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鵜野森中学校「大工体験授業」の反省会

2007年12月07日 | ユニオンの取組

 鵜野森中学校PTA「共学体験」の大工体験授業の反省会が、12月7日(金)午後7時30分から、古淵駅前の「焼き鳥ダイニングなかなか」にて開かれました。

 講師として当日の建築指導に当たった組合の大工さんなどユニオンから15人が参加し、また鵜野森中学校のPTA会長の細谷さんと担当の薮内さんのお二人にも特別ゲストとしてご参加いただきました。

 建築指導にあたった組合の大工さん達は、「たいへん楽しかった」「子ども達に建築の世界の一端だけでも見せてあげられて、とても良かった」と口をそろえて感想を述べていました。

 自分達の建築技術と技能を子ども達に披露でき、また家造りをともに体験することで、参加した大工さん達もとても喜んでいました。

 また実は、当日は家を建てるだけでなく、他にもいくつか企画を用意していたのですが、時間の都合上見送った経緯があり、これは次年度の課題として残りました。

 しかし、いずれにしても、参加した鵜野森中学校の子ども達はもとより、主催したPTAの方々にも非常に喜ばれた企画で、大成功でした。

 組合としてこの企画を主導した産業経営対策部の坂本部長も、


「小学校の工作教室以外の新しいこころみとして、中学生に木造住宅の造り方を教えられる機会が持てて良かったです」

「今回参加した中学生の子ども達が、これをきっかけに建設業界に興味を持ち、自分の進路として建設関係を選んでもらえたら、非常に喜ばしいことです」

 と企画の成功を喜んでいました。

          

          

 また、反省会にて子ども達の感想文も頂きましたので、幾つか下記に紹介します。

 ①「木とふれあう~ログハウスで家造り~」に参加した子ども達の感想

 『お菓子ももらえたし、鉛筆ももらえたし、それに何よりも、ログハウスを建てた事がとても楽しかったです。教えてくれた人達も優しくて分かりやすかった。それに家を建てて達成感があって楽しかった』

 『建物の組み立てや構造が分かって楽しかった。上に登るのが少し怖かったです』

 『最初は木などが重くて、はめるのも大変でした。でもだんだん慣れて、すっごく楽しかったです。またやりたいです!』

 ②「建築の世界~日本の家造りの知恵と技~」に参加した子ども達の感想

 『はじめて家をつくったので、最初は簡単だと思っていたが、やってみると、ものすごく難しかった。家を建てている人は、こんなに大変な思いをしているのかと思いました。木とふれあえて良かったです』

 『建築の技術を学ぶことができました。建てるときに細かい作業をして、正確に作ることが大変なことだと分かりました。高い所でもすばやく移動していて、すごかったです。最後の催し(上棟式と菓子撒き)には色々な意味が込められているのが分かりました』

 『家造りって簡単だなーと思っていたら、ものすごく難しかった。力も必要で、ちょっとでも傾いていたらダメだし・・・。とてもきつかったですが、完成したときはとても嬉しかった』

 などなど・・・。

 また担当された学校の島田先生からもコメントを頂きました。

 『「家を建てましょう」と企画書を見せて頂いたときは、本当に驚いてしまいました。

 例年以上に素晴らしい共学体験になるだろうという予感は、本校のシンボルの「けやき」の下に建った、ログハウスと日本建築を見たときに確信となりました。

 プロの方々の技術を間近で見、力を合わせて家を造り上げる喜びを体験できた生徒たちは幸せだったと思います。

 また伝統的な木組みの技を模型を作って説明していただき、日本の建築技術に触れ感動いたしました。

 このような学びの場を提供していただいた事に感謝いたします。

 ありがとうございました』



 参加された皆さん、とてもお疲れ様でした。

 来年もまた良い体験しましょうね!


          

          

          

          

          

          

          

  

 

 


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