H29秋季リーグ第1節①vs関西大学

お疲れ様です。本日はわかさスタジアム京都で行われた、秋季リーグ第1節1試合目、対関西大学の結果をご報告させていただきます。



神戸 |040 101 000| 6

関西 |000 510 10×| 7



神戸:檜垣(6、1/3)、山本(1、1/3)-中山(8)

関西:平井(6)、池川(3)-庄中(9)

安打:8(田中(2)、藤井大、高田、福田、中山、檜垣(2))

二塁打:福田、檜垣

被安打:7

失策:(神)3 (関)4

与四死球:(神)1 (関)4
奪三振数:(神)4 (関)5

WP:(神)0 (関)0
PB:(神)0 (関)0
ボーク:(神)0 (関)0


ついに始まった秋リーグ。初戦は春の王者で全日本選手権にも出場した関西大学。試合開始前から井上主将が独自ルート(?)で仕入れた情報を頭に入れて試合に向かう。試合前の円陣では福田将からバトンを受け取った1回生新家が勢いで喋り倒してチームを盛り上げる。
勢いのままに1番田中が初球を叩いて三遊間を破る。このチャンスでは得点できなかったが、初回から攻撃の形を作る。
先制点は勢いで勝る神大。2回表、相手の失策が絡んで一死1.3塁とすると、9番檜垣がスクイズを決めると、この打球を相手が一塁に悪送球。チャンスは広がり、1番田中がレフトへタイムリー。さらに内野ゴロの間に1点、4番藤井大のタイムリーで4点を先制する。
押せ押せの神大は4回表、9番檜垣がフルスイングすると、わかさの右中間へ大飛球が飛ぶ。前に来ていた関大の外野をあざ笑うような打球は2塁打となる。バントで送って一死3塁から、2番北野が捉えた打球はセンター後方へ飛距離充分の犠牲フライとなり、5-0とリードを広げる。
理想的な試合展開に持ち込んだが、ここで喰らい付いてくるのが王者の底力なのか。4回裏、前のイニングまで完璧に抑え込んでいた神戸先発のエース檜垣は先頭の1番にライトオーバーの2塁打を打たれる。初安打に浮き足立ったのか、続く2番の送りバントの処理を誤り、無死1.3塁のピンチを招く。3番の内野ゴロの間に1点を献上すると、4番の強烈な打球をショートが後逸し、2点目を奪われる。さらにテキサスヒットと長打を浴び、一気に同点に追いつかれてしまう。
続く5回の裏、関大の3番は去年から活躍する白石。インハイをフルスイングすると打球は弾丸ライナーでレフトスタンドへ。関大が逆転に成功する。
しかし神戸打線も喰らいつく。先頭の7番福田将が変化球を捉え、センターの頭上を越す2塁打でチャンスメイクする。8番中山が送ってバッターは今日大活躍の檜垣。低めの落ちる球をうまく拾うと打球は三遊間を破る同点タイムリー。まさにキング野球である。
熱いシーソーゲームは7回裏、関大の先頭神足がセーフティバントを決めると、盗塁で二進、犠打で三進する。関大は2番に代打堀口を起用すると、堀口は詰まりながらもしぶとくライト前に勝ち越しタイムリーを放つ。続くピンチはリリーフした山本が抑え、逆転への流れを作る。
7回からリリーフした関大の池川を攻略したい神戸。8回表、神戸の先頭高田がレフト前へ運ぶと、チャンスを広げ二死2.3塁で1番田中の打球は相手サードの悪送球を呼ぶが、捕球したファーストと打者走者の田中が一塁手前で交錯し、判定はアウトとなる。抗議も実らず、この回を無得点で終える。最終回にも一死2塁のチャンスを作るが、得点は奪えずゲームセット、悔しい敗戦となった。
関大相手に善戦したものの、結果が全てのリーグでは勝利が必要である。切り替えて次の試合に挑む。


神戸
7田中(③.向陽) 4-2-1
7米津(②.長田)
6北野(③.千里) 2-0-1
9津毛(③.四條畷) 3-0-1
PH→9奥田(②.高松) 1-0-0
8藤井大(③.神戸) 4-1-1
5江城(②.東住吉) 4-0-0
PH新家(①.立命館) 1-0-0
3高田(①.高志) 4-1-0
PR川村(③.寝屋川)
4福田(③.大阪桐蔭) 3-1-0
4木村(①.津)
2中山(①.生野) 2-1-0
1檜垣(③.六甲) 2-2-2
1山本(②.西京)


関大
9高品(①.関大北陽) 3-1-0
4藤元(③.芦屋) 3-0-0
PH堀口 1-1-1
PR伊藤
4長尾
3白石(③.六甲アイランド) 4-1-2
5前田(②.近大附) 4-0-1
7吉田(③.関大北陽) 3-0-0
2庄中(①.加古川北) 4-1-0
6福井(③.川西緑台) 3-1-1
PH岸本 1-0-0
6薮田
1平井(②.川西緑台) 3-1-2
1池川
8神足(③.岩国) 3-1-0


2安打2打点1スクイズのエース檜垣