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GGの楽書帖

BLOG講座の受講を機に楽書帖を立ち上げました、シニアのパソコン奮闘記など楽書していきます。

朱雀合同句会

2016年05月30日 | 俳句

27日は、句誌「若狭」主宰遠藤若狭男先生をお迎えし市文学館を会場に朱雀合同句会が開催されました。参加者30名、兼題「青、茶、雑詠」各一句を予め投句、選者は主宰、神山会長と私の三人、披講は矢作、森のお二人にお願いし、2時間の句会…。

若狭主宰の特選句は、椙子さんの「競り声の飛びて茶の町茶の香る」に決定、リズムが良いとの短評がありました、会長の特選句は葉月さんの「茶所の家庭訪問茶山まで」新学期が始まり家庭訪問の時期ですが、新茶の時期は先生も心得ており茶山まで訪問する事がある…、茶産地ならではの風景が巧みだと選評、私の選んだ特選句は千鶴子さんの「浜木綿に風の迷子がもぐりこむ」です、ファンタジーを感じる句で、誓子の「海に出て木枯し帰るところなし」と対照的な楽しさがあると選評しました。各選者とも入選句を9~10句発表し、特に主宰から出席者の質問に答えて頂き一同拍手で句会を閉じました。4時から「あづまそ」で懇親会を開催、若狭主宰から楽しいお話も伺いながら、有意義に初夏の夕べを満喫しました。なお25日発売の俳句総合誌「俳句界」6月号に「若狭」誌の紹介と若狭主宰のハンサムな写真が載っています。


句会

2016年05月30日 | 俳句

25日は鍛錬句会に参加、出席13名いつもの通り各自一題提出…、私からは「海」を出す。13題から10句投句がルール…、平均6分で1句の割の句作りとなる。いつも最後の1~2題で苦しむことになる、本日の主宰選句結果特選は次の通り。

「江ノ電のふらり降り立ち夏来る」堅二、「叱られて裸足で走る祖母の家」弥生、「旬のものたった二合の豆の飯」禮子、「まさに旬どっさり届く夏蜜柑」京子、「旬と云う言葉に弱し初鰹」よし江、「転任地一膳飯屋の鱧の味」堅二、「リズム良く風に木魚や五月晴」良夫、「夏木立映すホテルの大瑠璃戸」椙子、「トランジスターラジオ木陰に三尺寝」よし江、「雨粒も花の一片額の花」椙子、「老二人定位置に座し豆御飯」一男、「スコールの過ぎし海面二重虹」よし江…。


こぶしの会

2016年05月30日 | 俳句

先月は欠席したので久し振りの句会となりました。今月の兼題は「立夏」、拙句「母の忌の手水冷たき立夏かな」が特選を二点頂きました、主宰の「とりかへしつかぬことども昭和の日」、「囀りに醒めて血圧正常値」の二句、Hさんの「嗚呼無残熊本城や楠若葉」、Yさんの「迫り来る富士の全貌夏に入る」、「群青の空に未来の初子の凧」に特選が一点づつ入りました。来月の兼題は「雲の峰」に決定…、頑張りましょう!


化石俳句実行委員会

2016年03月26日 | 俳句

3月に入り、市図書館のロビーに展示する俳句大会入選作品の飾りつけを行ったり、今回の大会の反省や今後の開催についての検討会など年度末がらみの作業がありました。京都在住の孫も卒業式を迎え、現地に就職も決まり下旬には、東京在住の二人の孫たちと打ち合わせて我ら老夫婦と小旅行をする事になりました。楽しい限りです…!!


俳句

2016年02月15日 | 俳句

NHK全国俳句大会の入選作品集が届きました。昨年は二句入選でしたが、今回は春の東部吟行で出会った親子の川遊びの様子を詠んだ「幼子の語らひ楽し聖五月」が入選しました。この句も私にとって思い出に残る句となります。なお、毎日新聞全国大会の作品集も続けて届き「記憶まで迷路に入りし残暑かな」の句が予選通過句となっていました。今年もまた頑張りましょう!


こぶしの会

2016年01月21日 | 俳句

19日はこぶしの会の初句会です、恒例によりもくせい会館のレストランで昼食会を開きました。昼食後7階談話室に移動し新年の互選会となりました。本日の司会は私が当番、今年からルールも改め特選1句、平選2句による互選会となりました、結果Mさんの「初日の出わが晩節の幕開けや」と、Sさんの「墨の香や少し開けたる初座敷」、Yさんの「駄句なるも老いの意気地や初句会」が各々特選2点ずつ、特選1点が拙句「初富士をしかと仰ぎし果報かな」とHさんの「うち揃ふことめでたしや初句会」となりました。なお、昨年の年間賞が発表されYさんが最多得点賞を獲得しました。今年は私も頑張ります!!


化石俳句大会表彰式

2016年01月21日 | 俳句

17日は市民ホールおかべで第12回村越化石俳句大会の表彰式が行われました。今回は、一般から418句、小中学生から1898句の投句があり、特に中学生の部ではアメリカのワシントン日本語学校から53句、また東京都町田市から156句の応募があり、実行委員一同国際的広がりに驚いたり喜んだりの結果でした。化石賞は、一般の部「茶を摘みつ子の宿題の九九を聞く」(吉田町 菅原さん)、小学低学年「夏空にイルカのジャンプ金メダル」(高洲小 服部さん)、高学年「夏休みたいくつそうなランドセル」(小川小 永井さん)、中学の部は町田第一中の濱田さんの「豊の秋祖父の笑顔は花のよう」でした。式には市長、教育長も出席され入賞された皆さんに祝辞を頂きました。


こぶしの会

2015年12月19日 | 俳句

15日は本年最後のこぶしの会でした、欠席が2名あり主宰と司会当番が6句選、後は4句選の互選会となり、最高点句は本日欠席のMさんの「寒鯉の目玉くるりと近寄りぬ」が6点、後は3点が3句、2点が4句、1点が5句となり拙句「村一つ深々として冬銀河」、「我が影と向い合ってる十二月」、「遠州の古刹巡りや冬温し」が各ランクに一つずつの結果でした。新年最初の会の当番は私です、次年度も頑張りましょう!


現代俳句協会

2015年12月19日 | 俳句

14日、静岡あざれあ会館で県協会の役員会があり参加してきました。来月14日開催の総会に提案する一連の事業報告、決算書と共に来季の役員候補案についての協議があり、問題点も多々論議されましたが結論としては会長留任、副会長1名交替、事務局長交替、常任幹事3名中2名交替となりました。


吟行

2015年12月01日 | 俳句

いよいよ12月、師走の風を感じる季節となりました。日曜日袋井市可睡斎、磐田市の旧見付学校を巡る西部文学散歩吟行俳句大会に参加してきました、参加者53名、バス2台に分乗し午前中に吟行地を散策し正午に磐田グランドホテルに到着、各自2句投句の後昼食、午後から西部地区の役員の進行で選句、披講となり、特別撰者の講評と続き…、成績発表、表彰がありました。優秀賞には、つげ葉子さんの「ハナ、ハト、マメ聞こえて来さう石蕗日和」、鈴木あさ子さんの「明治は遠く甲、乙、丙、丁冬うらら」、九鬼あきゑさん「破れ蓮どれも祈りの形なす」、山岸文明さんの「大寺の大冬木とて睡る可し」の4句が選ばれ、拙句「帰り花こっくり和尚の目覚めかな」も辛うじて入選句に選ばれ賞品を頂きました。