今年の十五夜は9月8日。我が家でも、ささやかに、お供え物をしました。残念ながら小雨が降って、お月様は見えませんでしたが(>_<)
ところで、お月様にはウサギが住んでいるそうですが、それには悲しい伝説があるのをご存じですか?
昔々、インドにウサギとサルとキツネが一緒に暮らしていました。ある日、お腹が空いて倒れている人を見つけて、サルは木に登り色々な実を集めてきました。キツネは川の魚を獲ってきました。でもウサギは何もしてあげることができません。そこで、サルとキツネに焚き火をしてもらい「どうぞ私の肉を召し上がって下さい」と言って、火のなかへ身を投げました。行き倒れの人は、実は帝釈天という神様で、命を投げ出して人を救ったウサギを月へ昇らせ、人々が仰ぐようしたのだそうです。お月様を見る時、伝説とはいいながらチョッと悲しくなります(T_T)十五夜になると思い出すお話でしたm(__)m