はい、こんにちわ。
前回の投稿から政界では色々出来事がありました。
中でも大きかったのは、台風の襲来です。繰り返し襲ってくる台風の脅威に、日本列島は大きなダメージを受けました。
政府の対応は後手後手に回り、甚大な被害が各地で出てきています。
多くの被害が出ているにも関わらず、
自民党二階幹事長からは「これだけの被害で済んでよかった」だの
菅官房長官からは「政府の対応は適切だった」だの、とてもじゃないですが国民の生命を守るべき政府のコメントとは
思えない発言が繰り返し飛び出してきています。
しかし、読売新聞の調査では「政府の台風対策は問題なかった」とする意見が半数を占めるなど、
どうやら「安倍政権がやる事は何でもOK」みたいな風潮になってきつつあります。
私はこの状況を、末期の危機的状況と捉えています。
それは、安倍政権が憎い。というレベルの話ではなくて、いま日本政府の危機管理能力が下の下にあること、
国民の危機管理への意識が最下層に堕ちてしまっていることを危惧しているんです。
09年~12年まで続いた民主党政権では、民主党の圧倒的な経験不足による頼りなさ・自信のなさの状態において、
リーマンショックに始まった世界的金融危機や漁船衝突事件、領海領空領土侵犯、北朝鮮の核&ミサイル問題、
そして東日本大震災など、いまだかつて経験した事がないような危機が降り注いできていました。
これに対して国民の危機管理意識は頂点に立っていたでしょうし、危機管理を得意と標榜する自民党へ
一定の期待感が沸騰したのは分からない話ではありません。
安倍政権も、発足当時は危機管理に対して非常に敏感だったと思います。これは認めます。
しかし、7年以上にわたる長期政権への驕りと、特にアメリカに対する属国化意識がこれをすべて狂わせます。
領海領空領土侵犯は、安倍政権に政権が代わってからも繰り返し行われ続けていますが、
国民は安倍政権の責任としてこれを断罪しません。しかし政府から出るコメントは「遺憾」の一言です。
そして、北朝鮮のミサイル発射も相次いでいます。アメリカのトランプ大統領は大陸間弾道ミサイルの発射さえ
なければこれを問題視しないという発言をしています。これはアメリカ・ファーストの大統領であれば
分からないではない発言です。ですが日本にとってはどうでしょう。自分たちの住まう領土の近隣で、ミサイルが
バンバン撃たれているんですよ。この中で安倍首相は夏休みにゴルフに興じていました。「問題はない」と。
もし、ミサイルの操作が誤って領土に着弾をしたらどうするんでしょうか。
なぜその危険性が0.1%ある中でゴルフを楽しむ事が出来るんでしょうか。
私が首相なら、怖くてゴルフをやってなどいられません。
「また撃ったのか、状況を説明してくれ!」と言ってすぐにゴルフを中止し、然るべき場所へ向かうでしょう。
これ、一昔前の政権がやっていたら内閣は吹っ飛んでいました。
すべての原因は、国民がこういった事象に慣れてしまい興味を失って、
「まあ大丈夫だろう。今の政権はしっかりやってくれるだろうし」という謎の安心感を持っている事にあります。
私はこれが怖くて仕方ありません。政府にもこういった謎の安心感が充満してきています。
中国にも、韓国にも、ロシアにも、北朝鮮にも、そしてアメリカにも、
私は「日本」に対して少なからずの悪意があると思っています。
悪意、というと刺激が強いかもしれませんが、少なくとも他意はある。
それを感じ取り、分析し、そして対策し、したたかに備える、その危機管理能力が
今の内閣、および政治にあるとは到底思えません。
政治とは、危機管理のためにある。といっても過言ではないでしょう。
国民の命を守る、という事ですよ。
対する我が支持政党の立憲民主党では、危機管理に対する意識はどうでしょうか。
現在、災害対策本部長には、台風で被災した千葉県の岡島議員が就いており対応に当たっています。
被災した宮城県にも枝野代表と安住国対委員長が足を運び、現地を視察していますが、
立憲民主党の危機管理意識も下の下、と言えます。
まず、台風被害が起こっている最中、長野県で参議院の会合が行われていました。
これ自体を中止にする事は無かったと思いますが、芝参院国対委員長をはじめ複数の議員が
ゴルフに興じている、という事が明らかになりました。
危機的状況において、安倍総理のゴルフを批判すべき立場の野党第一党が、同じくゴルフに興じている。
危機管理に与党も野党もありません。野党第一党に出来る対応策も当然あるわけです。
そんな中、あまつさえゴルフに興じている意味が分かりません。
TWITTERでは、「ゴルフ自体に問題がある、というのは偏見」「ゴルフはコミュニケーション。必要だ」等という
意見をいくつか貰ったのですが、別のゴルフがどうのと言っているのでありません。
サッカーならいいのですか?バスケならいいのですか?そういう事じゃないんですよ。
よくゴルフをしていられるな、というその無神経さに驚いているという事です。
立憲が台風被害の中でゴルフをしていた事に批判しない方は、安倍政権を一切批判出来ないという事を肝に銘じておいて欲しいです。
政治家の危機管理意識に与党も野党もありません。
立憲民主党は、党自体に掛けられているデマや悪意のある攻撃、そして国内外の危機に野党第一党として
対応できるよう、「危機管理本部」を設置すべきだと考えます。
「危機管理本部」は、枝野代表直属の組織として重鎮を据え、常に党内外・国内外の危機管理に目を光らせる組織とすべきです。
未だに、枝野代表へ「革マル献金疑惑」や辻元議員へ「生コン疑惑」、山尾議員への「不倫疑惑」、蓮舫議員への「二重国籍疑惑」など、
本当にあったのか・完全なるデマなのか、ウヤムヤになってしまっている攻撃材料が山ほどあります。
こういった事も放置している状況がプラスになるとはとても思えません。
これは党内に対する危機管理だと思います。デマに対しては法的処置を基本に厳正なる対処をすべきでしょう。
そして、国内外への危機管理対応は政権を獲った際は必ず必要となります。
立憲民主党は「危機管理」に重点を置いた、したたかで強い野党第一党である事が国民への安心につながります。
安倍政権は危機に対して鈍感になってきたけど、立憲民主党はしっかり対応してくれそうだよね。
国民がそう思ってくれれば、政権交代への道も近づくのではないでしょうか。
私はこの「危機管理」に対する異常な意識の低さを本当に危惧しています。
日本がいつかやってくる危機に対して鈍感であれば、この国は守れない。そう強く思います。
前回の投稿から政界では色々出来事がありました。
中でも大きかったのは、台風の襲来です。繰り返し襲ってくる台風の脅威に、日本列島は大きなダメージを受けました。
政府の対応は後手後手に回り、甚大な被害が各地で出てきています。
多くの被害が出ているにも関わらず、
自民党二階幹事長からは「これだけの被害で済んでよかった」だの
菅官房長官からは「政府の対応は適切だった」だの、とてもじゃないですが国民の生命を守るべき政府のコメントとは
思えない発言が繰り返し飛び出してきています。
しかし、読売新聞の調査では「政府の台風対策は問題なかった」とする意見が半数を占めるなど、
どうやら「安倍政権がやる事は何でもOK」みたいな風潮になってきつつあります。
私はこの状況を、末期の危機的状況と捉えています。
それは、安倍政権が憎い。というレベルの話ではなくて、いま日本政府の危機管理能力が下の下にあること、
国民の危機管理への意識が最下層に堕ちてしまっていることを危惧しているんです。
09年~12年まで続いた民主党政権では、民主党の圧倒的な経験不足による頼りなさ・自信のなさの状態において、
リーマンショックに始まった世界的金融危機や漁船衝突事件、領海領空領土侵犯、北朝鮮の核&ミサイル問題、
そして東日本大震災など、いまだかつて経験した事がないような危機が降り注いできていました。
これに対して国民の危機管理意識は頂点に立っていたでしょうし、危機管理を得意と標榜する自民党へ
一定の期待感が沸騰したのは分からない話ではありません。
安倍政権も、発足当時は危機管理に対して非常に敏感だったと思います。これは認めます。
しかし、7年以上にわたる長期政権への驕りと、特にアメリカに対する属国化意識がこれをすべて狂わせます。
領海領空領土侵犯は、安倍政権に政権が代わってからも繰り返し行われ続けていますが、
国民は安倍政権の責任としてこれを断罪しません。しかし政府から出るコメントは「遺憾」の一言です。
そして、北朝鮮のミサイル発射も相次いでいます。アメリカのトランプ大統領は大陸間弾道ミサイルの発射さえ
なければこれを問題視しないという発言をしています。これはアメリカ・ファーストの大統領であれば
分からないではない発言です。ですが日本にとってはどうでしょう。自分たちの住まう領土の近隣で、ミサイルが
バンバン撃たれているんですよ。この中で安倍首相は夏休みにゴルフに興じていました。「問題はない」と。
もし、ミサイルの操作が誤って領土に着弾をしたらどうするんでしょうか。
なぜその危険性が0.1%ある中でゴルフを楽しむ事が出来るんでしょうか。
私が首相なら、怖くてゴルフをやってなどいられません。
「また撃ったのか、状況を説明してくれ!」と言ってすぐにゴルフを中止し、然るべき場所へ向かうでしょう。
これ、一昔前の政権がやっていたら内閣は吹っ飛んでいました。
すべての原因は、国民がこういった事象に慣れてしまい興味を失って、
「まあ大丈夫だろう。今の政権はしっかりやってくれるだろうし」という謎の安心感を持っている事にあります。
私はこれが怖くて仕方ありません。政府にもこういった謎の安心感が充満してきています。
中国にも、韓国にも、ロシアにも、北朝鮮にも、そしてアメリカにも、
私は「日本」に対して少なからずの悪意があると思っています。
悪意、というと刺激が強いかもしれませんが、少なくとも他意はある。
それを感じ取り、分析し、そして対策し、したたかに備える、その危機管理能力が
今の内閣、および政治にあるとは到底思えません。
政治とは、危機管理のためにある。といっても過言ではないでしょう。
国民の命を守る、という事ですよ。
対する我が支持政党の立憲民主党では、危機管理に対する意識はどうでしょうか。
現在、災害対策本部長には、台風で被災した千葉県の岡島議員が就いており対応に当たっています。
被災した宮城県にも枝野代表と安住国対委員長が足を運び、現地を視察していますが、
立憲民主党の危機管理意識も下の下、と言えます。
まず、台風被害が起こっている最中、長野県で参議院の会合が行われていました。
これ自体を中止にする事は無かったと思いますが、芝参院国対委員長をはじめ複数の議員が
ゴルフに興じている、という事が明らかになりました。
危機的状況において、安倍総理のゴルフを批判すべき立場の野党第一党が、同じくゴルフに興じている。
危機管理に与党も野党もありません。野党第一党に出来る対応策も当然あるわけです。
そんな中、あまつさえゴルフに興じている意味が分かりません。
TWITTERでは、「ゴルフ自体に問題がある、というのは偏見」「ゴルフはコミュニケーション。必要だ」等という
意見をいくつか貰ったのですが、別のゴルフがどうのと言っているのでありません。
サッカーならいいのですか?バスケならいいのですか?そういう事じゃないんですよ。
よくゴルフをしていられるな、というその無神経さに驚いているという事です。
立憲が台風被害の中でゴルフをしていた事に批判しない方は、安倍政権を一切批判出来ないという事を肝に銘じておいて欲しいです。
政治家の危機管理意識に与党も野党もありません。
立憲民主党は、党自体に掛けられているデマや悪意のある攻撃、そして国内外の危機に野党第一党として
対応できるよう、「危機管理本部」を設置すべきだと考えます。
「危機管理本部」は、枝野代表直属の組織として重鎮を据え、常に党内外・国内外の危機管理に目を光らせる組織とすべきです。
未だに、枝野代表へ「革マル献金疑惑」や辻元議員へ「生コン疑惑」、山尾議員への「不倫疑惑」、蓮舫議員への「二重国籍疑惑」など、
本当にあったのか・完全なるデマなのか、ウヤムヤになってしまっている攻撃材料が山ほどあります。
こういった事も放置している状況がプラスになるとはとても思えません。
これは党内に対する危機管理だと思います。デマに対しては法的処置を基本に厳正なる対処をすべきでしょう。
そして、国内外への危機管理対応は政権を獲った際は必ず必要となります。
立憲民主党は「危機管理」に重点を置いた、したたかで強い野党第一党である事が国民への安心につながります。
安倍政権は危機に対して鈍感になってきたけど、立憲民主党はしっかり対応してくれそうだよね。
国民がそう思ってくれれば、政権交代への道も近づくのではないでしょうか。
私はこの「危機管理」に対する異常な意識の低さを本当に危惧しています。
日本がいつかやってくる危機に対して鈍感であれば、この国は守れない。そう強く思います。