、のんびりゆったり住むにはよい町です。

住めば都のわが町自慢でした~♪




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