我が家の夏の恒例のひとつ 土用の内の伏見稲荷大社詣を済ませてから
秋の紅葉の美しさで有名な東福寺さんまで行ってきました
創建は鎌倉時代 ときの摂政関白「藤原(九条)道家が南都東大寺と興福寺から
「東」と「福」の二字をとり 九条家の菩提寺として造営されたそうです
東福寺方丈 方丈庭園の八相の庭 (パンフレットより)
「八相の庭」とは 四庭に配された「蓬莱」「方丈」「瀛洲(エイシュウ)」
「壺梁(コリョウ)」「八海」「五山」「井田市松」「北斗七星」の八つを
釈迦の生涯の八つの重要な出来事「八相成道」に因んで命名されたもの
南 庭 広さ210坪の枯山水庭園
18尺の長石を基本に巨石を配し仙人が住むという四仙島を表し
渦巻く砂紋によって八海を表しているそうです
唐破風の表門は昭憲皇太后の寄進で「恩賜門」と呼ばれ明治期唐門の代表作
五山になぞられた築山
西 庭 方形に区切られて市松模様に図案化された庭
今年の暑さで苔も日焼けして茶色くなっていました
本来ならばこのようなきれいな市松模様が見られたはずです
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北庭へ続く途中には「通天台」と呼ばれる舞台があり
眼下には渓谷「洗玉澗」が一望できる
東 庭には雲文様地割に円柱の石で北斗七星を構成され
北斗の庭よばれているそうです
後方には天の川を現した生垣が配され小宇宙を造りだしています
紅葉の時期は大勢の観光客でいっぱいでゆっくり観賞できないそうですが
私達は車で7時に家を出発して 8時過ぎに伏見稲荷大社に参拝してから
東福寺に向かいました 地図で調べていたより近くて歩いても15分位だそうです
開門と同時に着いたので観光客も私たちだけで
駐車場も我が家の車だけでした
人影のない方丈は静寂で 心ゆくまで趣味の世界に浸ることができました
明日は「通天橋」の夏の風景をUPします お楽しみに~♪
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