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本当の中華を食べに行こう!!~北京宮廷料理「『涵梅舫(かんめいほう)』銀座店 美食会2015 レポ♪

2015年02月05日 23時27分27秒 | 行楽・お店の紹介・旅行

北京宮廷料理『涵梅舫(かんめいほう)』さんの美食会2015に参加をさせていただきました! 



※2015.01.26 銀座 2-4-6 ベルビア館 8F 涵梅舫・銀座店にて 
 



一番上に書かれたタイトルにご注目ください~
すごいでしょ?! 「中国料理の味と技、美と健康の盛宴」ですよーーー!!



このお食事会は・・・

「中華料理は、油っぽくて辛い…といったイメージを持っている方が多いということが、
非常に残念。本当の中華料理とは、こういうもの…とお伝えしたい。ぜひ、本物を食べてみていただきたい!」

・・・そんな趣旨で開催されたのだと伺いました。



本場中国で最高峰の資格を持つ料理人さん達の“素晴らしい技術が駆使された伝統の味”を、
中国食文化研究所所長であり「本当に美味しい中国料理が食べたい」の著者でもある
中西 純一さんの解説を伺いながら堪能させていただく・・・という、大変贅沢なお食事会です。




はじめは、大体1万円くらいのコース料理と伺っていましたが、龍須面の実演あり、
感動モノの飾り切りあり、あの味も、この素材も、この料理法も・・・と、
なにせ奥の深い中華料理でございますので、あれこれ盛りだくさんでお出し下さった結果、
なんと!予想をはるかに超えた2万円相当のお料理となってしまったのだそうです。


ワタシは、中西さんとお付き合いのあるブロガーさんを通して、ご招待していただきました。
こんな機会は、大変希少であると思いますので、大感謝です。



彼女の「お取り寄せグルメ」サイトには、すでにとても詳しくてわかりやすい
お食事会レポが掲載されていますので、ぜひご訪問なさってみてくださいね~♪
幼少期を香港で過ごし、離乳食は中華だったというツワモノです!

 ⇒『涵梅舫』は大事な接待に、特別の記念日に楽しいたい、まさに本格的宮廷料理








この「美食会」に参加させていただいて、これまでの中華料理のイメージが一新しました。

中華って、円卓に運ばれてきた大皿料理を、自分たちで銘々皿に取り分けて食べるものだと
思っていましたが、それはある意味、庶民的・大衆的なケースなのだそうでして。


おもてなしの「席」の場合は“ゲストはあくまでゲスト”なのだそうです。


宴の開催者は、開催日のずっと前から料理人さん達と綿密にメニューを相談し、
季節に合わせて、ゲストの年齢や嗜好に合わせて、宴の趣旨に合わせて、
ふるまう料理を厳選して決定するのだいうから、気合が入っていますよね~



もちろん、当日お料理のサーブは、ホスト側で行います。




「中華料理は食べ終える時に、全部たいらげてしまってはいけないって本当ですか?」
・・・という質問があがりましたが、これは本当なのだそうです。

ぜーーーんぶ完食してしまいますと「まだ、食べ足りないみたいだ。料理が少ないのでは?」
と心配をして、次々と料理を持ってきてしまうので、いつまで経っても終わらない・・・ということらしいです。


この日は、一口残すようなことはぜずに、すっかりキレイにいただいてしまいましたが、
接待を受ける形で本格的な中華料理を頂く場合は、気をつけないとエンドレスになってしまうのかも?!



また、この日ワタシは
主人がピーマンと玉ねぎが苦手なので、なかなか中華料理店に入る機会がありません。」と、
話をさせていただいたところ。。。


良い店は、きちんと好みを聞いて料理に反映させてくださるそうなので、どんどん希望を伝えても
良いのだと教えていただきました。


中華店で「ピーマン・玉ねぎ・パプリカなんかは抜いてくれ!」なんて言っちゃったら、
使う素材がなくて、嫌がられるのではないかと思っていましたが、そんなことはないそうです。


本来、きちんとした中華料理でのおもてなしとは、ゲストに合わせた素材・調理法・味付けを
するものであり、例えば同じ料理を注文したとしても、ゲストの年齢や性別が違えば、
若干違う出来上がりの料理が振る舞われる・・・ということだってあるのだ
と伺いました。


もっと言えば、高級な中華料理店ほど、メニューに写真は無いそうなのです。
なぜならば、時期やゲストに合わせて、お料理が変わってきてしまうから。



例えば「麻婆豆腐」という同じ料理を注文したとしても、女性同士で行った時と
夫婦で言った時では違うのかもしれないですし、夏に行くのと冬に行くのでも変わってくるかも
しれない・・・ということですね~




知らかなかったなーーー!!
中華料理が、そんなにも「食べる人への思いやりに溢れた素晴らしいお料理であった」なんて。。。




・・・ということで、まさに目からウロコの「美食会」でございました☆



以下に、素材の持つ味を生かした上品で・繊細で、かつふくよかな美味しさであり、
見ために華やか・ゴージャスで、真心であふれたお料理の数々を、ざっとご紹介させていただきます。



個々のお料理は、別途レビューさせていただきますので、合わせてご覧いただけましたら幸いデス♪






■本当の中華料理がわかる! 北京宮廷料理『涵梅舫(かんめいほう)』さんの美食会メニュー■



・藝術彩拼(宮廷風前菜の盛り合わせ)


龍須牛肉、芝麻藕絲、蘭莓山葯、芥茉白菜、薄荷核桃、叉焼


前菜6品です。
なんと、1番最初のこの皿で、「酸いも甘いも噛み分ける 」じゃありませんケド。

酸=すっぱい
苦=苦い
甘=甘い
辛=辛い
鹹=歯に減ると書いてカン。塩っ辛い

「五味」と言われる味の全てを、この後の料理で味わうためのデモンストレーションというか
予行演習というか、舌をトレーニングするための前菜なんだそうですよ~


・女児紅 3種(紹興酒)



女児紅(にょじこう)は、女の子が生まれた際に紹興酒を仕込んで寝かし、その子が嫁ぐ時の祝い酒とする。
・・・という習慣から名付けられた、中国浙江省に古くから伝わるお酒だそうです。


8年、12年、20年ものの女児紅の飲み比べをさせていただきました♪




・菊花豆腐(特製豆腐入りサメの唇スープ)



まさに「菊の花」が咲いたような絶品スープです。
ワタシは“サメの唇”なるものが、気になって気になって・・・


あひる、丸鳥、金華ハム、豚のスネ肉、干し貝・・・を、長時間コトコト煮込んで、
ひき肉でアクを取ったというスープがベースになっています。



・黄燜魚趐(宮廷風フカヒレ姿煮込み)



どーーーーんと肉厚なフカヒレが入った、スープ仕立て♪

飲めば飲むほど、食せば食すほど、プルンプルンの美魔女になれそうで、
皿まで舐めてしまいたくなる衝動にかられました。
あと5皿くらいは食べられたかも。。。


・龍須面の実演



最後に点心としていただいた「龍須面」を作るところを、目の前で実演していただきました。

めっちゃスゴイ! ピザ生地みたいだった小麦粉の塊が、あっという間に
超極々細の糸みたいになっちゃいました。

動画に撮らせていただいていますので、別記事にてご紹介させていただきます~



・黒椒鹿肉(鹿肉黒胡椒炒め)





黒胡椒の風味がピリっときいた「鹿肉」ですよーーー!!

鹿肉って、こんなにやわらかくて、淡白なお味だったんですね~?!



・蟹粉尤魚蛋(蟹味噌入りイカ玉子姿煮)




このお皿が運ばれて来た際には、思わず会場がどよめきました(笑)


スッゲーーー!!龍だーーー!!
しかも、口からなんか出てるよーーー!!



メニューには「蟹味噌入りイカ玉子姿煮」。。。と書かれていますが、一体どれがイカの卵なんでしょう?
ただの「ゆで玉子」にしか見えないんですけど???

それとも、蟹味噌入りイカ&玉子姿煮なのでしょうか?  
それなら蟹味噌の入ったイカはどこに???


見た目のインパクトもすごかったですが、料理名と実際の料理を味わった時の
その衝撃もかなり凄かった逸品です~




・灌湯龍蝦球(スープ入り海老団子唐揚げ)



うお~♪ ↑こちらも会場から声があがったお料理です。
でっかいロブスターのお頭付き!!


しかもですよ。
この海老団子は、ちょっと変わった食べ方をする珍しいお団子なのです~

どんな風に食べるのか?乞うご期待!!




・烏龍戯珠(ナマコとウズラ玉子煮込み)





こちらのお皿は、うぉーーーってよりは、ヒャーーーー!!って感じ(笑)


日本でもナマコは酢の物なんかでいただきますが、こちらは姿煮?!
思わず、グアムの海を思い出してしまったグロい見た目でありながら、
ふよふよしてて美味しいのです~

となりの「ピヨちゃん」が、トリフェチのワタシのツボにハマりました♪



・炉肉火鍋(豚腹肉焼き、白菜の鍋物)





火鍋というから、真っ赤でヒーハー系のお鍋なのかと思いきや。
冒頭の絶品スープで作った、白菜と豚バラのしゃぶしゃぶ鍋みたいな感じでした。

スープがね、白菜と合うんですよ~
思わずおかわりしちゃいましたが、いっそ鍋ごと飲んでしまいたいような美味しさでした!!



・揚州炒飯(えびこ、ハム、ナマコ、エビなど入り炒飯)




ワタシが自宅で作る「ウェイパーがガッツリ入った炒飯」とは、全然違う~


って、こちらは中国最高峰の料理人さんが腕を振るったチャーハンなのですから、
当たり前・・・ではあるんですけど。


チャーハンって、こんなに優しいお味だったのね?!・・・と、しみじみ食べたチャーハンでした♪



・宮廷点心(宮廷風点心の盛り合わせ)







上の大皿は、キャーーーー♪と女子から黄色い声が上がっただけでなく、男性陣からも
おおぉ~と驚嘆の声が上がり、この日1番撮影タイムを要した大作でした。

別途アップの写真を掲載させていただきますが、なんというこの「ファンタジー感」!!
初めて浦安の某ランドに足を踏み入れた時のような、楽しくて幸せな気分でいっぱいになりましたから、
お料理からくる感動って、スゴイですね~


しかも、見た目が素晴らしいだけではなくて、しっかりスイーツとして美味しい・・という点が
さすがなのです。


最後のお料理でしたので、すでにお腹はパンパンになっていたのですけど。
ちゃーーーんと別腹で、たくさん頂くことができました♪


新茶のウーロン茶(青茶)も、さっぱりしていて美味しかったです~






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本記事の冒頭に
・・・「中華料理は、油っぽくて辛い…といったイメージを持っている方が多いということが、
非常に残念。本当の中華料理とは、こういうもの…とお伝えしたい。ぜひ、本物を食べてみていただきたい!」

・・・そんな趣旨で開催されたお食事会なのだと書きました。


ワタシ自身も「中華料理とは油っこくて、濃い味で」・・・というイメージが確かにありましたので、
この日、北京宮廷料理「『涵梅舫(かんめいほう)』銀座店さんのお料理を堪能させていただいて、
こんなにも、やさしく、上品な味わいのお料理なのかとビックリしました。


広大な国土を持つ中国には、豊富な食材が集まりますし、
3前年を超える長い歴史や、不老長寿の願望、食への関心も高いことから、
“世界で最も発達をした料理”と言われているのが、中国料理なのだそうです。



この日、解説をしてくださった中西さんは、
以前「美味しいトンポーローが食べたい!」と、東京にある20店以上の中華料理店を訪れてみて、
なかなか美味しいお店が見つからない・・・と残念に思っていたところ、
当時は赤坂に店を構えていらっしゃった『涵梅舫(かんめいほう)』さんの東坡肉(トンポーロウ)で、
始めて舌鼓を打つことができたのだと話してくださいました。


・・・ということで。

『涵梅舫(かんめいほう)』さんの北京宮廷料理は、本物の中華料理の味がわかる方が、
お墨付きを出してくださっている“本当の中華料理”を味わうことができるお店でございます。






先ほど『涵梅舫(かんめいほう)』さんのHPを拝見しましたところ、
今回ワタシがいただきました「美食会2015」のメニューとほぼほぼ同じものを、
2015.02.28 18時~開催される第2回美食会で、いただくことができるようです。


15000円(税抜・飲み物別)ということですので、龍須面の実演や龍の飾り切りはないかと思いますが、
メニュー自体は同様のようですので、興味のある方はぜひどうぞ!!


 ⇒http://kanmeihou.co.jp/


「場所は銀座だし、高価なお料理ばかりでは、敷居が高くて」・・・と思われるかもしれないですが、
ランチメニューは、ナント1000円からあるのですよ~


店舗は、銀座ベルビア館8Fのレストランフロアにありますので、お気軽にどうぞ♪
(・・・って、ワタシが言うのも変ですケドネ





涵梅舫 銀座店中華料理 / 銀座一丁目駅有楽町駅銀座駅
夜総合点★★★★★ 5.0




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