2014.08.18 フジテレビの朝番組「ノンストップ」の大人のお作法で、
「おすそ分けを頂いた際のマナーについて」勉強しましたので、共有させていただきます♪
そもそも「おすそわけ」・・・って、なんぞや?!と、調べてみたら。
御裾分け(おすそわけ)は、「裾分(すそわ)け」の丁寧語。
お福分けとも言う。
他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること。
「すそ」とは着物の裾を指し、地面に近い末端の部分というところから転じて
「つまらないもの」という意味がある。
よって、本来目上の人物に使用するのは適切ではない。
一方、お福分けは「福を分ける」意味であるゆえ
目上の人物に使用しても失礼に当たらないとされている。
*ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/御裾分け 2014.08.23より*
昔のヒトは、着物の裾にいろんな物を入れていたので、
そこから(裾から)物を出してあげたから・・・という説もあるようですが。
なんで地面に近いとつまらないのか?わからないなーと思いますけど。
着物の裾って、つまらないものだったのですね。。。
同じ裾でも、ウェディングドレスの裾なんかは、
結構面白い・・・というか、
決してつまらないとは言えないような気がしますけど(笑)
「おすそ分け」はつまらないものなので、目上の人へはこの言葉を使わない。
なるほど・・・です。
そういえば、物を贈る際も「つまらないものですが」とは言わない・・・と聞いたことがあります。
目上の人、立場上上の人へ物を差し上げるのであれば、
「つまらない物じゃなくて、面白いもの持ってこい!!」・・・って、ハナシですねーーー
話が逸れてしまいましたが。
おすそ分けを頂いたら、「すぐに」とか「その場で」ではなくて、
別の機会に【同等・またはそれ以下】の品物を返すのが良いそうです。
すぐに・・・だと、気を使ったと思われてしまうので、
後日が良いとか。。。
もしも、その人から貰い物はしたくないなーーーーと思った場合には、
逆にわざと、高価なものを返しておく。
ただし。
これ、相手がニブイ方の場合は、思惑どおりにはいかない恐れも?!
「わーい、いいもん貰ったー♪」とばかりに、
また「つまらない物」を貰うハメにならないように気をつけないとね。。。
また、返却の必要のある「容器」に入ったおすそ分けを頂いた際には、
容器をキレイに洗って、何か添えて(入れて)お返しをするのがマナーだそうです。
同等・それ以下・・・ということなので、ちょっとした物で良いそうですが、
空で返すのはNGなんだそうですよーーー!!
その他、何か迷惑をおかけしてしまったとか、心苦しいことがある場合に、
お詫びの品を送る場合には、「お裾分け」の品物ではダメなのですって。
あくまで「おすそ分け=つまらないもの」なので、
お詫びのキモチを表すのであれば、きちんと買った商品を贈るべき!!
納得です。
ついつい「いつもご迷惑おかけしちゃってるから、おすそ分けです」なんて
言ってしまいそうですが、これはダメってことですね。
ちなみに、おすそ分けはつまんないものだから、貰いっぱなしでも・・・と、
思わなくもないですけどね。
例えば・・・
これ、昨日実家でたくさんもらった「ナス」なんですケド。
わざわざ友人宅へ持って行ってまで「おすそ分け」しようとは思わないけど、
もしも何か別件で会うようなことがあれば、きっと貰ってもらうだろうなーっと。
でも、これでお返しきちゃったら、心苦しい気がすると思うんですよね。
たぶん、おすそ分けする人ともらってくれる人との「間柄」がポイントなんでしょうねー
物にもよるけど、親しい人なら、貰いっぱなしでもいいんじゃないかな?
ってこともある気がしますが。。。
そうでないなら、何かしら返した方が良いらしいデス。
話がちょっと変わりますけど。
後日、同じく「ノンストップ」で紹介していた、ママ友の「お土産」話によると、
同等・それ以上のおみやげを買って返さないと、仲間はずれに・・・
なんてコワイこともあるようで。
「おつきあい」って、難しいなーと思いました。