血は争えないよね。

私は気の小さい悪いやつなので、良い事をしてカバーしようとします。
って言っても特にしてるのは献血くらいですが・・・
自慢じゃないですが、この歳で３０回以上してる人、
あんまりいないんじゃないだろうか。健康状態も判ってお得なのに。
専門学校に私の大好きな何言っても面白い葱ちゃんって子がいます。
その子も献血好きなんですが、彼女ＲＨマイナスなんです。
聞いたときは「ＲＨマイナス！？道理で変わってる訳だね♪」って言っちゃいました。
「ちえちゃんに言われちゃったよ～」って言ってたけど
人間、自分以外は変わっているって感じるもんですよね。
と・こ・ろ・でＲＨって知ってますか？ではちょっと説明。
血液型分類の方法のうち、ABO血液型とはべつにRh血液型があります。
Rh血液型のC、ｃ、D、E、E、の５つの抗原のうち、輸血や妊娠で重要なのが抗原「D」で、
これを持っている人がRhプラス（陽性）、持っていない人がRhマイナス（陰性）。
私はまあ、プラスです。

なぜこの抗原「D」が重要なのか？
それは、Rhマイナスの人にRhプラスの人の血液を輸血すると、
Rh(－)の人の血液中にRH(＋)の血液と反応する抗体「D」ができることがあり,
その後再び(＋)の血液を輸血すると(＋)の赤血球と抗体「D」が結合し、体に副作用を
及ぼ…つまり、Rhマイナスの人はRhマイナスの人の血液しかもらえないんです。
しかし、Rh(－)の人は日本人には大変少なく、200人に1人。（欧米では7人に1人よ）
血液型別だと、A型は500人に1人、O型は500人に1人、B型は1000人に1人、
そしてAB型になるとなんと2000人に1人！
葱チャンは、A型のRhマイナスなのでA型500人のうちの1人ですね。
時々携帯に献血センターから「血をくれ」って電話があるらしいっす。
卒業後に２人で遊ぶ時は、間違いなく献血デートでしょう。
ちなみに葱ちゃんには弟が２人います。剛好きの子はそうでもないらしいけど・・・
もう一人は姉に似ているだけあって献血好きらしいですよ。
バリバリヤンキーなのに。