神戸大学 準硬式野球部

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シンダイジュンコー

関西六大学春季リーグ戦第1節対立命館

2013年03月21日 | 試合結果
3月21日
ついにこの日がやってきた。秋季リーグの屈辱の最下位から半年。臥薪嘗胆で練習に励んできた。その成果をいかんなく発揮し雪辱する。
開会式では木俣が緊張の開会宣言をし、大会委員長から「周りの支えに感謝しながら、関西六大学は水準の高いリーグであるとしめしていこう」みたいな挨拶があり、田中から「3回生は悔いのないように」とあいさつし、立命館大学の内山主将が「スポーツマンシップにのっとり正々堂々戦い抜く」ことを誓った。開会式が終わると寒さで冷えてしまった体を再び温めなおしついに試合が始まる。

試合結果

立:001 010 100=3
神:000 060 10X=7

【勝利投手】 守田 1勝0敗
【セーブ】  内藤 0勝0敗1S
【敗戦投手】  堺  0勝1敗

≪スタメン≫
        打安点
1 三 米村  400
2 二 山崎  301
3 捕 梶木  401
4 遊 溝口  411
5 中 北田  400
6 右 池田  400
7 一 山本賢 300
8 投 守田  100
  H 福井  111
  投 内藤  100
9 左 吉田  211

   回数安四死三責
守田 56360122
内藤 44341001

試合前の円陣で溝口から「とにかく初回が大事」と話があったその初回。先発マウンドには自称エースから真のエースへ進化を続ける20歳守田。この大事な初戦を任された守田だが物怖じすることなく初球はいきなり空振りを取り3球目をショートライナーに打ち取る。続く2番森も落ち着いてショートゴロに打ち取・・・と思われたがここで「とにかく初回」と話していた溝口が痛恨のエラー。今リーグエラーは5個までと内野手で取決めたが打者二人目にして早速1個。不穏な空気が立ち込める。味方のエラーもカバーするのがエースの真骨頂。続く山下に鮮やかにエンドランを決められるも4番内山を見逃しの三振に切ると5番の柴田はサードフライに打ち取りピンチを脱する。これには溝口も「耐えたー」と一安心。ピンチのあとにチャンスありといきたいところだったが初回の攻撃は好投手堺の前に3者凡退。試合が動いたのは3回。1番望月にヒット、2番森にバント、3番山下にタイムリーと野球の教科書みたいな点の取られ方で先制を許す。が、このままずるずるいかないのが守田のメンタルの強さ。続く4番内山をまたも三振に切り、5番柴田をファーストゴロに打ち取り追加点は許さない。その裏、奈良教育大学戦での溝口の説教以来空気を読むバッティングをするようになった山本賢がこの日も6人連続凡退から反撃の糸口をつかむために空気を読みワンスリーになってもストライクを見逃し、ファールで一球粘ったあとで四球を選ぶ。が、続く守田が送れず、挙句に山本賢がキャッチャーからの牽制球で刺され貴重なランナーを失う。味方の援護がないなかで粘りのピッチングを続ける守田だったが5回。1死一二塁からここまで2三振の内山。これが4番の意地なのかここまで2打席全くあっていなかった変化球を完璧に捉えられ満塁とされる。続く柴田に浅めのレフトフライを打たれるとサードランナー俊足の森はタッチアップ。懸命の中継プレーも送球がショートバウンドになり生還を許す。なおもピンチは続くも、守田が抑えここで守田はマウンドを降りる。その裏勝利投手の権利のかかる堺。さらにここまでノーヒットピッチング。先頭の北田を落ち着いてショートゴロに打ち取・・・と思われたがここで痛恨のエラー。ノーアウトのランナーをだす。続く池田。またの名をゴロリーダーというこの男がバスターできっちりゴロを転がすとサードがエラー。甲南大学が「仕上がっていない」と話していた通り立命館はもろさを露呈する。さらに続く山本賢の送りバントの送球もセカンドが落球。ノーヒットで無死満塁とする。続く守田の打席に代打は男福井。その初球を振りぬくとふらふらっと上がった打球はライト線にポトリと落ち待望の初ヒットとともに1点を返す。さらに続く吉田が押し出し死球をくらいついに同点に。1死後、山崎のところで初球スクイズを仕掛ける。とここで相手が外に大きく外れるボールでワイルドピッチ。これで勝ち越し。守田には勝利投手の権利が転がり込む。さらに山崎がファーストゴロで福井が三本間に挟まれると相手が福井にタッチする際に落球し立命館はこの回4個目のエラーで4点目を献上。どうした王者立命館。さらに相手のミスに漬け込み攻撃の手をゆるめない神戸は梶木の内野ゴロの間に1点を追加。さらに溝口が溝口らしいライトへのタイムリーで6点目。勝利をさらに引き寄せる。
大量点のあとをきっちり締めたい神戸は6回からマウンドに内藤を送る。先頭に安打を許すも続く3人を落ち着いて打ち取りこの回を0に締めるとマウンドではクールな内藤からガッツポーズが飛び出す。王者の意地を見せたい立命館は7回に柴田のタイムリーで1点を返す。それでもここで盗塁を敢行した柴田を内藤の素早いクイックと梶木の矢のような送球で阻止し流れを渡さない。するとその裏。一番好きな打順は9番と話していた吉田がその9番でライトの頭を越える三塁打を放つ。1死後山崎が難しい外の球をスクイズを決め再び4点差とする。最終回、1死から望月に巧みなバットコントロールでレフト前ヒットを浴び簡単には終わらせてくれない。続く森。最後はショートゴロゲッツーに仕留めゲームセット。
相手のミスには助けられたもののきっちりその点を守りきる、自分たちのやるべきことはやった神戸。この勝利におごることなく明日の第2戦も守りの野球で勝利しよう!


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