ピロリ菌の疑いで！「ちゃらら～ん、鼻から胃カメラ～♪」やってきました。しんどかったー

今年初めに受けた、市の無料健康診断＋子宮がん検査＋マンモグラフィー。　

検査を受けるだけ受けて、そのまま3ヵ月以上も放置していましたら、病院から「検査結果を聞きに来て！」という呼び出しがきてしまいました。



ワタシ、「何か大病だったら、電話でもくるだろうから、健康だったんだろなー」なんて、軽く考えていたんですけどね～



「胃の委縮がひどくて、ABCDランク中のDランクです。　血液検査でピロリは認められませんでしたけど、胃の状態がひどすぎると出ないこともあるんですよね。　ピロリがいると胃癌リスクも上がりますし、すでに胃癌の可能性も無きにしもあらずなので、胃カメラしましょう」・・・ということで。


初胃カメラをするはめになりました。

■ピロリ菌とは？

ピロリ菌は、ヘリコバクター・ピロリという胃の粘膜に住みつく細菌のことだそうです。



井戸水飲んだり、保菌者と同じスプーンやコップを使ったりすることで感染するらしいですが、大人は胃液が強いので
うつることはないそうです。　大体5歳未満の子どものうちに、母親から感染していることが多いと伺いました。


なので、ウチの息子達も「ピロリ」がいる可能性が高いとのこと。　2000円程度の血液検査でわかるので、検査するように息子たちに伝えるように・・・と言われました。


ピロリ除菌中はアルコールを飲むことができないため、息子達はとっても迷惑そうでした。

で。本日がその「初の胃カメラ体験」です。


前の晩は、21時までに食事をしないといけなくて。　24時までは水かお茶ならOKですが。。。
当日は絶食。　ただし、1口程度の水くらいなら飲んでも可。


病院に着いたら、まず血圧を測っていただき、問題なしなら、胃カメラの検査室へ。


ベッドに腰掛け、片栗粉を溶いたような白い液体を小さなカップで一気飲みし、
ベッドに寝そべり、3回転ほどごろごろしました。
胃の中に、まんべんなく液体が行きわたるように・・・だそうです。


その後は、鼻の麻酔。
金属の細いノズルで、左右3回づつ薬を噴射！　
これ、1回シュッ・・・とするたびに、ツーンと鼻から喉に降りてきて、めっちゃ不味いんですよ！！


さらに「鼻に管を入れる練習」と題して、ゼリー状の麻酔を塗った細い管を鼻から挿管。　
このゼリーもすぐに喉まで降りてきて、これまた不味い！！

次に「鼻に管を入れる練習・その２」と題して、もっと太い管を挿管。　
もちろん、不味いゼリー付き～


練習用の管を鼻から抜いた後も、喉に不味いゼリーがへばりついて、痰が絡んだみたいで気持ちが悪いんです。
でも、唾を飲んだらダメと言われて、なんだか涙目。


ここでドクターが登場し、いよいよ本番。
またしても、麻酔ゼリー付のカメラ付き管を、鼻から胃までずるーーーーーっと挿管！！


この間、目をつぶると鼻がツラれて締まるらしく、目は開いていてくださいということで。
「唾液も飲まずに、口元のトレーに垂れ流してください」と言われまして、なんだかとっても辛かったですーーーー



管を入れたり、ちょっと引いたり。　
胃の中をあちこち眺めて、最後にピンセットみたいなので、胃の粘膜をポチっと採取。
ずるずるずる～と管を引き抜き、終了しました。


先生曰く「こんなに胃が委縮してるから、ピロリいると思うんですよね。　まれに萎縮がひどすぎて、ピロリがいたけどもう全部いなくなってしまったってこともあるんだけど。　どっちにしても、委縮が良くなることはもうないので、年に1回胃カメラしましょう」・・・だそうでして。


「うううぅ。」と、再度、涙目。
先生に「食欲ないとか、胃がもたれるとかあるでしょう？」と言われましたが、ワタシ、そんなの全然感じてないんだけどなー！！



以前のように口からカメラを胃までおろして、おえっとえずくことを思えば、鼻からカメラなんて「超楽ちん」になったと看護師さんから伺いましたが、鼻から胃カメラも結構きついとワタシ的には思いました。


鼻からカメラを抜いた後も、しばらくは麻酔の影響で鼻水タレタレでしたし、唾も飲まずに吐き出さないといけなかったし～


結局、来週「呼気テスト」というのもを受けることになりましたが、今度は息を「はぁーーーー」とするだけで良いそうなので、ホッとしています。


そうそう。
現時点では、胃がんも見当たらなかったそみたいなので、良かったです。




ピロリ菌と除菌については、武田薬品さんのサイトでわかりやすく書かれていますので、ピロリってなに？と思う方はこちらでどうぞ。

　→ピロリ菌って何者？

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