ムルギランチ・ダンニャワード？？

東銀座ナイルレストランのムルギランチ～1,400円（税込）

久しぶりだったので、ムルギーランチにするか他のカレーにしようか外のメニューを見ていると、『ムルギー』かと思ってたけど『ムルギ』ってメニューに書いてある。

これは近所の中華料店のメニューにあった『ヤキソバ』が『ヤキソパ』になっているのと同じことか？まぁどうでもいいや。

店に入ると『ムルギランチ？』と、いきなり言われてしまい選択の余地なし！まぁ結局、それが食べたかったんでいいんですけどね。午後3時位なのにお客さんが多く皆さんこれを食べてました。

『ここでカレーを食べるのは何年ぶりかなぁ？』などと想い出に浸る間もなく、ムルギランチ登場。銀の薄いプレートにライス、骨付き鶏もも肉、マッシュポテト、キャベツがてんこ盛り。皿が浅いのでルーがこぼれんばかり。

ナイフとフォークで手早く骨付き鶏もも肉の解体ショーが始まり、肉を刻んで骨をスルリと抜き取る職人芸。『ゼンブ・マゼテ・タベテネ（全部混ぜて食べてね）』と言い残し厨房へさって行きました。うぅ～ん何だかカッコイイなぁ～と思うのは私の勘違いなのか？

そういえば支払いの時に、『コマカイ・オツリ・デナイヨウニネ（細かいおつりが出ないようにね）』って言ってたけど、これはカッコ悪かった。

カレーをグチャ混ぜにして食べる経験はあまりないですが、これは混ぜて食べると美味しいですね。微妙にルーが焦げた感じはしましたが、キャベツの甘みとマッシュポテトが絡んだモッタリ感が良く、スパイスも口に入れた瞬間は控えめでサッパリしているんですが、後からジワァ～っと効いてきます。

毎日食べられるような、柔らかいあっさりしたカレー。竹中直人さんや関根勤さんらがこよなく愛するムルギ（鶏肉）ランチ。夕方食っても夜食ってもムルギランチ。何で？

■ナイルレストラン～三代目がいるんだなぁ
■ヒンディー語のあいさつ～淡々としっとりした女性の声がいい感じ