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【家づくりバカ】
時々、客観的に、私自身(清武)が『バカ』だな・・・と思うことがあります。社会ニーズに対応する姿勢は大切だと思いますが、違う意見を言うことが果たして・・・。そのよう葛藤の中でプラス思考で書いてみます!
【流行とは違う家づくり】
瓦屋根の新築住宅が、最近、減衰する傾向です。その理由を考えると瓦屋根よりも他の屋根の方が斬新なイメージに映る事もあるようです。そして老朽化による経年劣化の原因も大きいのですが、古い瓦葺きの家が災害時にダメージを受けており、それが瓦葺きの家の脆弱な印象へ転化されている気もします。
昔からある『和瓦』は、一般的に、軒先の横一列程度を釘止めしていましたが、弊社で採用する『防災陶器瓦』の場合、下記写真のように、全ての瓦を一枚一枚、釘止めしています。
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その為、約20年前より現在まで弊社で建築する注文住宅においては、台風時の『瓦』の外れ、飛散はない状況です。また『瓦』は陶器製品で永久的に塗装する必要がありません。物理的に上部が重いと大きく揺れますが、荷重の重い瓦屋根の場合と、軽い屋根(金属屋根、スレート屋根)を比較すると、建築基準法上における『耐力壁計算』の内容に大きな違いがあります。
重い屋根(瓦)の場合は、その荷重に対応する『耐力壁計算』をおこない、揺れにくい構造になり、構造的に瓦屋根の家の方が頑丈になっています。
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(瓦葺きの平屋例)
【脱シックハウス】
近年は、「金属屋根」が多くなりましたが、その屋根材は厚みが薄く、表面が平滑な「合板」の上に貼らなければなりません。その合板を屋根一面に貼ると、小屋裏は「ホルマリン」の匂いで充満し個人差はありますが、気分が悪くなるようです。
「合板」は薄い板を重ね合わせ「接着剤」で貼り合せますが、「接着剤」が劣化すると「合板」の強度が下がります。そのため接着剤の防腐剤として「ホルマリン」を添加しなければならず、「合板」の主な匂いは「ホルマリン」の匂いになります。弊社で最も使用する事が多い「瓦」は厚みがあるため、瓦の下が少々凹凸が発生する、無垢材の「杉板材」を使用できる為、「ホルマリン」匂いではなく、「杉板材」の木の香りが充満する小屋裏になります。
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(清武建設・屋根下地の無垢板貼り状況)
屋根材を含む、すべての建材で、「メリット」「デメリット」があります。
お客様の家づくりの考え方に何が適切か?清武建設では、お客様と一緒に考えながら、住宅設計及び建築工事を行っています。
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(瓦葺き二階建て例)
福岡市東区箱崎7丁目2番14号 (上記写真が社屋です。)
株式会社 清武建設 (清武一級建築士事務所)
電話 092-201-8201 (火・水・定休)
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