ミロワール〜心の鏡〜

趣味、仕事、心の鏡に映る風景を綴ります。

婚活で「自分と向き合う」とは

2020-10-27 03:16:36 | 日記
婚活をしていると、異性相手に断ったり断られたり、ということを繰り返します。
婚活サービスに登録したとします。
断られるのにダメージを受けるのはもちろんですが、断ることにも地味にダメージを受けます。
相手が自分に申し込んでくれるが、意に沿わない相手である。自分にはこんな相手しか申し込んでこないのか・・・という自分に対するガッカリ感です。

こういう話を聞くと、いつも思い出す本の一節があります。
「結婚の条件」小倉千加子

「電化製品を買うときは、みんなカタログを見て性能や値段を調べ、自分の予算内のものを
選ぶ。しかし結婚となるとそれができない。みんな相手についている値札はよく見えるのに、
自分についている値札が途端に見えなくなる」
というような内容です。

値札、というと直接的ですが、自分も相手を選んでいるんだから、相手だって同じように選んでいるのに自分だけが「選ぶ側」に立っていると勘違いしている人がとにかく多い。

ここがスタート地点です。
一体自分の持っている「予算」はいくらなのか、ついている「値札」はいくらなのか、最大限、予算を有効に使える場所はどこなのかを考えなくてはなりません。
そこを「考える」ことが「婚活」の最大のしんどさであり、成功のポイントなのです。

婚活女子から聞いた話

2020-10-04 14:27:28 | 日記
ご無沙汰してました。

今回は、ずーーーーっと書きたいと思っていた「婚活」のお話です。

お友達の30代半ばの女性が婚活してます。
ある大手の婚活サービスに登録して1年ちょっと活動していたのですが、このたび退会いたしました。
お相手が見つかり成婚したのなら良かったのですがそうではなく…

彼女は積極的に活動していました。
少しでも良いなと思う男性がいたらアプローチをして、会うようにしていました。

が、これと言った人に出会えないというか「ないわ〜」という男性が多かったというのが退会の理由です。

どんな男性がいたのかご紹介しますね

1試す男
何回か会うけれど、自分のことをあまり話したがらない。
その割にはツテを使って彼女の身内のことを調べたりする。フツーに感じ悪い。
あるときはデートに突然小さな姪っ子を連れてくる。理由はその時の反応を知りたかったから。
人を試す失礼な男。

2連絡遅い男
金曜日の朝に「週末会いませんか?」と連絡が来る。
たまたま空いていたのでOKの返事をすると一方的に自分の家の近くのお店を指定。しかし、前日の夜8時になっても待ち合わせ場所や時間を決める連絡がない。
彼女は結局会うのをお断りしてしまった。

3支払いのケチな男
お店で食事して会計が4200円だった。
彼は4000円出してじーっとしている。
仕方ないので彼女が1000円出した。お釣りの800円は彼が取ってしまった。
また、2回目のデートで支払いのときにグズグズするので彼女が支払った。
すみません、と言うけど最後まで自分の分を出そうとはしなかった。
1円でも出したくない、という気持ちが見える。

アカンですよね
アカン!!
この3人の男性を並べて「どこがダメだったか」を解説したい。
まず、婚活でなくても、友人や同僚との人間関係ですらこの調子で大丈夫か?!
というレベルです。 
自分のしたことを文字にして読んで、こんな人間と自分が友達づきあいしたいか考えてみるといい!

婚活は、よーーく自分自身のことを振り返らなくてはいけません。
それは男性も女性も一緒。
自分がどんな人間で、どんなところが良くてどんなところが足りないのか。
相手に何か求めるなら、自分は何ができるのか。
それはしんどい作業だし、決して楽しいものではないのですが、そこをすっ飛ばすといつまでも同じところを回っているだけになります。
自分に向き合う、というのは辛いことのほうが多い。しかもある程度年齢を重ねるとなおさらです。若さがあれば「若さ」という貴重な武器がありますからね。それを失ってきた年代はまた別な方法を考えなければなりません。

どんなふうに自分と向き合い、考えていくのかはまたの機会に書きたいと思います。