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見直した♪デクスターゴードンのアドリブ♪

2024-04-25 10:56:07 | 音楽・ライブ・楽器・演奏・芸術・文化
ジャズのテナーサックス奏者のデクスター・ゴードン(以下デックスと記す)は、私は、C・パーカーよりも古い方だと思っていましたら、C・パーカーの後輩で、S・ロリンズやJ・コルトレーンよりは先輩になるようです。
雑誌「Sax・World」に、デックスの音楽人生と楽譜「Shiny Stockings」の、アドリブが1曲分丸々載ってましたので、早速、YouTubeで聴いてみましたら、これが、いいんですね~♪
この録音は、麻薬厚生施設から出てきまして、代表作の「GO」を1962年に録音したその日にイギリスに飛び、そのまま移住し、しばらくした1966年ですね。
Shiny Stockings (Remastered 2005) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=48HMYuiv8Mw

この頃のデックスは、再婚もしましてコペンハーゲンに移り住み、パリにはケニークラーク(Ds)、バドパウエル(p)、アートテイラー(Ds)らが住んでいましたし、コペンハーゲンには、旧友のケニードリュー(p)やアルバートヒース(Ds)らが住んでいまして、地元のニールスペデルセン(Bs)やスペインの盲目のピアニスト、テテ・モントリューなどもいまして、録音が多く残っていますカフェ・モンマルトルなどで演奏したようですね。
さて、このデックスの奏法の特徴は、まず、レイドバック奏法(タイミングをジャストより遅らせる)ですね。それから8分音符は、イーブンで跳ねませんね。この曲の後半の、スーパーレイドバックでは、もはや、リズムセクションとは合っていませんよ~(笑)。


彼の音色は、ルーツが、テキサステナーなんですが、パーカーの技法なども取り入れてからは、よりおしゃれなアドリブをしていますね。
ビルボード誌は、彼のプレイを「クールでホットな演奏」と評していますが、「どっちなんだ?」と、突っ込みを入れたくもなりますけど、分かる気もいたしますです~(笑)。

デックスのアドリブ方法を簡単に言いますと、9th、7th、6thを上手に繰り出していますので、それが、おしゃれで、カッコいい演奏に繋がっていると思います。 
勿論、b9なども使用していますけどもね・・。
C・パーカーの演奏よりもゆったりしていますので、聞きやすく、気持ちがいいですね。
そのデックスの使用楽器なんですが、最初のコーンのTsaxがケースごと盗まれた後は、F・セルマーのマークⅥを愛用したようでして、MPは、オットーリンク・スーパートーンマスターの8番で、リードは、リコの3番のようです。 
                    以上です。ご清聴ありがとうございました~♪
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