「ハバネラ」「闘牛士の歌」など名曲で知られるオペラの最高傑作
ウィーンの森 300年近い歴史を持つ、オーストラリアの名門劇場
来日公演275回
作曲:ビゼー
仏語/全4幕 モーツアルティアーデ管弦楽団
バーデン市場合唱団 歌劇カルメン
平成23年9月18日(日)15:30会場 16:00開演
日田市民文化会館 パトリア日田大ホール(やまびこ)
入場料(前売)全席指定
SS席/7000円 S席/6000円(5000円)
A席/4500円(3500円)
※当日は500円増し。( )内は高校生以下の料金です。
※車椅子利用者、身体障害者の第1種所持者、療育手帳のA級保持者
及び精神保健福祉手帳の1級所持者で介助が必要な方の介助者は無料。
前売券販売開始
友の会会員・・・5月11日(水)
一般 窓口販売(パトリア日田、日田市各振興局、各振興センター)
・・・5月18日(水)9:00
ローソンチケット(Lコード:88192)・・5月18日(水)10:00
パトリア日田での電話受付開始・・5月19日(木)9:00
※友の会先行販売はローソンでは行いません。
主催:日田市 御問合せ:日田市地域振興部文化振興課(パトリア日田内)
〒877-0016 大分県日田市三本松1丁目8番11号
電話0973-25-5000
ビゼーは、奨学招聘による3年間のローマ留学で吸収した
古典教会旋法を根底に駆使し、メェリメェエ(1803-70)の原作になる
「カルメン」のオペラ化におよび、1875年3月3日にパリの「オペラ コミック」で
初演されました。結果は好評とは言えませんでした。
改良が繰り返されて公演の回は細々と続けられてはいましたが、
同年の10月23日にウィーンでドイツ語に翻訳、語りの部分をレチタティーヴォで試演し
、ウィーン王宮劇場で初演におよぶと、これは大成功をきわめたのでした。
それ以降「オペラ カルメン」はハンブルク、ベルリン王宮劇場、プラハ、
フランクフルトと世界へ栄光の歩みをつづけ、1905年には1000回の公演回数を記録、
歌劇公演演目の筆頭にあげられるまでに至ったのです。それにしても心を打たれるのは、
カルメンのパリ初演の3ヵ月後の6月3日にビゼーはこの地で世を去って、
その日もパリのオペラコミック劇場ではカルメンの公演が絶賛をあびていたものです。
エキゾチックで、いちずで、はげしい気性の血をひいて自由の世に生きる
妖艶きわまるジプシー女が“恋はきままで自由な鳥さ…、
あんたがいやでもわたしはいいんだ…、わたしが惚れたら覚悟しな…”
と伍長ドンホセに、ハバネラを歌いながら迫って行くのです。歌が終わると、
香り高いアカシアの花を髪から引き抜いてドンホセの眉間に的中させると身を
ひるがえして去っていた。ドンホセの心は奪われた。その日、近くの寒村に居を
構えていた母が、引取って美しく成長させた娘ミカエラに、息子への手紙と接吻と
を託して訪ねてこさせた。はからずも、心の中に純情な愛の息吹を芽生えさせていた
可憐なミカエラが美しい数々のアリアをうたう…。ドンホセにせまる、
カルメンのずぶとい邪恋から守りたい一心で…。カルメンにつのる
ホセの純愛がいちずで、すがるような険しい嫉妬に変わってくるとカルメンの心は、
栄誉にはえる闘牛士、エスカミーリョの魅力に引き込まれていってしまう。
場面が最終情景にいたると、歓呼に割れる闘牛士の喝采の嵐の門前で、
絶望をみたホセは嫉妬のナヴァハを引抜いて体ごとにカルメンをいだいて
貫いてしまう。栄光をあびて現れる闘牛士エスカミーリョの凱旋の目前で…
“俺が愛したカルメン、俺が殺った…”と叫んで折りなして倒れる。
寒村を綴って果てしない荒野の山路、野牛の群れるスペイン、
アンダルシア地方のセヴィリィアの南方にロンダァの町がある。
真っ白な家並みが陽に映える。崩れるような岩石の地層に特殊な
青松が生い茂りどこまでもオリーブの木の草原が続く。
カルメンは此処で死にたいと言った。
このあたりの深い渓谷に山賊の巣窟があって、
そんな岩山の陰で、ドンホセの挑むエスカミーリョとの渡り合いが、
秋の舞台で展開されます。猛牛の角と紙一重の瞬息のすれ違いに命を
かけるエスカミーリョのせりふ“気の毒だが…そのナヴァハの扱いで、
私は倒せない…”とホセにくだす忠告の情景、
カルメンそのものの姿態が美声で演じるハバネラの演技、
エスカミーリョの高らかに歌い上げる闘牛士の歌、闘牛士の音楽…、
この秋に皆様をカルメンへご案内申し上げます。
300年近くの歴史を誇るオーストリアの名門
ウィーンの森Buhneバーデン市劇場
バーデン市はウィーンの南25キロにあり、
ウィーンの森の東端にある温泉保養地。ヨーロッパ中から王侯貴族や
芸術家が集まり、保養地として栄えた。モーツァルトや
ベートーヴェン、シュトラウス、レハールなどの著名な音楽家の逗留で知られる。
ヨーロッパのオペレッタのメトロポール(首都)と云われ、
6月~9月は保養を兼ねた音楽ファンが世界中から集まり、
バーデン・オペレッタフェスティバルが開かれる。Buhneバーデン市劇場は、
フランツ・ヨーゼフ1世(ローマ皇帝、オーストリア・ハンガリー皇帝)の
即位60周年を記念して創立した劇場である。劇場としての歴史は1716年に遡る。
以来、数々のオペラ・オペレッタがここで上演し続けられてきた。来日公演275回。
ウィーンの森 300年近い歴史を持つ、オーストラリアの名門劇場
来日公演275回
作曲:ビゼー
仏語/全4幕 モーツアルティアーデ管弦楽団
バーデン市場合唱団 歌劇カルメン
平成23年9月18日(日)15:30会場 16:00開演
日田市民文化会館 パトリア日田大ホール(やまびこ)
入場料(前売)全席指定
SS席/7000円 S席/6000円(5000円)
A席/4500円(3500円)
※当日は500円増し。( )内は高校生以下の料金です。
※車椅子利用者、身体障害者の第1種所持者、療育手帳のA級保持者
及び精神保健福祉手帳の1級所持者で介助が必要な方の介助者は無料。
前売券販売開始
友の会会員・・・5月11日(水)
一般 窓口販売(パトリア日田、日田市各振興局、各振興センター)
・・・5月18日(水)9:00
ローソンチケット(Lコード:88192)・・5月18日(水)10:00
パトリア日田での電話受付開始・・5月19日(木)9:00
※友の会先行販売はローソンでは行いません。
主催:日田市 御問合せ:日田市地域振興部文化振興課(パトリア日田内)
〒877-0016 大分県日田市三本松1丁目8番11号
電話0973-25-5000
ビゼーは、奨学招聘による3年間のローマ留学で吸収した
古典教会旋法を根底に駆使し、メェリメェエ(1803-70)の原作になる
「カルメン」のオペラ化におよび、1875年3月3日にパリの「オペラ コミック」で
初演されました。結果は好評とは言えませんでした。
改良が繰り返されて公演の回は細々と続けられてはいましたが、
同年の10月23日にウィーンでドイツ語に翻訳、語りの部分をレチタティーヴォで試演し
、ウィーン王宮劇場で初演におよぶと、これは大成功をきわめたのでした。
それ以降「オペラ カルメン」はハンブルク、ベルリン王宮劇場、プラハ、
フランクフルトと世界へ栄光の歩みをつづけ、1905年には1000回の公演回数を記録、
歌劇公演演目の筆頭にあげられるまでに至ったのです。それにしても心を打たれるのは、
カルメンのパリ初演の3ヵ月後の6月3日にビゼーはこの地で世を去って、
その日もパリのオペラコミック劇場ではカルメンの公演が絶賛をあびていたものです。
エキゾチックで、いちずで、はげしい気性の血をひいて自由の世に生きる
妖艶きわまるジプシー女が“恋はきままで自由な鳥さ…、
あんたがいやでもわたしはいいんだ…、わたしが惚れたら覚悟しな…”
と伍長ドンホセに、ハバネラを歌いながら迫って行くのです。歌が終わると、
香り高いアカシアの花を髪から引き抜いてドンホセの眉間に的中させると身を
ひるがえして去っていた。ドンホセの心は奪われた。その日、近くの寒村に居を
構えていた母が、引取って美しく成長させた娘ミカエラに、息子への手紙と接吻と
を託して訪ねてこさせた。はからずも、心の中に純情な愛の息吹を芽生えさせていた
可憐なミカエラが美しい数々のアリアをうたう…。ドンホセにせまる、
カルメンのずぶとい邪恋から守りたい一心で…。カルメンにつのる
ホセの純愛がいちずで、すがるような険しい嫉妬に変わってくるとカルメンの心は、
栄誉にはえる闘牛士、エスカミーリョの魅力に引き込まれていってしまう。
場面が最終情景にいたると、歓呼に割れる闘牛士の喝采の嵐の門前で、
絶望をみたホセは嫉妬のナヴァハを引抜いて体ごとにカルメンをいだいて
貫いてしまう。栄光をあびて現れる闘牛士エスカミーリョの凱旋の目前で…
“俺が愛したカルメン、俺が殺った…”と叫んで折りなして倒れる。
寒村を綴って果てしない荒野の山路、野牛の群れるスペイン、
アンダルシア地方のセヴィリィアの南方にロンダァの町がある。
真っ白な家並みが陽に映える。崩れるような岩石の地層に特殊な
青松が生い茂りどこまでもオリーブの木の草原が続く。
カルメンは此処で死にたいと言った。
このあたりの深い渓谷に山賊の巣窟があって、
そんな岩山の陰で、ドンホセの挑むエスカミーリョとの渡り合いが、
秋の舞台で展開されます。猛牛の角と紙一重の瞬息のすれ違いに命を
かけるエスカミーリョのせりふ“気の毒だが…そのナヴァハの扱いで、
私は倒せない…”とホセにくだす忠告の情景、
カルメンそのものの姿態が美声で演じるハバネラの演技、
エスカミーリョの高らかに歌い上げる闘牛士の歌、闘牛士の音楽…、
この秋に皆様をカルメンへご案内申し上げます。
300年近くの歴史を誇るオーストリアの名門
ウィーンの森Buhneバーデン市劇場
バーデン市はウィーンの南25キロにあり、
ウィーンの森の東端にある温泉保養地。ヨーロッパ中から王侯貴族や
芸術家が集まり、保養地として栄えた。モーツァルトや
ベートーヴェン、シュトラウス、レハールなどの著名な音楽家の逗留で知られる。
ヨーロッパのオペレッタのメトロポール(首都)と云われ、
6月~9月は保養を兼ねた音楽ファンが世界中から集まり、
バーデン・オペレッタフェスティバルが開かれる。Buhneバーデン市劇場は、
フランツ・ヨーゼフ1世(ローマ皇帝、オーストリア・ハンガリー皇帝)の
即位60周年を記念して創立した劇場である。劇場としての歴史は1716年に遡る。
以来、数々のオペラ・オペレッタがここで上演し続けられてきた。来日公演275回。
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