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取手市の神社と寺院

青柳から和田まで取手市内の神社・寺院・堂宇・石仏などを町名順に巡っていきます。

下高井 妙見八幡神社

2014-04-27 11:19:28 | 神社・寺院
もと高井城の鬼門(北東)にあたり、その鬼門除けとして歓進されたと思われる。明治44年(1911)香取八坂神社に合祀されたが、現在は旧地に社のみを残している。(『取手市史』石造遺物編より)

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「高井城址入口」バス停から北へ200mほど行った所に境内があります。
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鳥居(昭和55年、1980)の正面。
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鳥居の左側には石塔や石祠が並んでいます。
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左から双体像(疱瘡神か?寛政年間)、道祖神(天保3年、1832)。
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左から秋葉山大権現(天保6年、1835)、不明石祠(明和6年、1769)の右側面には「下高井邑妙音寺」の文字が読めます。
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左から稲荷大明神?(寛政13年、1801)、水速女命(明治3年、1870)。
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左から雷神社(元禄17年、1704)、如意輪観音像(十九夜塔?)。
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左から三峰山大権現(寛政2年、1790)、二十三夜塔(文化6年、1809)、待道大権現(安政4年、1857)。
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拝殿の正面。
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拝殿の中には本殿が祀られています。
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下高井 薬師堂

2014-03-30 17:39:40 | 神社・寺院
寺号:東光寺(廃寺)
宗派:天台宗
本尊:薬師如来
『取手市史』社寺編に薬師堂に関する詳しい記述があります。
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高源寺入口から東へ30mほど行った所に新四国大師道の道標(大正2年、1913)と四国五十番の札所塔(安永6年、1777)が立っています。
左側が薬師堂の参道です。001



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参道の入口から見た境内。
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参道の左側に新四国相馬霊場第50番札所の大師堂が建っています。
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大師堂の向拝部。左右に扁額が掛けられています。
左側の御詠歌。
よろずこそ 繁多なりとも怠らず 諸病なかれと 望み祈れよ
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大師堂の内部。
中央に弘法大師像が安置されています。
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大師堂の左側に日本廻国供養塔(寛政11年、1799)と大師堂再建記念碑(昭和11年、1936)があります。
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薬師堂の建立時期は不明ですが、屋根については寛保4年(1743)と明治31年(1898)に葺替えがなされたことは棟札から判っています。
昭和60年(1985)に茅葺の上に瓦形金属板屋根で覆いました。
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薬師堂の内部。
中央が須弥壇、右に火鉢が置いてあります。
壁は老朽化による破損が目立ちます。008



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須弥壇の厨子には本尊の薬師如来像と脇侍の日光菩薩像が安置されています。
薬師如来像の体内銘によると制作されたのは文明11年(1479)と思われます。
なお、写真は平成11年8月に薬師堂内が特別公開された時に撮ったものです。
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天井はなく小屋組が露出しているので、かつて茅葺屋根だったことがよく分かります。
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薬師堂の左側には旧大師堂が建っています。
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旧大師堂の内部。
台座に安楽寺現住と刻まれた僧像と大師像が奉られています。
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薬師堂の手前右側には手水鉢(文政11年、1828)が置かれています。
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薬師堂の右側に並んでいる石塔。
左から聖徳太子像(安政5年、1858)、庚申塔(延宝6年、1678)、大乗妙典六十六部日本廻国供養塔(宝暦4年、1754)。
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下高井 高源寺

2014-02-23 22:24:42 | 神社・寺院
山号:普蔵山
院号:普蔵院
宗派:臨済宗妙心寺派、妙心寺(京都府)末寺
本尊:釈迦如来
創立:承平元年(931)
戦国時代の高井城主、相馬(高井)胤永の菩提寺でもあります。
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「高源寺入口」バス停の横に四国四十九番の札所塔(安永6年、1777)が立っています。
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その脇には、左から秩父西国坂東供養塔と地蔵菩薩像が半分地面に埋もれて立っています。
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参道の途中、道の右側に十九夜塔(延宝9年、1681)が1基だけ奉られています。
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入口近くの参道右側に並んでいる六地蔵(年記不明)と右端の地蔵菩薩(明治31年、1898)。
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参道の右側にはさらに石仏が並んでいます。
左から馬頭観音(明治4年、1871)、大日如来像(享保3年、1718)、十九夜塔(安永5年、1776)。
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左から馬頭観世音(享和3年、1803)、馬頭観世音(元治元年、1864)、廻国塔(安永8年、1779)。
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参道から見た山門正面。
『取手市史』社寺編にはかつての茅葺屋根の写真が載っていますが、
平成7年に屋根が改修されて金属板葺になっています。
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山門の下から見た境内。
正面が本堂、参道の右側に鐘楼、左側に地蔵ケヤキの大木が立っています。
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山門をくぐってすぐ右手に鐘楼があります。
鐘楼の屋根も平成7年に改修されました。
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鐘楼の石垣のそばに手水鉢(文化4年、1807)が置かれています。
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高源寺のシンボルマークでもある地蔵ケヤキ(茨城県指定文化財)の推定樹齢は1600年。
ケヤキの洞穴には安産の御利益があるという子育地蔵菩薩像(年記不詳)が奉られています。
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これも同じケヤキの根本に奉られている十五夜塔(寛文5年、1665)です。
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本堂も平成7年に再建されました。
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境内の西側、墓地との境界の小高い場所に堂宇が3棟建っています。
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左端に新四国相馬霊場第49番札所の大師堂が建っています。
左側手前に灯篭(明治11年、1878)があります。
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ご詠歌
十悪のわがみをすてずそのままに 
浄土の寺へまいりこそすれ
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大師堂の内部に奉られている大師像(文化4年、1807)。
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中央の堂宇。
左から地蔵菩薩(享和3年、1803)、地蔵菩薩(年記不明)。
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右端の堂宇には3体の地蔵菩薩像(明治12年、1879)が奉られています。
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墓地の入口から入ってすぐ右側に並んでいる石仏。
左から十九夜塔(貞享5年、1688)、地蔵菩薩(寛文6年、1666)。
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本堂の西側通路脇にも六地蔵(年記不明)が並んでいます。
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下高井 香取八坂神社

2014-01-26 18:24:18 | 神社・寺院
創建:不詳
もとは香取神社と称していたが、明治44年(1911)に八坂神社と八幡神社を合祀し、大正13年(1924)には「香取八坂神社」と改称している。(『取手市史』社寺編より)
祭神:経津主命、素戔嗚命、誉田別命
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参道入口の鳥居(昭和48年、1973)と社柱(昭和48年、1973)。
以前は鳥居の手前に石塔が並んでいましたが、昨年の拝殿改築の際に鳥居の後ろ側に移転されたようです。
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参道の左側に並んでいる石塔。
左から道祖神(昭和34年、1959)、庚申塔(安政3年、1856)、庚申塔(文久2年、1862)、庚申塔(明和6年、1769)、御鑿山大権現(天保13年、1842)。
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参道の右側に並んでいる石塔。
左から秋葉山大権現(寛政10年、1798)、石尊大権現(嘉永4年、1851)、二十三夜塔(文久3年、1863)、猿田彦命(天保8年、1837)。
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長い参道の途中に幟竿置場があります。
右側には高源寺の墓地が隣接しています。
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社殿の手前左側に祠が3棟建っています。
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左から三峯神社、金毘羅神社、天満宮
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三峯神社の祠の内部。
神使の狼が描かれた絵馬が奉納されています。
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金毘羅神社の祠に祀られている本殿。
何故か手前に白狐の像が並んでいます。
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天満宮の祠の内部には「南無天満大自在天神」と刻まれた石塔(貞享5年、1688)が祀られています。
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境内の右側に手水舎があります。
手水鉢は左側(慶応4年、1868)、右側(明治5年、1872)。
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社殿の手前、参道の両側に一対の灯籠(昭和3年、1928)が並んでいます。
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現在の拝殿は昨年(平成25年、2013)改築されました。
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因みに、こちらは平成23年6月に撮影した旧拝殿です。
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向拝軒廻りの部材は旧拝殿から再利用しています。
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拝殿の内部。
欄間の装飾も旧拝殿から引き継いでいます。
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拝殿の左側壁麺には八坂神社と合併する前の香取神社の扁額が掲げられています。
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社殿の左側に神輿庫があります。
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社殿左側の樹の根元に1基だけ不明神の石祠(享保6年、1721)が祀られています。
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下萱場 公民館そば

2013-12-30 17:08:54 | 神社・寺院
下萱場公民館脇の道路沿いに石仏が並んでいます。
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左側の2基は破損がひどいため不明。
その隣から六地蔵菩薩像(文化3年、1806)が並んでいます。
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左から3基は六地蔵の続きで、右端は馬頭観音(寛政元年、1789)。
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左から六地蔵の残りの一体、子育地蔵(安永2年、1773)、釈迦如来?(宝永8年、1711)、四国秩父坂東供養塔(宝暦6年、1756)。
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右端に馬頭観世音の石塔(大正3年、1914)。
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