茶室 八窓庵

　　　　　　　　素晴らしい正倉院御物をたっぷりと堪能して

　　　　　　　　赤い毛氈の敷いた床机に腰掛けて美味しいお抹茶を一服いただきました

　　　　　　　　
　　　　　　　　中庭の池の向こう側に紅葉しかけた木々の間に　茅葺入母屋造りの茶室が見えています

　　　　　　　　

　　　　　　　　多窓式茶室として有名で興福寺塔頭「慈眼院」の六窓庵（現在は東京国立博物館）

　　　　　　　　東大寺塔頭「四聖房」の隠岐緑（東京へ移設後　戦災で消失）とあわせて

　　　　　　　　大和の三茶室と云われているそうです



　　　　　　　　八窓庵は含翠亭（かんすいてい）とも云われ　元は興福寺の大乗院庭内に有ったのを

　　　　　　　　地元で保存するために奈良在住の篤志家達で当時の帝国奈良博物館に献納

　　　　　　　　明治２５年（１８９２）に国立博物館の敷地に移設されたそうです


　　　　　　　　古田織部好みと伝えられる多窓式茶室と云われる茶室八窓庵は

　　　　　　　　その名の通り茶道口には色紙窓　正面には風炉先窓　にじり口左上には下地窓

　　　　　　　　又　連子窓など庵の名前の通り八つの窓があるそうです


　　　　　　　


　　　　　　　　実際に拝見したことはないのですが・・・・四畳台目で

　　　　　　　　点前座には雲雀棚が吊られていて中柱があるそうです


　　　　　　　　申し込めば茶会などに貸して頂けるそうですが見学だけなどは出来ないそうです


　　　　　　　　茶室の左側の方に見える建物は何でしょうか？

　　　　　　　　紅葉している木があったので撮ってきただけでした～〔笑〕