(1) 近鉄湯の山線 梅雨明けして一週間ほど。7月の終わりの暑い日。四日市市を訪れました。まずは湯の山線に乗ること。湯の山駅辺りまではクルマで行ったことはあるのですが、近鉄湯の山線に乗るのは初めて。 四日市駅のホームで車両を待っていたら、反対側のホームにやったら明るい緑色の車両が入ってきました。「つどい」というそうですが、中を覗くとビール列車のようです。古い車両の改装車のようで、全席窓向き。窓向き . . . 本文を読む
7月のことです。比叡山に連れていかれました。どこへ行くのか行き先も教えられないまま助手席に乗せられて…奇麗に言えばミステリーツアー、有り体にいえば拉致です。我が家ではときどきこんなことが起こります。 ずっと途切れずに暑い夏が続いている今年ですが、その始まりの頃、まだ身体が暑さに慣れていない頃のことです。ご主人様としては涼しいところへ行きたかったのでしょう。山科から西大津バイパスを走 . . . 本文を読む
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良に宿泊しました。フェアフィールド経験4泊目です。福良の町中、いい場所に建っているのですが、食事がネックになっている、その意味ではこれから伸びるホテルかなと思います。 晩ご飯を食べてから港へ行ってみる。観潮船がライトアップされていてきれいです。 そもそも道の駅プロジェクトのフェアフィールド、ごはんはホテルの外、地元のお店で食べていただくというのが . . . 本文を読む
はじめて淡路島の神話の世界を訪れました。 考えてみれば車寅次郎だって、島の始まりは淡路島って商売のたびに言っているのに、神話の世界で淡路島をイメージしたことはありませんでした。遠い昔、古事記に出てくる淤能碁呂島(おのごろしま)は淡路島の南にある沼島のことだと教わった記憶はあります。それくらいです。淡路島の中の神話を考えてみたことがなかったのですが、最近、友人が伊弉諾神宮へ . . . 本文を読む
ちょうど3年前、会社の先輩がペットボトルを入れ物にして、植物をくれました。植物といっても、ややシワの入った軸のようなもの。それに白い根っこらしいものが数本ついている、見ようによってはグロテスクな植物。その軸をバルブというのだと思えてもらいました。 その先輩は、多くの人が「きれいねぇ」というような植物には興味がないらしい。盆栽とか、デンドロビュームとかいった、力量のある人だけが近づけるような植物を . . . 本文を読む
毎年、畑でタカノツメを一本だけ育てます。せいぜいスパゲティの辛味付けとかコーレーグースづくりとか、その程度なので一本分の実があれば一年間は十分に足ります。 ところが、昨年収穫したタカノツメは辛味が頼りない。土の滋養が足りないのかサイズも小さい。一人前分のスパゲティに3本使っても、効いているのかいないのか、はっきりしない様子。また、コーレーグースも辛いと思うほどにはならない。誰かにこの話をすると、 . . . 本文を読む
女優、その他多くの肩書をもつ中江有里さんの小説。通信制高校に通う一橋沙羅は、その学校で幼馴染の近藤万葉と出会い、本を通して二人が成長していくというお話。 遠い記憶に、山田洋次の『学校』という映画のシリーズがあります。その一作目、夜間中学を舞台にした作品の中で、中江有里という人が生徒として出演していたことを覚えています。可愛らしいけれども、暗い感じの生徒だった記憶があります。もちろん役柄上のことで . . . 本文を読む
なるほど、輪中の集落です。民家は道路や田んぼよりも1mくらい高くした土地の上に建てられています。ここまで走ってきた堤防の高さは約10mあるそうです。集落側からその道路は見上げる位置に走っています。 「輪中の郷」に入ってみました。スタッフはいるものの、来館者は平日のこともあり、私一人。入館料でやっていけるのかしらん?余計な心配をしてしまいます。 輪中とは「低くて湿った土地にある集落と農地を囲む堤防 . . . 本文を読む
行ったことはありませんが、博多の近くに海の中道と呼ばれるところがあるそうです。以前に、「こころ旅」で火野さんが志賀島を訪ねている放送を偶然二回も見ました。魅力的なところらしい。 それに倣って「川の中道」と自分が勝手に名付けた、三重県道・岐阜県道106号桑名海津線を走ってみたという今回の記事です。その道路とは木曽三川の長良川と揖斐川の間の細長ーい堤の上を走る道路、ウィキペディアによれば「中堤道路」 . . . 本文を読む
兵庫県西宮市の松竹梅酒造がつくる日本酒。 自分のための飲んだお酒の記録です。客観的に伝える力量はないので、アテにしないでくださいね。 いただいたお酒です。なになに、松竹梅酒造?ラベルを見て思い出したことがあります。昔、さだまさしのエッセイを読んでいたら、松竹梅の話が出ていたぞということを思い出しました。本棚から引っ張り出してきた一冊。『美しき日本の面影』このどこかにこんな話が書かれていたはず。私 . . . 本文を読む