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逆境無頼カイジ 破戒録篇

2011-05-11 | 逆境無頼カイジ 破戒録篇

負けた直後でまだ少しグダグダっとしてた頃の話の回ですね。ちょっと繋ぎみたいな回でしたが、アニメで見ると色々印象が違い楽しめました。

さて今回から三好達が仲間入りするのですが、そこまでの経緯までの話です。まず最初に給料袋を渡される際に45組と言われるのですが、音声で言われると中々みっともないですねw 班長も仕切らないで上下に分けて普通に渡せばいいのに・・・。そして何故か一人だけ苗字じゃなくて名前で給料袋を描かれるカイジ(笑)

地下強制労働施設は、病気になっても一切保証が無く、休めば休むほど延々と労働日が増えていくという地獄の作りになっていて、休んだ方が酷い目に合うというとんでもない職場になっていますね。アニメで見ると特に無くてもいいようなカットだったのですが、そういえば某息子が出るから説明なきゃダメなんですね。

役に立つのか立たないのか微妙な三好ですが、最初で最後の出目メモの役立ちがありカイジは班長の秘密に気付きます。自分が原作初見した時は確か気付かなかったと思うのですが(原始的だと推測しようがない)、アニメだと視聴者が考える暇も無さそうなのでネタバレ無しならこのままボーッと気付かずに見ちゃいそうですね。「殴りつけても何も変わらない・・・!」のシーンのカイジは本当切ない。

そして決起の夜が来るのですが、カイジはその時から策を張り巡らします。その時いかにぬらりとした空気を超えるかが大事で、それを超えないと特に何も変わらない日常が来るだけというのがどれだけ恐ろしいか、このアニメを見て分かるんじゃないでしょうか。

カイジ、最初に45組を上手く揺さぶって仲間に入れるのですが、煽り方がネラーがニートを叩く口調とあまり変わりません(爆)カイジが黙々と計算して班長の悪徳儲けを言うのですが、地上にいる時よりも明らかに儲かっていそうです(まあ50万ペリカ稼いでも5万円だけど)。

カイジに言われて三好がちょっと弱気になるのですが、その時演技がちょっとだけErgoProxyのビンスが入ってて懐かしい感じですね。憎みたくても憎めない・・・!?「班長は特別なんだ・・・・」はカットだったり、皆で手を重ねるシーンはどうみても丸見えだろ的なツッコミがあるのですが、何はともあれここから反撃開始といった所ですね。カイジのトーク上手さや前田の声が意外によかったり、今回も色々見所満載でした。

冗談抜きで例えば漫画なんてもうパターン芸で予想されて盛り上がる漫画も盛り上がらないでというのに飽き飽きしてる人もいるだろうけど、カイジのこの辺のシーンなんか一体どういう事になるのか全くもって予想付かないと思うので、未読の人はどんどんアニメでもカイジを知って欲しいと思ったりします。

どうでもいいのですが、最後の提供絵が金に埋もれてる班長で吹きました。何故この絵を選んだしw


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