秋季リーグ対関西大２戦目

９月１３日

《試合結果》
神：０００　１００　１００＝２
関：１３０　１００　１０Ｘ＝６

【勝利投手】能塚　
【敗戦投手】木俣　０勝２敗


　　　　　　　　打安点　 率
１　右　篠田　　４１０　.357
２　二　山本寛　４００　.167
３　中　吉田　　４００　.154
４　一　山本賢　４００　.308
５　捕　福井　　２１０　.625
６　左　小椋　　４３１　.714
７　三　堅田　　３００　.167
　　三　小谷　　０００　.000
　　Ｈ　山路　　１１０　.333
８　投　木俣　　１００　.333
　　投　守田　　１００　.000
　　Ｈ　廣松　　１００　.500
　　Ｒ　南部　　０００　.000
９　遊　宇賀　　２００　.250
　　Ｈ　生駒　　１１１　1.00
　　遊　村野　　１００　.167


　　　回　　数　安三四死失責　率
木俣　1 0/3 54　１２７０４４ ????　
守田　6 3/3 85　５２１１２２ 4.40


昨日の不甲斐なかった投手陣の救世主となれるか木俣。ブルペンでの調子は「バケモン（相当いいという意）」だったようだが「ブルペンがいい日はたいがいあかんからなー」と弱気。注目の立ち上がり。先頭打者に対し２球で追い込むと３球目も変化球で３球連続見逃しの三振。好調の予感。しかし残念ながら木俣の懸念が的中。２番打者以降左打者の多い関西大学打線でさらにアウトコースのストライクゾーンがせまい審判と悪条件が重なり連続四球で初回ノーヒットで１点を失う。２回も立ち直ることはなく３失点。ここで早めに昨日２イニングしか投げていない守田をマウンドに送る。リベンジマウンドで気合十分。無死一塁からの登板だったが落ち着いてピンチを切り抜ける。守備でリズムを作った神戸は４回、昨日５番福井、６番小椋のスタメンを告げられ「ヨッシャー、やっとオグ（小椋）とタッグ組めるんかー、二人で一点取るか！」と話していた福井が２死からヒットで出塁すると続く小椋の打席で福井がスタート。強肩を通り越して爆肩と言われる関大捕手の上総から見事に盗塁を決める。これで外野手が前に少し前にきたのが功を奏したか小椋が弾き返したセンターへのライナーはセンター頭上を越え三塁打となり昨日の言葉通り見事に二人で１点を取る。しかし関大も黙ってはいない。その裏、昨日６打数６安打の深井にタイムリーを許し１点をかえされる。ここから昨日とうってかわり投手戦が展開される。この展開を先に打ち破ったのは神戸。そしてその起点となったのはまたもや小椋。７回、先頭打者で回ってくると初球を完璧に捉えピッチャーの横をライナーで一瞬で通り抜けセカンドも一歩も動けず。もはやベンチも「うおー！」というよりは「おー・・・こいつ・・・バケモンやな」となるほどである。ここから２死２塁となり代打に最近ますます実は野球うまい説がある生駒。この場面もきれいな当たりではないがライト前にぽとりと落とすヒットで１点を返す。しかし取られたら取り返す関大。その裏先頭打者にヒット盗塁を許し代打は倉橋。昨日も１０点差ぐらいで代打で登場し自らサインを出しバントしている関大のバントリーダーだ。無死二塁のこの場面でも当然のように自らサインを出し一発で送りバントを決める。敵ながらあっぱれである。さて一死三塁のこのピンチ踏ん張りたいところだったが上総にライト前にタイムリーを許しなかなか点差が縮まらない。それでも守田は昨日の雪辱を果たし７イニング２失点とまとめ援護を信じベンチで声を出し声援を送る。９回この守田の声援に応えたい打線は先頭に代打山路。見事にライト前に運びチャンスメイク。さらに続く廣松。セカンドゴロゲッツーかと思われた打球が相手の失策を誘い無死一二塁となる。これは野球の神様の仕業なのか、完全に流れが神戸だ。１死後篠田。完全にタイミングを外され先っぽに当たった打球が絶妙な三塁線へのセーフティーのようになりヒット。これで１死満塁。流れが来ている。かと思われたが反撃ムードもここまで。後続が倒れ万事休す。これで溝口政権時代から続く対関大の連敗が６（その一個前の山下政権以前のことは知らないのでカウントしていない）となってしまった神戸。次の節の対立命館で再び上昇のきっかけをつかもう！

本日の勝手にMVP：小椋
（３安打１打点１得点の活躍に加え苦手の守備でも「ええとこ守ってたなー」という具合に４つもアウトをとってくれたことが評価された）