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GGの楽書帖

BLOG講座の受講を機に楽書帖を立ち上げました、シニアのパソコン奮闘記など楽書していきます。

こぶしの会 六月

2025年06月13日 | 俳句

梅雨に入りました Tさんが今月卒寿を迎えます すこぶるお元気です。

さて今月の季題は 梅雨 4句選の結果 

3点 湯の宿で迎える卒寿梅雨の月  隆

   梅雨滂沱汽笛地を這う港町   博

2点 浮き沈み琥珀色増す梅酒かな  良夫

   衣替え嬉しきものがポケットに 利昭

   短夜や語る言葉も少なくて   一男

   梅雨に入る軒の滴にリズムあり 良夫

   梅雨迎うブランド傘を新調し  利昭

1点 心眼で富士を仰ぎし鑑真忌   一男

   五月場所唯一無二の綱生まる  良夫

   燥ぐ児の真顔浮き出る路地花火 隆

   富士隠す雲の幾重や額の花   博

 次回の 兼題は 動物全般

   

 


こぶしの会 五月

2025年05月15日 | 俳句

今月の会は13日、主宰はIさんにバトンタッチ。

互選の結果は以下の通りと相成りました

3点 うなだれて君待つ風情桐の花  一男

2点 新樹光正倉院を包みをり    博

   新樹の気五臓六腑に染み渡る  一男

   新緑や威儀を正して弓引く子  利昭

   万緑やミシュラン超ゆる手弁当 博

   稚あやす指先天に虹の橋    良夫

1点 新緑や欄干赤き通学路     隆

   新茶汲む余生彩るひとときに  博

   微風の緑の香り夏来たる    利昭

   団欒の尽きぬ昼餉や柏餅    隆

   母の日の花籠届く昼餉かな   一男

   古びたる六法開く憲法記念の日 利昭

   ゆったりと山門抜くる風若葉  良夫 


こぶしの会

2025年04月18日 | 俳句

しばらく休眠していた句会 こぶしの会 を今年度より再開いたします。

四月例会は 私が主宰当番で 季題は「花」選句の結果は以下の通り

4点 鄙びたる志士の寓居や老桜  隆

3点 青空のすがすがしきや花六分 博

2点 大きなお尻水に映して潮干狩 利昭

   石楠花の紅重なりて紅を増す 一男

   鎮魂の嗚咽の漏るる花の寺  良夫

   旅の夜誘うバーの花馬酔木  利昭

1点 蕉翁の訪ねし伊良湖花祭   一男

   トランプの繰り出すジョーカー冴え返る 隆

   難産の国家予算や花曇    良夫

   菜の花やときめき色の風の中 一男

   まぼろしの喫茶の窓辺リラの花 博

 

 


こぶしの会

2017年01月21日 | 俳句
新年のこぶしの会を17日開催、昼食会を恒例によって「もくせい会館」のレストランで行いました。その後6階会場で喧々諤々の議論が続き結果、4点句に「鐘楼の幾星霜や淑気満つ」博、と「初場所や簪きらり仕切り枡」良夫…、2点句に「境内の巫女のジーンズ年用意」利昭以下6句が並びました。「人日や一草足りぬ粥の味」、「初暦先づ朱で記す診療日」の拙句もその中でした。来月の会は二十一日です。

県現代俳句協会総会

2017年01月21日 | 俳句
14日静岡あざれあ会館で定期総会が開催された、28年度事業報告、会計報告に加え新年度の事業計画、予算も全会一致で可決され役員人事も任期2年目の継続で、一部幹事に変更がありました。今年度の吟行は中部地区の当番です幹事一同頑張らなくてはなりません。総会に続いて句会がもようされ一席に新庄さんの「傷つきし白椿なら風葬に」、二席は同点で久田さん「ポトフ煮る一つ灯りに一人かな」と萩山さんの「卵割る大地と海を創り出す」でした、私の選句は二席の二句に加えて静風さんの「妻の繕ふ俺(おら)のこだわるちゃんちゃんこ」を特選にしました。

句会

2016年12月31日 | 俳句
21日朱雀の鍛錬会です、参加者13名…席題は「神、子、手、みかん、夢、干す、寄、日、木、焚火、一人、越す、枯」の13題、この中から10句の投句がルール。結果講師特選が10句、内「神木に息を合わせて注連飾る」と「木の実独楽地球のまわる音のする」の拙句2句が選ばれました。Kさんの「大富士の燃え上がるごと磯焚火」、Yさんの「胎の子もついでに貰ふお年玉」など佳句が並びました。

こぶしの会

2016年12月31日 | 俳句
20日本年最後のこぶし句会です、担当はTさん…兼題は「冬夕焼と雑詠」。15句を互選の結果、4点句にYさんの「朱のメモをつと振り返る古暦」、3点句に拙句「冬夕焼三々五々の里灯り」、2点句に「歳晩やもつれし糸の解けぬまま」の拙句以下4句が並びました。来春は1月17日がスタートとです。昼食会を予定しています。

信長祭

2016年11月22日 | 俳句
13日は快晴、朱雀の会が貸切バスで吟行…、行く先は富士宮市西山本門寺(旧芝川町内)。かなり富士川を遡った山中にある古刹、当日は信長黄葉まつり…、中学生の打つ太鼓の演奏や武将に扮した地元の有志、女子中学生の史跡案内等地元の皆さん総出のイベントや俳句大会、茶会、刀鍛冶の実演もあり終日楽しい時間を過ごし、車中で吟行句も披露し合い無事帰路につきました。





県現代俳句協会

2016年11月08日 | 俳句
今年も早11月に突入、最初のイベントは現俳協の吟行です、今年は東部の当番で担当したのは富士地区の皆さんでした。6日日曜日、終日好天に恵まれ、東部から17名、中部、西部から各13名計43名が参加し、JR富士駅から貸切バスで「田子の浦みなと公園、かぐや姫ミュージアム」を散策の後、市交流センターで昼食をとり早速2句投句、午後から互選、披講、成績発表と続きました。終了後は隣接のホテルを会場に懇親会が開催され、山岸実行委員長のハモニカ演奏や地元の皆さんのフラダンスなどの余興ご披露があり楽しい時間を過ごしました。なお、特別ゲストに伊豆の国市の俳人95才の関野星夜さんが参加いただき大変お元気でカラオケのご披露もいただき感激しました。



句会

2016年11月08日 | 俳句
朱雀の例会に参加、出席13名各自から出された席題は「髪、新、寒、大、七五三、豊、葛、紅、雨、雲、池、冬、松」…。うち10句を時間内に投句がルール、結果講師特選は「新米の頬が落ちそう塩むすび」Yさん、「寒夕焼駅はそ知らぬ人の波」Hさん、「この児はね大器晩成とろろ汁」Kさん、「水鳥や池を五倍に大音声」Sさんの四句でした。わが特選句はTさんの「電線があやとりしてる大夕焼」でした。