きさらさら日記

日々のいろいろ雑記帳 by:kisarasara

祝島日記その3【神舞とは】

2008年09月01日 23時04分49秒 | 祝島
4年に一度、オリンピックの年にやってくる神舞(かんまい)。

その昔、大分の伊美の人たちが
京都の石清水八幡宮から、
分霊を乗せて帰る途中、
嵐にあって祝島にうち上げられ
そこに暮していた人たちに助けられたそうな。

島の人たちは厳しい自然環境の中
生活に苦しんでいたのを
それをきっかけに農耕が始まり
暮しがよくなっていったそうな。

そのお礼に年に一度
伊美別宮社(石清水八幡宮の別宮)へ
「おたねもどし」といって
島でできた作物を奉納するそうな。

そうして交流が始まり、
4年に1度は伊美別宮社から
宮司さん、里楽師さんが島へやってきて
お祭りをおこなう、というわけ。

神舞の年、島の人たちは半年以上前から
準備に取りかかり、神舞が始まるまでが祭り、
始まったら島に帰ってくる親戚たちのもてなしに
徹する、と。

その“島の人たちの祭り”である準備風景を撮るため、
あやちゃんたちは1週間前から島に来ていたのでした。
準備についてはここをぜひ見てね。

で、お祭りの1日目は「入船神事」
その名のとおり、
神様が船でやってくる。
島の3隻の漁船が
伊美まで神様を迎えに行き、
島では櫂伝馬や漁船たちがそれをお迎えする。

あやちゃん、大久保さんは海の上チーム。
普段は2人の撮影隊、
今回は特別に大久保さんの所属する
KBC映像の笹栗社長が自らカメラをまわしてくださることに!

そんなわけで
笹栗さんとわたしが陸上チーム。
高台から船がくる様子などを撮影するため、
軽トラで島をちょこまか行ったり来たり。
わたくしはもっぱら運転手ということで。

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