3月9日(土)と10日(日)の二日間 大阪美術倶楽部で
朝日新聞厚生文化事業団主催のチャリティ-茶会第五十九回各流合同茶会が催されました
私が習っている薮内流の懸釜は 昨日だったのですが
所用があって行けなかったので 今日行ってきました
各流派合同なので大寄せのお席です 二席選んで入れます
私は武者小路千家(官休庵)」と「松尾流」を選びました
官休庵のお席には友達が先生をしているので何回もお邪魔していますが
松尾流は初めてのお席です しかも立礼席でしたから・・・
寄付の床 軸は小寺稲泉画 立花奈
花器はスエーデン製 お雛様に花を飾って
本席 床 春水満四澤
花入 古銅 花名 桜 黒猫柳 ハ-デンベルギア
立礼卓(りゅうれいじょく)点茶盤とお道具
立礼とは点前のひとつの形式 玄々斎宗室が時世にかんがみて
明治七年(1874)に考案した椅子点前
釜 撫肩扇面環付
水指 祥瑞みかん
主茶碗 銘 笑顔
替茶碗 銘 吉野山
替茶碗 銘 土筆
松尾流とは
千宗旦の門弟 松尾宗ニの曽孫宗ニが覚々斎宗左に師事して奥義に達し
松尾流を名のり松尾流の初代となった
松尾家の遠祖 辻玄哉は武野紹鴎の高弟として茶の湯を学び 紹鴎から
台子茶湯秘事を授かり 千利休が玄哉から古流の台子を学んだと伝えられているそうです
始祖玄哉は生涯 家業の呉服商を営み 茶の湯者にならず
数奇者として茶を楽しみ極めたそうです
その頃名古屋の町衆が 利休の茶を学びたいのを知り 松尾流が出張して
茶道と京の文化を名古屋地方に伝授したそうです
もう少ししっかり勉強してつづきは後日UP致します
今日の茶菓子は「かるかん」 亀甲堂製
器はお正客は銀製銘々皿 客は白磁輪花
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