さっかんの小部屋

個人的な日々のできごとです。ご笑覧あれ。

たかしの詩(うた)

2012年02月20日 | 学校のこと
自分の行っている教室に,たかしというの男の子がいます。
上の写真は,そのたかしが好きな詩を書いたものです。
書かれているのは,以下の二編です。
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初雪  堀口大学

夜明け方
風が来て
窓をたたいた
雪を届けた
合図であった


雪  三好達治

太郎を眠らせ,
太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ,
次郎の屋根に雪ふりつむ。
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選んだ詩もいいんですが,挿絵が見事です。
途中「窓を」が「窓をを」になってるのは,愛嬌ですけど。

同じようなものがもう一つあります。
これです。クリックすると大きくなります。

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母をおもう  八木重吉

けしきが
あかるくなってきた
母をつれて
てくてくあるきたくなった
母はきっと
重吉よ重吉よといくどでもはなしかけるだろう
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この詩に続けて,たかしの感想が赤い字で書いてあります。

お母さんと歩く
お母さんと話しする
お母さんの詩   たかし


たかし,おまえ立派な詩人だぞ。
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