大昔
「道志村の水は 赤道を越えても腐らない」
と 言われていた とか いないとか
リヤカーに氷塊を積んで 路上にて のこぎりでコレを切り
木箱を 冷蔵庫たらしめんがため 日々氷屋が活躍していた頃は
鮮度維持 とか 冷蔵保存 の技術が 未発達だったわけで
その頃のバナナは 店先に鎮座している段階で
すでに 皮に黒いドットが現れており
買ってきて 3日もすれば 全体が真っ黒・・・
その黒い皮を剥くと 中は 確かにバナナであり
生暖かく ドロッとするほど熟していて甘く
ただ ソレが好きでなかったワタシは
店頭のサンプルと知りながらも
「フルーツパフェ」 に 冷たそうに 斜めに伸びるバナナが
とても魅力的に見えました
今も バナナは ちょっと・・・
それから ウン十年後
バナナ ではなく ばなな でもなく
ばなな の お姉さま の お書きになられたモノ・・・
偶然 伊勢丹新宿本店の ステーショナリーで
2冊 積んであって 思わず購入
キャッシャーの とてもお若い
イジワル心が ふっと
コノ著者の 「ハルノ宵子」 って 知ってますか?
ご存じない と
じゃあ 吉本隆明さんは?
ご存じない と
(存じ上げてます って答えられたら さぞ 驚いたろう)
じゃあ よしもとばなな は?
知っている と
まあ 世代的にしょうがないでしょうね
いつかも 書きましたが
ワタシは 当時 ご存命だった 隆明さんご一家のネコを診ておりました
ご一家の中では 宵子さんが 一番好きでしたが
あるとき
「○○ちゃん(ネコの名)は 元気ですか?」 っと聞いたら
「一昨日 嫌な音がしたから 玄関を出たら
とぼとぼ帰って来て 石段の上まで来て
倒れて死んだ」 っと
スラッと 言ってのけたので 驚いた・・・
冷たい 冷たい 感じがした
けれど
以前から 出て行くネコは 止められず
止められなければ クルマにひかれても 仕方がない
っという それは それは 固い決心で
たくさんのネコと おつきあいしておられたのを知ってましたから
そういう日が 現実に来たんだな っと
だから 当時 一世を風靡した 妹さまより
宵子さんの方が つき合いやすく ステキに感じてたんだと
コレ読んで 更に 好きになりました
本日好天 夏日必至?
新しい一週間の始まりです
熱中症に どうぞ 気をつけて
そして
きょうも みなさまにうれしいことがたくさんありますように!
本日のBGM
映画 「ライト・スタッフ」 中の
言ってみりゃ ストリップのBGM・・・
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コレなんかよりは
ずっと気楽にサクサク次のページへ進めます