古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

柚子湯~本柚子の実力?

2008-01-28 21:19:10 | 暮らし
連日寒い日が続いていますね。こんな時は温か~い柚子湯に浸かるのが一番の幸せです。我が家の門前には2本の柚子の木があって、たわわに実っているのは花柚。別名一才柚子ともいい、植えてからすぐ結実し、実が成るまでに18年もかかる本柚子とは全く別の種類ですが、黄色い皮は美しく料理に柚子湯にと、大変重宝しています。冬至に柚子湯を解禁してから毎日惜しげなく湯に浮かべていても一向になくならず、3月頃まで十分に楽しめます。

かたや手前の本柚子の木は幹ばかり太く猛々しい棘を生やしていても、毎年数えるほどしか実が付かない。しかも大きな実は棘のせいで傷だらけになってしまいます。でも本柚子は香りも実も王者の風格。花柚とは比べ物にならないほど豊かな味と香りが楽しめます。

さて、主人は、湯に入れた柚子を毎回ぎゅうぎゅうとエキスを絞って楽しんでいるのですが、お風呂がごみだらけになるので専用の木綿の袋を作りました。
あるとき本柚子を入れて同様に絞ったところ…、その強烈なこと!
その日のお風呂はお湯がピリピリとものすごく痛くて、とても長くは入っていられませんでした。本柚子恐るべし!

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