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りこママのひとり言

新米社労士です!労働基準監督署で相談員をしています。旦那の統合失調症という病とも日々格闘中。頑張るママのブログです。

陽転思考!

2010年01月05日 | 読書の記録
「人生を好転させる『新・陽転思考』-事実はひとつ考え方はふたつ-」和田裕美著

新聞広告などで何度か目にしていた本。自己啓発本の類は普段あまり読まないのですが、気になったもので購入して読んでみました。

「陽転思考」とは?「辛いことや苦しいことがあったとき、一旦はそのネガティブな感情や事実を受け入れて、切り替えること」だそうです。辛いこと苦しいこと悲しいことには必ず「気付き」や「学び」の要素があるのでそこに目をやって、「気付けて良かった」「学べて良かった」に気持ちを切り替える。その方法が詳しく書かれています。とっても読みやすい本でした。

私は「ポジティブシンキング」というのにとっても違和感がありまして・・・。大体の考え方がマイナス思考。先に考えられる最悪のことを想定してしまいます。でもそれが自分の精神を守る考え方になっています。楽天的に考えて後で失敗したらものすごく落ち込むので。

ポジティブシンキングは「プラスのことだけを言う」「すべて肯定する」「いいことしか言わない」などの特徴があります。「悪いイメージは悪い現実を引き寄せる」ということから泣いたり心配したり、怒ったり愚痴ったり、不安になったり疑ったりしたりしてはいけないらしいです。私には無理だな~。

その点、陽転思考は「ネガティブな感情を一旦は受け入れてもOKで、その後にその事実の中から『良かった』を探して切り替える」ので自分には合っている感じがします。

私の今の現実に陽転思考を当てはめてみます。旦那が統合失調症を発症したことは悲しいし辛い事実ですが、その中から「良かった」を考えると・・・
・体の健康と共にメンタル面での健康が大切なことに気付いた
・旦那から信頼されていることに気付いた
・旦那が仕事をしているということがありがたいことだと気付いた
・病気がきっかけで義父母との同居に踏み切れた
・「統合失調症」という病気が世の中にあることに気付いた    ・・・などなど。
結構「良かった」がたくさんありますね

ご興味のある方は読んでみてくださいね~。

最近読んだ本あれこれ・・・

2009年10月22日 | 読書の記録
最近読んだ本の記録。

「対岸の彼女」角田光代・「廃墟建築士」三崎亜記・「鬼の跫音」道尾秀介

漫画です・・・。
「イティハーサ」「BASARA」

「対岸の彼女」は読んでて中学生時代を思い出しました。なるべく目立たないように目を付けられることの無いように・・・とそんなことばっかり考えて生きてた頃でした。いつでも人間関係って難しいですね~。

図書館に漫画もあるので、つい昔読んでて結末を知らない漫画とかを見つけると読んでしまいます。どっちも戦いの話ですけど、面白かったです。戦いの無い平和な世の中を望んでるだけなのに、正義の戦いでも必ず人の血が流れるという・・・。設定の時代は違えど悲しいことですね・・・。

大人になって読むとちょっと哲学的になります

読書の記録

2009年09月24日 | 読書の記録
「チョコレートコスモス」恩田陸

演劇の世界のお話です。舞台役者さんってすごいんだな~と思いました。チケットを買ってまで観に行くっていうのはなかなかできませんが・・・。

読書の記録

2009年09月14日 | 読書の記録
「プリズン・トリック」遠藤武文著

本年度の江戸川乱歩賞受賞作。面白く読めましたが、帯に褒め称える言葉が踊っているのでついつい高いレベルを求めてしまって・・・。語り手が次々変わっていくのがちょっとな・・・と思ってしまいました。

読書の記録

2009年09月11日 | 読書の記録
「新世界より」上下 貴志祐介著

上下巻で分厚かったです。私は読むのが速いほうなのですが難敵でした・・・。内容は面白いのですが、読んでて気持ちの良いとか清々しい感じの本ではありませんね・・・。近未来、人間が呪力を持つ者と持たない者に分かれた後のお話です。

意図して選んだわけではないのですが、何度か「統合失調症」という単語が出てきます。話の本筋とはあんまり関係ないですが。ちょっとびっくりです。

読書の記録

2009年09月07日 | 読書の記録
試験が終わってから読書三昧です。最近読んだ本はこちら。

宮部みゆき「名もなき毒」
三崎亜記「となり町戦争」
池上永一「テンペスト」上下

「テンペスト」は題名からすると何だか刑事もののような気がするのですが、琉球王朝のお話です。面白いのですが突っ込みどころも満載かな・・・?琉球の言葉が出てきます。「側室」が「あごむしられ様」っていうのが・・・琉球言葉になじみなのない私には衝撃的でした。