毎日キミは話してた。あーだこーだと喋ってた。
母は意味も解らず聞いていた。キミの話を聞いていた。
やっと解る時が来た。それが本番の日・・・保育園生活最後の生活発表会。
泣きましたが何か問題でも（Ｔ▽Ｔ）
１３時集合にも関わらず、ちょっと軽く仕事が入ったので２時間弱ほど仕事をしていた母。予定より押して、１１時半帰宅後早い昼食をかいとに食べさせる予定が・・・帰宅１２時２０分。
どうすっぺかね～と思っていたら、母の顔を見て・・・かいと出かける気マンマン
天気もよかったし遊びに行くつもりだったようです。
「今から、コレ（荷物）持って発表会に行きます！
先生まっとってじゃけ（待っているから）かーさんと行こう！」
起きるの遅くて９時半に朝食を取ったためこの時間ではまだ「ご飯、おいしかったですぅ～」と言うかいとに対し、母は強制しなかったのです（かいと語で「ご飯、おいしかったですぅ～」は遍路番組の影響で訳すと〝もうお腹一杯なので要りません。ご馳走様でした〟ということ）。
かーなーり！強制的な方法ですが、そんな母に対し放った一言は
「ヤーダ！発表会行きません
」・・・まさかの大反逆
かいとの場合、それが冗談ともシャレとも取れずマジ用語ゆえ内心慌てました
午前中のんびりしたから、本当に休日モードになってやがる！！
待て！！今日は違うんだ！！発表会なんだ！！！と説明するも、一度イヤだモードに入るとパニックを起こして聞く耳持てないため・・・歴史は繰り返す強制連行。
はぁはぁと頷くフリをして・・・保育園まで連行したのです
とりあえず保育園に着いたら何とかなる！！
まずは無事保育園の駐車場まで送り届けよう！！！
・・・意外と保育園に着くとすんなり解った（諦めた？）んですが
いざプログラムが始まると・・・他の子の発表を見ててもウルッと来た母
早ければ０歳児から、通常１歳児から、３歳児からもいればごく少数４歳児から毎日会ってる子供たちが立派に発表会で年長児としての貫禄を見せてくれる姿を見て・・・ついウルウル
でもやはり目が行くのはわが子であるかいと。
毎日９５％同じ発言を繰り返して、発表会練習の報告をしてくれたかいとが本番でどんな風な姿を見せてくれるのかなと。
最悪、合奏の不参加も覚悟していた母が見たかいとの姿とは！！！
～次号へ続く～
・・・次号へだなんて続かないしヾーー;;
舞台に立ってる・・・
劇はもちろん、合奏も歌もピアニカ演奏もクラスのみんなに混じって一番端っこにチョコンと立ってるかいとの姿が！！
苦手な大太鼓から一番離れた位置に、音の背理を防ぐため苦肉の策として耳栓をしてもらったかいとへの最高の配慮としてステージの一番端っこへ立たせてもらい、トライアングルを片手に立ってたかいと。
口を一生懸命動かして歌ってたかいと。
つたない指使いでピアニカにて「ジングルベル」を演奏したかいと。
いきなり楽器変更を先生に申し入れ、自らの希望で変更したトライアングルでリズムを取りながら演奏してたかいと。
アンタ、かっこいいぜぇ・・・
これこそまさに〝惚れたぜ、完敗！！〟
去年を見てただけに、期待以上の成長ぶりと先生のご指導の賜物による成果をまざまざと感じ・・・おおよその予想通り同じ涙がキラリ☆言葉に出来ない涙です
暫く母を悩ませた「７番、フォー！」のナゾがそういえば解けました。
あらすじは正直解らないんですが（ピアノ伴奏と子供たちの声が重なったのと物語が突飛なのと、かいとを見てたので話の筋まで集中出来てない）、あほうどり役の男の子が一人ずつ登場して
「○○羽、ホー！」
・・・かいとが言ってたのと違うジャン
アンタ、アレだけ「７番、フォーーー！」て言ってたやんヾーー;;
かいとが７番目なのはかろうじて（？）合ってましたけども。
ので、劇の筋は覚えてませんが
かいとが言ってたセリフや中途半端な歌は繋がってたことを実感した母です。胃が痛くなるほど心配した発表会。
毎日かいとに状況を聞いて嫌がられた＆入ってくる情報は同じでやきもきした発表会。
去年のことを思い出し、実はかなりブルーが入ってた発表会。
よく頑張りましたぁ
お迎えに行ったときのかいとの表情を見て、満足そうな笑顔に満たされた母です
そりゃ細かいことを言えばキリがないですが、今までを知ってるだけにホントに花丸くらいじゃ足りないほど頑張って自分との戦いを乗り越えたかいとです
・・・・・・・・・・・・・コレで白く燃え尽きました。。。真っ白に。。。
