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強制堕胎免れた妊婦 巨額の罰金に直面

2012年06月14日 | ■中国の人権問題

強制堕胎免れた妊婦 巨額の罰金に直面

【新唐人2012年6月14日付ニュース】中国湖南省の妊婦が近日、地元の一人っ子政策(計画生育)事務所の職員に強制連行され、危うく強制堕胎されるところでした。幸い、夫が外部に助けを求のたが国際社会の注意を引き、お腹の赤ちゃんは一命を取り留めました。
 
被害にあったのは、長沙市の曹如意さん。“6月16日に1万元を支払う”との保証書にサインした後、やっと解放されました。しかし、子供が生まれた後は、20万元の巨額の罰金が待っています。
 
曹如意さんの夫 李甫さん
「16日の結果を待つしかありません。罰金は払えるなら払います。払えなかったら仕方ありませんが、先ずは子供を守り、生まれてからまた考えます」
 
地元の計画生育弁公室および政府職員らが6日午前、10数人の警察を連れて曹さんの自宅に押し入り、妊娠5ヶ月の曹さんを病院に強制連行しました。アメリカの“対中国援助協会”によると、期間中曹さんは殴打などの暴行を受けたそうです。幸いなことに急性胃腸炎発症のため、医者が堕胎手術を見送ったそうです。
 
長沙市計画生育弁公室の職員は11日我々に対し、曹さんは前の夫との間にすでに子供が1人いるため、今回の妊娠は違法で、おろさないといけないと主張しました。
 
対中国援助協会の傅希秋会長は、中国の一人っ子政策による強制堕胎の悲劇は、毎日上演されていると述べます。
 
対中国援助協会 傅希秋会長
「毎日どこかで発生しています。多くの辺鄙な農村では助けを求める声を外部に届ける手段もなく、国際社会の注意を引いていません。毎日少なくとも25000例発生しています」
 
幸い、曹さんの事例は国際社会の注意を引きました。ボイス・オブ・アメリカの報道によると、アメリカ国会のスミス議員が、湖南省政府および長沙市の関連部門に電話をかけ、曹さんへの強制堕胎の中止を求めたそうです。一方、子供の一命は取り留めたものの、生まれてからの巨額な罰金に夫婦は頭を悩ませています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/蒋)

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