平成26年初釜は北新地「かが万」で催されました
寄付(待合)は立花大亀老師筆「赤富士」
脇床の置物
手あぶり
濃茶席にて炭点前
炭斗の中には炭(胴炭1個 割炭大小1個づつ 輪炭2個 長炭2個
枝炭3~5本 点炭2個)と香合 羽箒 火箸 鐶 釜敷が入っています
本来ならば羽箒は左側に置くのですが今日は拝領物なので右側に置いてあります
灰器にはあられ状にした灰と灰匙が入っています
古儀茶道薮内流では炭点前は黄袱紗を用います
濃茶席に入り香合に黄袱紗が敷いてあると炭点前を省略しますとのことです
釜を移動させて火種のある炉の中に 作法通り炭をつぎます
香合から取り出した香を作法通り置き拝見にだします
香合は加藤渓山造 青磁 干支「午」
炭点前が終わると仲立ちして寄付でお湯の沸くのを待ちます
その間に縁高に入れられたお菓子をいただきます
お菓子は初釜に相応しい京 末富製の「相生きんとん」
濃茶席には炭点前にはなかった軸や花入れが設えられています
床 猗々斎筆「天馬馳宇宙」 画像は上手く撮れませんでした(^^ゞ
花入れ 象耳付唐銅 花 寒牡丹
釜 高橋敬典造 広口政所釜
茶の湯の釜の形状のひとつで胴部に菊花紋と桐紋を大きく鋳出した釜
菊桐釜とも云うそうです 姥口 鬼面鐶付 蓋の撮みは唐銅の花の実
今の時期は寒中なので広口の蓋を開けたらたくさんの湯気がでるので
席が暖まります 広口釜は寒中に多く使われる趣向は
亭主の客に対する「お・も・て・な・し」ですね
水指 朝鮮唐津 豊田嘉隆造
茶入 上野焼 高田湖山造
茶碗 上から「御本」「古萩」「黒楽」
炭点前 お濃茶と進み次は薄茶席です
薄茶席と懐石料理は後日につづきます 興味のある方はお楽しみに♪
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