ここに来て30年、アンテナ線は右側にうっすらと白くなっている部分にあった。多少の積雪があっても、日当たりのいい南側屋根は、そのままじんわりと融けて問題なかったのだが、今回の大雪は、30cmが融けきらないうちに50cmと重なって、うまい具合に融けて固まり、ズリズリと屋根から落下した。つまり、このアンテナ線もズリズリと引っ張られたわけで、線は切れなかったが、混合器のコネクタ部分で引きちぎれBSが見えなくなった。FMはコネクタから抜け、地デジも切れる寸前というくらいに伸びきっていた。今日になって、屋根南側の雪がなくなったので、アンテナ線を屋根の中央、尾根部分に移動した。これならズリズリと引っ張られることもないだろう。とは言え、100年に1度の大雪とか、以前のままでも問題なかったのかも知れない。

