日々好日

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数奇屋袋

2011-04-02 | 趣味の世界

      着物の残り布で作ってくれた懐紙挟みとペア-のオシャレな数奇屋袋

      手作りならではのくるみボタンの可愛いこと



      

      お茶席やお稽古の時でも欠かせない数奇屋袋は


      懐紙だけでなく袱紗 扇子 楊枝などいれるのに重宝な小物入れ



      

      長らくお世話になった茶道の先生はとても手先の器用な人で


      懐紙入れや楊枝入れや数奇屋袋を作っては


                     社中さんにあげていました


      お弟子さんの中で持ってない人が居ないくらい皆頂いています


      


      これも貴女はこの柄が好きそうだから・・・と


                    私の為に作って下さいました



 



      


       親しくしている茶道具屋さんに


       「名物裂」の端切れを頂くので箱の中にはいっぱい有って・・・と


       嬉しそうに話しておられたのを思い出します




 
              「留め」は蜆貝をくるんだ貝ボタン

       これは端切れの裂で作ったので2枚の裂の違う文様を

       剥ぎ合わせて作ったそうですが・・・

       どの部分が接いであるのか見た目には分かりません

        

       





  


      貰って貰う人を思い浮かべながら


             針を運んでいる時が幸せな時間だと仰ってました


      


      亡くなられて数年 今は思い出の品として大切にしています






 




      毎年4月下旬から5月中に愛用している藤の柄の数奇屋袋


           季節に合わせて作って頂いた世界でひとつの私の宝物です





 



      裏生地の色も表の柄に合ったのを選んで付けてくれています




      ご自分のお弟子さんばかりではなく 


               他の社中の皆さんにも差し上げていました


      何個の数奇屋袋を作ったか多分ご本人も憶えてないと思います


      


      それぞれが大切に愛用しているのを見て


                きっと天国で喜んで居られる事でしょう






        


          


      

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