㈱清武建設(福岡市工務店)評判の良い・口コミ人気の注文住宅を建てる・後悔・失敗しない家づくり相談カウンター福岡

実績地区:福岡市~久留米市~糸島市~宗像市、粕屋郡、筑紫野市、太宰府市、大野城市、春日市~古賀市、福津市、宮若市

福岡市東区注文住宅・断熱材は何が良いか?断熱材を選択する。

2014年11月24日 18時47分53秒 | Weblog

写真の発泡ウレタン断熱材は、しっかりと充填されています。

現場で吹き付ける断熱材の為、しっかりと柱に密着し、
隙間が空くことはありません。

高気密になると、空気の入り口と出口が明確になり、乱気流が発生せず、
計画的な機械による換気が可能になり、昔の隙間が多い住宅よりも、
むしろ、換気が効率的になります。

冷蔵庫に入っている断熱材で厚さ2cm程度ですが、
こちらは、厚さ8cm程度あり、
家全体が、厚い断熱材ですっぽりと覆われており、

一階は、エアコン一台でも、暑さ、寒さをしのげます。

断熱材はいろいろな種類がありますが、
費用対効果の高い断熱材の一つは、
写真の断熱かと思います。(光熱費も考えた場合)

もちろん弊社でも外断熱、羊毛断熱、新聞紙の断熱、
銀色のシートでの遮熱、etc、
すべての取り扱いが出来ます。

それぞれ、メリット、デメリットを弊社にてお話させていただき、
お客様に合った断熱材を使用しています。

費用対効果も考えなければならず、
どの断熱材が一番良いとは断言できません。

標準仕様で、この断熱材のみの工事になり、
この断熱材が一番いいからオススメします。

という営業トークは、ありえないお話です。

(写真は、見学のお客様の為に断熱材の素材を露出させています。)


◎お問い合わせ先

株式会社清武建設(清武一級建築士事務所) 

 
不動産部門 : 朝倉郡筑前町栗田957

設 計 室  : 福岡市東区箱崎7-2-14 KIYOTAKE ビル2F
 
電話 0120-01-5040(火・水・定休)
 
ホームページ http://kiyo.jpn.com/ 
 

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福岡市東区 健康住宅空間 の注文住宅 

2014年11月23日 19時14分10秒 | Weblog

H 26年 11月

≪健康なすまいを考える≫ 
  
~医師であるお客様とのお話より~

   

株式会社 清武建設 (清武一級建築士事務所)   一級建築士 清武 修一

 

 

先日、「医師」のお客様が、来社されました。

その中で※シックハウスの原因である、
ホルムアルデヒドが充満する住宅は、好まないというお話がありました。

※シックハウス⇒家原病とも言われます。アトピー、アレルギーの原因の一つと言われています。  

現在、弊社にて 設計させていただいており、

私の乏しい知識ではありますが、再度、私自身も整理する為に、

そのお話の内容を書いてみたいと思います。


【ホルマリン】

ホルマリンは、無色透明で、刺激臭があり、生体に有害とされる水溶液です。
ホルマリンによって死滅する菌類、細菌類が多いことから、防腐処理に広く用いられ、
希釈して、ケガをした時の消毒液としても使用されます。

ホルマリンは、防腐処理として有効な為、
接着剤が腐敗して、接着強度が低下しないように、
接着剤に、防腐剤として添加されています。

ホルマリンが気体になると、ホルムアルデヒドになりますが、
シックハウス(家原病とも言われます。)の原因になると考えられています。

その為、ホルマリンを含む接着剤を使用した建築資材を使用しない事が、
シックハウスにならない有効な手段になります。

しかし、現実には、そのような建築資材が無いに等しく、
接着剤が腐敗して接着力が低下すると、
建築資材の強度不足、反り、建築資材の接合部分の剥離が発生し、
製品不良になってしまいます。

●フローリング
●室内の出入り口のドア、ドア枠
●システムキッチン、洗面台等の水廻り器具
●屋根、壁に貼る合板

全てに、防腐剤であるホルマリンを含む接着剤によって接合されています。

建築基準法により、平成15年7月1日に施行されましたが、
★★★★、フォースターと表記された、
ホルマリンの量を制限していた建築資材を使用することが義務化されました。

しかし、ホルマリンがゼロの建材は、ほぼ流通されていない現状です。

家具には、ホルマリン量の規制がありませんので、ご注意ください。


【キャッチャー剤】

接着剤の防腐剤であるホルマリンが気化すると、ホルムアルデヒドになりますが、
ホルムアルデヒドとして気化する事を防ぐ為に、
キャッチャー剤というものが添加されています。

その為、新しい製品は、ホルマリンの刺激臭がなく、問題なく感じてしまいます。
しかし、キャッチャー剤の有効期限は3年程度なので、
数年後にホルムアルデヒドが発生します。


【にかわ接着剤】

「にかわ接着剤」は動物の骨や皮から製造したもので、
日本以外でも、中国 ・欧州 ・エジプトなど、紀元前から使われた代表的な接着剤です。

「にかわ接着剤」には、シックハウスの原因となるホルマリンが含まれません。

木材と木材を接合する場合に使用し、弊社でも建築する住宅が増えています。


【でんぷんのり】

ホルマリンを含まない、小麦を原料にした「でんぷんのり」を、
壁紙を貼る接着剤として使用しています。
しかし、数年後に壁紙が剥がれやすくなるというデメリットがあります。
難しい選択ですが、あらかじめご理解の上、使用しています。


【シックハウスを防ぐ具体策】

◆ホルマリンを含む接着剤を使用している合板類をなるべく使用しない。
◆上記の合板類で製品化された商品をなるべく使用しない。
◆「にかわ接着剤」、「でんぷんのり」等の自然素材の接着剤を使用する。
◆健康素材だと思われる珪藻土等の塗壁商品でも、ホルマリンが含まれており注意する。 


【弊社の現状】

壁、屋根の全てに合板を貼った住宅が9割以上建築されている住宅業界の現状ですが、
壁には合板を貼らず、木組で強度を確保し、瓦屋根の下には合板を貼らず、
無垢の杉板を貼っています。

フローリングは貼らず、無垢の床材をオススメしています。

フローリングの下に、床の強度を確保する為に、
24mm以上の合板を貼った住宅が9割以上建築されている住宅業界の現状ですが、
弊社では、無垢の木組で床の強度を確保しています。

木製ドア等は、工業製品を使わず、
「にかわ接着剤」を使った手作りのドアをオススメしています。

キッチン、洗面等の水回り器具は、工業製品を使わず、
「にかわ接着剤」を使って手作りで製作した商品をオススメしています。

このような弊社の取り組みにより、
かなりのホルムアルデヒドの発生を防いだ住宅を建築しています。

①②③を実行し、他社の住宅メーカー様のご予算以下で建築できていますが、
④⑤は、本当に申し訳ありませんが、かなり高額になってしまい、
ご予算の多い方、建築面積を縮小できる方、ご家族の体調によりオススメしています。



kiyotakesutaffu 4 .JPGのサムネイル画像

      
一級建築士2名 二級建築士2名 スタッフ
 
弊社での考え方を下記HPに掲載しています。

http://kiyo.jpn.com/hajimeni.html





 


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福岡市・筑前町・工務店 (建築後の生活体験をお聞きする。)

2014年11月18日 23時12分20秒 | Weblog

 

【リアルを体感する】

筑前町S様邸見学の様子

kenngakukiyotaketikuzennimage001.jpg

 


1年経過されたお宅訪問、


5年経過されたお宅訪問、


無垢材をふんだんに使用したお宅訪問、


デザイン性にこだわったお宅訪問、


これから、新築住宅をご計画される方をご案内しています。


弊社でご建築いただいた方々に、ご協力いただき、感謝です。

 
モデルハウスの多くは、豪華すぎて、実際に住まう家のイメージができない、

という声をお聞きする事があります。

 
等身大の実際のすまいと、建築後の、生活体験をお聞きできる、

「リアル」な体験ができます。



(お問い合わせ先)
 
株式会社清武建設・清武一級建築士事務所
電話:092-201-8201(火・水・定休)
電話:0120-01-5040(火・水・定休)

http://kiyo.jpn.com/

 

 


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注文住宅 太宰府市M様邸 工務店&一級建築士事務所が建てる健康住宅

2014年11月16日 20時20分22秒 | Weblog

【太宰府市M様邸新築工事】

●H26年11月14日

・設計のご契約

・建物外観の形状決定

 

 

●H27年1月9日

地鎮祭を行いました。天候が良く、晴れ模様で、テント貼りは免除させていただきましたが、

 お施主様が、数十年前より所有されていた土地で、

鳥が落とした種?風で舞い落ちた種?自然に樹木が生い茂り、

朝から、私(清武)も含めて、樹木の伐採と草刈を行いました。

建物の位置に縄を張り、お施主様に、建物の配置を、ご確認いただきました。

 

下記は、『杭打ちの儀』の写真です。

私(清武)が、「かけや」を握り、末次部長(二級建築士)が木杭を持っています。

 

 

●H27年1月20日

地盤調査。問題ありませんでした。

 

 

●H27年2月2日

 建築確認申請 認可。

 

 

●H27年2月27日 基礎工事開始

砕石敷き⇒転圧⇒地盤消毒⇒ポリフィルム敷き⇒捨てコン

 

 

 

 

●H27年3月3日

基礎工事 配筋完了・型枠工事中

 

 

 

●H27年3月6日

基礎工事 コンクリート養生中

 

 

●H27年3月18日

設備配管工事 及び 基礎コンクリート養生中

 

 

 

●H27年4月2日 

4月1日、明日の4月3日 は雨ですが、本日は晴れで、良かったです。

大工さん8人で作業し、一日で、組み終わる必要があります。 

8時に作業開始し、12時の段階で、小屋梁も掛け終わりました。 午後から、屋根下地の杉板を貼ります。

棟上げ 10時頃(2階梁を掛けています)

 

 

棟上げ 12時頃(小屋組み中)  

 

 

●H27年4月6日  外観

 

 

●H27年4月6日  FRP防水工事中

 

 

●H27年4月6日   室内造作工事中

 

 

 

●H27年4月13日   室内造作工事中(中間検査)

 

 

●H27年4月19日  外壁面及び 小屋裏(屋根の下)の断熱状況

 

 

●H27年4月19日  ユニットバス周囲の断熱状況

 

 

●H27年5月12日  木工事完了状況

これから壁紙工事になります。

 

 

 

●H27年5月12日  外観状況

 

 

 

●H27年5月23日  屋外状況

足場を解体し、浄化槽の放流の為の埋設配管工事中。

 

 

 

●H27年5月23日  室内状況

 壁紙を貼る前に粘土状の「パテ」で、壁の凹凸をなくします。

 

 

 

●H27年7月2日  室内状況

 昨日、室内クリーニングが完了しました。

 

 

 

●H27年7月2日  外観状況

 ほこりがある工事状況では、汚れる為に、室内クリーニング完了後に、網戸、シャッターを取り付けます。

現在、段取り中です。

 

 

●H27年7月23日  外構状況

 道路境界に沿ってブロックを積んでいます。

間もなく宅内の整地、砂利敷きを行い、完成です。

  

●H27年7月30日  外構状況

 

 

 

●H27年8月7日  外観状況

注文住宅を建築させていただきましたが、お客様のご都合で、当分、戸建賃貸になりました。

◆ ちいさこべ幼稚園 http://www.chiisakobe.jp/ 徒歩3分です。 

◆ 水城西小学校 徒歩5分です。

子育て環境が充実しています。

 

 

 

◆清武建設フェイスブック 「いいね」 たくさんいただき、ありがとうございます。

https://www.facebook.com/home.plan.kiyotake 

 

◆清武建設 ホームページ

http://www.home-plans.jp/

 

◆清武建設 KBCテレビのHP (マイベストプロ) 掲載

http://mbp-fukuoka.com/kiyotake/

 

 

お気軽に お越しください。  福岡市東区箱崎7-2-14 kiyotakeビル 2階

お気軽に ご連絡ください。  電話 0120-01-5040 (火・水定休)

 

 


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福岡市東区香椎M様邸 新築工事 H26年11月~

2014年11月16日 19時53分03秒 | Weblog

 

【福岡市東区香椎M様邸 新築工事 H26年11月~】

◎平成26年11月9日

  敷地形状の関係で、外観形状を決定しました。

 

◆福岡市東区香椎M様邸は、計画変更し、下記内容になりました。(H27年9月~)

http://blog.goo.ne.jp/kiyotakekennsetu/e/c8a2886ed980d5c05db0dd4b0bfe8846

 

 

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福岡で家を建てる。【 なぜ建築費用のコストが上がってしまうのか?】

2014年11月13日 22時46分33秒 | Weblog

 

【 なぜ建築コストが上がってしまうのか?】


丁稚奉公という文化が崩壊し、職人が主役でない時代に・・・ 

  

 株式会社 清 武 建 設   代表取締役 清武修一 (一級建築士)



◎はじめに

長い文章になってしまいましたが、

「なぜ、建築コストが上がってしまうのか?」 その事について、

大工である私の父の考え 及び  現在の私の考えを書いてみます。

その中で、戦後の家づくりより、現在の家づくりの変化、住宅業界の一部にも触れたいと思います。

読んでみる価値はあると思います。少々おつきあい下さい。

 

 

(朝倉郡筑前町栗田957・朝倉事務所内)



◎ガンコな大工の父、清武建設 創業者 清武利晴(現会長)のあゆみ


私の父が7歳(昭和20年)の時、終戦を迎えました。大刀洗飛行場(筑前町に記念館があります。)が近く、

身近に 「アメリカ」 の爆撃機の襲撃があっていたそうです。

苦しい時代背景で、働く必要がある家庭が多く、高校への進学率が低い時代、

父も、中学校を卒業して、すぐに大工の 「 丁稚奉公 (でっちほうこう) 」 へ行きました。

「丁稚奉公」 とは、親方や兄弟子より、 「仕事を教えてもらう?」 という事で、

基本的に、給料はありません。「食事」 と 「寝床」 のみ提供されるだけです。

何故、「仕事を教えてもらう?」 かと申しますと、「仕事は、見て覚えろ!」 といわれていたそうで、

手取り足取り教えてもらえなかったそうで、

ほぼ無給で働き、見て覚えなければならないのですから、

現在の社会では考えられない環境が、昔の日本に存在していた、という事です。

確かに、厳しい環境ですが、考え方によっては、合理的で、「高校」 や 「大学」 は学費が必要ですが、

「丁稚奉公」 は、授業料が無料の 「職人学校」 といえます。

しかし、現在は、最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、

その 最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度、「最低賃金」 が定められ、

若い半人前の職人の人件費は発生しない、「丁稚奉公」 という制度は 「崩壊」 しました。

「丁稚奉公」 のある時代は、半人前だと、賃金が発生しない状況なので、

早く、一人前になって・・・・、という思いも強く、必死に、職人としての技術の習得を行っていたと思います。

本来なら、大工仕事が出来て、初めて、「大工」 としての賃金が発生するのでしょうが、

現在は、半人前でも、賃金が発生します。

「丁稚奉公」 制度がある時代は、 若い職人さんの人件費がかからず、大工手間が多い、

「純和風住宅」を、一般の方々が当たり前に建築できていたのですが、

昨今、「純和風住宅」を建築すると、半人前でも人件費が発生する為に、

建築費が、あまりにも高額になってしまい、住宅ローンの返済を考えると仕方ありませんが、

簡素化された洋風住宅が主流になってしまいました。

(システムキッチン等、設備器具が便利になった反面、設備器具も高額になり、

さらに純和風住宅で建築すると、予算が合わないという理由もあります。)



父の場合、約十年間、「大工見習い」 という事だったそうで、

「職人」として、一人前になるという事は、筑前町(平成の大合併で、三輪町と夜須町が合併)

という農業を主体とする小さなコミュニティーの中ですが、

周囲の方々より 「大工」 「棟梁」 として、尊敬を持って接していただき、

「やりがい」もあったはずです。


20代後半、大工として一人前になった父ですが、建築士という資格がないと、

建築工事を行う前の確認申請業務ができない為に、必要性を感じ、

大阪の夜間の建築専門学校に入学し、2級建築士を取得しました。

それから、約40年程(2006年の新築住宅の棟梁を務め、大工職を引退)、

注文住宅の設計~大工まで、父は、やっておりましたので、尊敬しています。



◎私、清武建設 2代目 清武修一(代表取締役)のあゆみ

 

現在は、大工職人不足を補う為に、『プレカット』 という、

製材所にて、柱、梁の刻み(きざみ)を行なう事が木造住宅業界では主流になりましたが、

私が幼少の頃、父が、棟上げ前の2週間前程、自宅内の作業場にて、

柱、梁の刻み(きざみ)を、『ノミ』、『カンナ』使って行なっており、

その様子を見て育ちました。日が沈むと、『おがくず』、『木材の切れ端』 を片づける事が、

幼少の頃からの私の仕事でした。そのような環境で育った事が一種のマインドコントロールになったようで、

違う職業への憧れを感じる時期がありましたが、何か自分の人生ではない感覚があり、

結果的に、建設会社(設計事務所)に就職し、建築士の道を進みました。

 

2000年、父も年齢には勝てず、大工としての仕事量を減らしつつある状況時、

私は、「清武建設」の跡を継ぐ気持ちで、建設業の会社勤務より脱サラしました。

(30歳・上場企業の係長を最後に) しかし、これから、意見の衝突です。

 


筑前町にある清武建設の 「事務所」 というか 「大工小屋」 ですが、

「会社の看板」 を屋外に掲げてなく、「いい仕事をすれば、次の仕事も来る。」 

という父の考え方があり、また、近所の方が、近所の大工に依頼して住宅を建築する事が、

ハウスメーカーが世の中にない時代を、父は長い間、経験していた事もあると思いますが、

こらからも 「会社の看板」 は不要だと父に言われ、本質的に正しい事ですが、意見が合わず、

跡を継ぐ、という事を考えて 脱サラ したのですが、跡を継いだ事になるのか、微妙ですが、

福岡市東区箱崎ふ頭(現在、清武建設の倉庫)にて、支店という形で、

10坪程度の狭い事務所でしたが、「清武建設・博多支店 」 がスタートし、2002年、法人化しました。

2012年 移転当時の社屋 (福岡市東区箱崎7-2-14)



その後、法人化10年目の、2012年に、福岡市東区箱崎7-2-14(社屋)へ移転しました。

http://mbp-fukuoka.com/kiyotake/column/1801/

(現在は、父も理解を示し、筑前町の事務所にも看板らしきものは掲示しています。

年齢は78才になりましたが、元気で、現場の片づけをしてくれる協力者です。感謝しています。)



◎近年の住宅業界

客観的に見ると、この文章を書いている今でこそ、『笑える』 お話ですが、

当時の私は、建築業(設計事務所、ディベロッパー)のサラリーマンを経験し、脱サラし、

いい仕事をすれば、次の仕事も来るから、会社に看板を掲げる事は必要ないという、

時代錯誤も甚だしい父の考え方にたいへん悩みました。


ガンコな父ですが、物事の本質を考えると、確かに、正しいと思います。

昔は、ご近所の方が、直接、大工さんに依頼する事が、当然である時代を生きてきましたので、

「屋外看板」 は不要ですし、「住宅営業マン」 は不要ですし、

最近は、さらに複雑で、ショッピングモール等で、『工務店を斡旋プロ』 という職業もあるそうで、

大工である私の父から見ると、それらは、存在理由が全く分からない職業だと思っているようです。

(ショッピングモールにある大手広告代理店運営の住宅相談窓口を経由して、お客様と、工務店が、建築工事のご契約をすると、高額な紹介料をくださいと言われ、紹介料の請求が、工務店に行なわれ、結果的に、お客様の負担増になります。)

父の考え方を元に、私なりに考えると、現在は、住宅を建築する過程で、「選択肢」 が多く、複雑であり、

建築基準法に適合するか、判断しなければならず、「建築士」 という職業は、世の中に必要だと思います。

そういう理由もあり、弊社の社員は、経理以外、全て、「建築士」 です。 他はいません。



『施主(お客様)』 ⇔ 『建築士(弊社社員)』 ⇔ 『職人』

現在は、このような考え方が良いと思います。(清武建設の考えです。)


『施主(お客様)』⇔『工務店紹介窓口』or『モデルハウス』⇔『営業』⇔『建築士』⇔『下請会社』⇔『職人』

このような複雑な構図になりつつある現在の住宅業界、



私の父が、「丁稚奉公」 をおこなっていた時代は、

『施主(お客様)』 ⇔ 『職人』

でしたので、現在は、お客様(施主)との間に、いろいろなものが加わっています。



もちろん、住宅業界にかかわらず、あらゆる企業は、PR活動、商品普及の努力をしなければなりませんが、

私の父が、「丁稚奉公」 をおこなっていた時代から比較すると、

良い事か、悪い事か、お客様が家を建てるにあたって、

たいへん複雑で、コスト増になる事は一目瞭然です。



また、弊社の物件を建築いただいている大工より聞いた話ですが、

大工としての、「いい家を建てたい」 という思いは、

お客様、設計者と同じ、あるいは、それ以上なのですが、

ハウスメーカーの場合は、指導により、お客様と直接、お話が出来ないようになっているそうです。

何故なら、職人として、正しい事をお客様へお伝えしても、営業的には違う場合があるからだそうです。



私の父が、「丁稚奉公」 をおこなっていた時代は、『施主(お客様)』 ⇔ 『職人』

でしたが、実際に作る人、 『職人』 の意見が反映されない家づくりというものは、

何か、おかしいような気がします。

そのような状況が続くと、増々、 『職人』 さんの 「やりがい」 というものが失われ、

木造住宅の伝統文化が失われてしまう気が致します。



 

◎2016年、弊社の状況

2人の一級建築士スタッフ(清武・本多)
2人の二級建築士スタッフ(末次・松永)

 スタッフ紹介ページ    http://kiyo.jpn.com/gaiyou.html#staff

で、お客様との打ち合わせ、設計、現場管理を行い、

一級建築士事務所としての 設計業務 との併用で、

不動産業も開始し、分譲地を開発し、低価格での宅地販売も出来ました。

また、税金等を含む、引っ越しまでに必要な費用計算、

住宅ローンのシュミレーションもご提案できており、

家計に負担のない範囲での、住宅建築のご提案が出来ていると思います。


 

 

◎2016年、父の状況

私の父ですが、体力が衰え、大工としての仕事は、出来ませんが、

各現場の片づけを行ってくれており、本当に感謝しています。



それ以外の父の日常は、筑前町の登山グループの 「会長」 をさせてもらい、

全国各地の山々を巡っています。
 

 

下記ホームページもご覧ください。

株式会社清武建設HP  http://kiyo.jpn.com/hajimeni.html

福岡市東区箱崎7-2-14 kiyotakeビル2階   お気軽にお越しください。

 

 

 

 


 


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