薄煕来の妻「薄谷開来」 殺人容疑で送致

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薄煕来の妻「薄谷開来」 殺人容疑で送致

【新唐人日本2012年4月11日付ニュース】４月１０日、重慶元書記薄煕来が共産党中央委員会および中央政治局員の職を正式に解かれ、妻の谷開来も殺人容疑で司法機関に送致されました。一方、この情報は当局が発表する前からネット上で広く伝わっていました。政府系メディア各社が躍起になって批判していた「デマ」が現実となりました。評論家の分析を見てみましょう。

評論家　赵培
「『デマ』は現実になり、新華網は薄煕来への取調べを認めました。引き続き、薄氏の妻・谷開来は英国人ヘイウッド氏の死亡に関与していると発表しました。意味深なのは新華網が使った『薄谷開来』、つまり『薄煕来同志の妻』という名前。

 

ご承知のとおり、中国では妻の苗字の前に夫の苗字をつけたりしません。新華網のこのような書き方は谷開来の問題は薄煕来と深い関係がある事を示唆しています。『薄谷開来』の呼び方が示唆しているのは、谷開来はすでに香港、または他の国の国民になっているという事です。一方、谷開来の殺人には薄煕来も関与しているかもしれません。『ヘイウッド氏と経済的トラブルがあった』との言い方が示唆しているのは薄氏夫婦はヘイウッド氏を通じて、財産を海外に移した可能性が大きく、薄氏は典型的な『裸官』なのです。

 

この前には中央紀律委員会が数日間も大連入りしました。実徳集団の徐明総裁の逮捕も『経済問題』が原因だと判明。大紀元の報道によると、徐明は一部官僚に現金を送るなどして、薄煕来の昇進を手助けしたそうです。徐明と薄煕来の取り調べも、薄煕来を登用した江沢民系の上層部を締め出すためかもしれません。

 

薄煕来に対する正式な取調べは周永康が党内闘争で胡錦涛に負けた事を意味します。周は退任後 、法輪功弾圧で犯した罪で裁かれないために、危険を冒してでも、政権奪取の動きを見せるかもしれません。『デマの取り締まり』の周永康の動きから薄煕来の取り調べによって 更なる罪が暴きだされるのを恐れているのです」

www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/04/09/a684029.html.（中国語）