神戸大学 準硬式野球部

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シンダイジュンコー

近畿地区国立大学体育大会決勝

2013年08月24日 | 試合結果
8月22日@ほっともっとフィールド神戸

対滋賀大学教育学部

≪試合結果≫
神:001 000 013=5
滋:100 000 001=2

【勝利投手】 守田
【敗戦投手】 福居

1 左 吉田  311
2 遊 村野  300
  H 黒田  100
  遊 宇賀  111
3 右 篠田  521
4 一 山本賢 412
5 捕 福井  510
6 中 山路  400
7 二 山本寛 300
8 三 小谷  100
  H 平尾  100
  三 堅田  000
9 投 守田  300
  投 渡辺  000
  H 大橋  110
  R 生駒  000
  投 山本龍 000


    回 数 安三四死失責 率
守田  7 98 650011
渡辺  1 19 111000
山本龍 1 17 110100

3連覇まであと1勝。今年も甲子園決勝と同じ日にひっそりと行われる近国決勝。しかし今年は甲子園に負けない素晴らしいスタジアムが用意されていた。この最高の舞台にふさわしい試合となったのであった。
打線は序盤、シュート気味の投手に苦戦を強いられ初回は三者凡退に倒れる。一方、先発の守田。スピードガンが出るため登板前から「今日全身がバケモン痛いから120キロぐらいやな」とハードルを下げていた。注目の初球は125キロのストレート。まあまあである。「渾身のボール投げたなと思った時だけ確認してた」と特にスピードガンをきにすることなく淡々と投げる。しかし2番打者に安打と盗塁を許すと3番、今大会注目のスラッガー山本。だったがここはゆるい変化球で空振り三振に切る。しかしつづく4番にセンター前にはじき返され強肩の山路がホームへ返球するも緊張で感覚がおかしかったか、らしからぬ地面にたたきつけたようなボールで二塁ランナーの生還を許す。守田は何も思ってなかったが山路は責任を感じたらしく「ごめんな」と密かに守田に謝っていたようだ。
先制うぃ許した神戸は3回、ショートゴロ2本で6球でツーアウトとされ1番吉田。ベンチで木俣が「じっくり行くと見せかけて初球をガツンと行くんやろー、ビジョンが見えてるなー」と声援を送ると、その初球。ガツンと弾き返した打球は打った瞬間それと分かる大会第4号の同点本塁打。これぞキャプテンの意地だ。チームを活気づける一打であった。が、後続が断たれ勝ち越しとはいかない。ここからは両投手がしのぎを削る投手戦が展開され試合はこう着状態に。均衡が破れたのは8回絶好調男篠田が左中間へ3塁打を放つ。ここで4番山本賢。吉田自身「つなぎの4番」と位置づける。だかろこそ、3球目にスクイズ敢行。だったが外に外されてしまうがなんとかバットにかすらせ(本人いわく当たっていない)ファール。こうなれば4番として打つしかない。ここまで1失策、バント失敗と負ければ戦犯だ。なんとかミスを取り返すために気合十分であった。次の球をセンターにはじき返しここへきて山本賢の意地が勝り神戸が勝ち越しに成功。球数が100球目前になった守田をあきらめ8回からは渡辺。打順は最強打者3番山本、実はバケモン4番高岡。先頭山本に対しては慎重になりすぎたかストレートのファアボール。さらに高岡に対してはセンター前ヒット、盗塁で無死二三塁と一打逆転の絶対絶命のピンチを迎える。しかしここからが渡辺の真骨頂。まずは5番を三振。さらに続く打者は低めのボールでショートゴロ。ここは代わったばかりのショート宇賀が落ち着いて、もはや落ち着きすぎて送球遅かったよというぐらい落ち着いてさばいて本塁へ送球しこれで2死一三塁。つづく打者もボテボテのショートゴロに。ここもショート宇賀が前に足を動かして一塁へ送球しアウト。渡辺と宇賀でこのピンチを切り抜ける。ピンチの後にチャンスあり。9回、先頭山本寛が四球を選ぶと奈良高の宝、堅田がバントを一発で決め代打大橋。ライト前に運び起用に応える。そして今日本塁打の吉田。さすがにここは歩かされ、守備固めで起用されている宇賀。本人は「スクイズあるかなーって思ってた」という程度の緊張具合だったようで意外とリラックスできていて3球目。誰もが「おおー!」と叫んだ。宇賀の放った打球はきれいにセンターの前に。これで貴重な貴重な追加点を挙げると、続く篠田がもはや当たり前のようにライトへタイムリーを放ちさらに1点続く山本賢の犠飛でもう1点追加。最後のマウンドには成長株山本龍。1点を失うも最後は好打者山本をレフト正面のライナーに打ち取りゲームセット。ついにやったぞ神戸!黄金時代はまだ終わらない、近国3連覇達成!1年間3連覇のプレッシャーに追われていた吉田も安堵の表情を浮かべる。これまでの昨年は抽選優勝であったりしたが今回は間違いなく神戸の完全勝利。2試合2点の守備力で守り勝った神戸。この勢いに乗ってリーグ戦に挑もう!

本日の勝手にMVP:宇賀
(プレッシャーのかかる場面での守備と、値千金のタイムリーを放ったにもかかわらず「あのとき何考えてたん?」と聞いたら「いやー別になんも考えてなかったわー」と強がっていたことが評価された)

近国総合MVP:篠田
(10打数5安打2打点と集中講義で欠場中のライバル小椋の穴を埋めるどころか小椋にはまだ負けないとライバル意識をさらにかき立てたことが評価された)

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