エレメンタリー5 ホームズ＆ワトソン in NY #7 「二度殺された男」

「二度殺された男 / Bang Bang Shoot Chute」

(HPより)

ベネット・ニーリーが、ベースジャンプでビルの屋上から跳んだ直後に射殺さ

れた。後に、メーンパラシュートに細工がされていたことが判明し、ホームズ

たちは、パラシュートに細工した犯人と、射殺犯の2人を特定することに。ベ

ネットの妻ロズは、ベネットのジャンプ仲間であるマークが疑わしいと供述す

る。2人にはアルトゥロというジャンプ仲間がいたが、3カ月前にベネットと

空中で衝突し墜落死していたことが分かり……。

(以下、私的感想です)

マークはベネットが死んだ後、姿をくらましていたが発見されベル刑事らが聴

取する。逃げたのは次に自分が消されると思ったからだと言う。そしてベネッ

ト殺害犯はアルトゥロの妹で訓練兵のエリザが怪しいと言うが彼女はアリバイ

を主張する。アルトゥロの自伝本によると彼は中東での従軍時に大量の現金が

紛失した。彼は関与を否定したが仲間がポッポナイナイして、今になってアル

トゥロが分け前を要求して殺害されたのか？。ホームズは元軍人からアルトゥ

ロの同僚兵だった4人を聞き出す。その1人ボイルに話を聞く。だが彼は民間警

備会社が戦地でボロ儲けしているのだから退職金代わりだと言いつつも、自分

が稼いでいるのは闇金融をしているからだと言う。アルトゥロにも貸付してい

たが返済は滞っていなかったと言う。「誤解されたら困りまっせ、返済しても

らわなあかんのに殺したら儲けになりまへんがな、ホームズはん。でも貸した

金はきっちり返してもらいまっせ！」と言ってニヤリ。ホームズらの調べでベ

ネット達は小型飛行機で輸送業をやっていたのが判明。だがそれは荷物ではな

く人だった。つまりは密入国の補助をしていたのだった。監視映像から乗客の

1人がタリバンの司令官カディルと判明する。直ぐにカディルとその妻を聴取

する。だがカディルは村長でタリバンに狙われていたので亡命しただけだと主

張。そしてベネットはパイロットと激しく口論していたらしい。その老パイロ

ットを追及するとあっさりとパラシュートへの細工を認めるが、ホームズは彼

を一目見て犯人ではないと確信する。実は彼はベネットの妻の父親なのだ。ホ

ームズは顔の特徴から親子だと気づいたのだ。そして妻ロズを追及すると夫の

浮気に気づいて激怒。父親に相談するとパラシュートの細工を教えられて実行。

それを知って父親は娘をかばったのだった。事件は急展開を見せる（残り時間

の都合で・・・）。カディルには娘と息子がいる。その娘がベネットの浮気相

手だった。タリバンの教えでは不倫は許されない。断罪は死を持って償うしか

ない。死して屍拾う者無し。カディルの息子が娘を殺そうとしている。ベネッ

トと浮気した罪で消そうとしているのだ。従軍歴があるとはいえ、銃を持った

ガキを1人逮捕するのに完全武装のSWAT隊員数十名が装甲車数台で駆けつけて

もうてんやんわんやの大騒ぎ！（笑）。当然速攻でカディルの愚息を逮捕する。

保護された娘の方は状況が理解出来ずポカーンとする始末。事件解決後、ワト

ソンはメールでシンウェルに呼ばれて彼の部屋へと向かう。だが彼は「ヨ～ヨ

～、俺とあんたは住んでいる世界が違うんだよベイベー。これからは俺の事は

放っておいてくれ、チェゲダー」と言って追い返すのだった。

(今回は・・・）

せっかくワトソンはシンウェルを心配しているのに追い返すとは失礼千万。も

うこれっきりなのか？。では、また