福建省の陳情者 香港中連弁前で助けを求める
福建省の陳情者 香港中連弁前で助けを求める
【新唐人2012年7月1日付ニュース】胡錦涛主席が香港入りした29日、命がけで香港に渡った福建省の陳情者が、中央政府香港連絡事務所の前で助けを求めした。それによると、22日、福建省福清市の華僑農場がマフィアを雇い、村民らを襲い、数十人が負傷。村全体が封鎖され、数千人が危険に晒されているそうです。
福建省福清市東閣華僑農場の陳さんが衝撃的な写真を持って、中連弁の前で助けを求めました。陳さんの地元では養豚場の建設のため、不法な土地収用が行われ、村民の怒りを招きました。抵抗する村民に対し、22日夜7時過ぎ、地元幹部が300人のマフィアを雇って村民らに暴行を加え、数十人が負傷。あたりは血の海に化したそうです。
福清市東閣華僑農場 陳さん
「彼らは武器や刃物 シャベル、鉄の棒などを持って、家の中に押し入り、手当たり次第殺しかかりました。彼らはマフィアだからです」
農場の住民は全員インドネシアとベトナムからの華僑だそうです。陳さんによると、現在村全体が封鎖され、3000人の村民が危険に直面。胡錦涛主席に訴えるため25日、福清から命がけで脱出したそうです。
福清市東閣華僑農場 陳さん
「全世界の華僑にこの事を知らせたいのです。華僑は中国国内で恐ろしい抑圧を受けています」
江西省から来た陳情者二人も共産党政法委員会の恐ろしさを訴えます。陳情者の宋さんは、闇診療所が妻を殺したと訴えます。陳情者に対する警察の弾圧を目の当たりにし、一家7人が共産党組織からの脱退を表明しました。陳情者の曾さんも闇刑務所に入れられた経歴を訴えます。
江西省の陳情者 宋寧生さん
「警察が手先となって私たちは拘置所で強制労働を強いられねご飯も与えてもらえなかったです。私はわが県で(監禁された)170人目です」
江西省からの陳情者 曾九子さん
「北京に陳情に行ったときマフィアの処に20数日間も監禁され、苦しかったです」
他にも、香港人の劉さんが湖南省の父親のために訴えました。
中連弁前で陳情を続けていた香港企業家林錦明さんが29日朝自殺を図り、現在救急治療を受けています。自分の命をもって、共産党政権の凶暴性を訴え、正義を取り戻そうとしたのです。
新唐人テレビが香港からお伝えしました
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/30/atext724881.html.(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)
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