KIRA KARACHO/唐長の奏でる唐紙の音

唐紙屋「唐長」唐紙師トトアキヒコが奏でる光りと音…「唐長美術館」への軌跡

何か新しいことがおこっている

2010-01-17 23:56:48 | 思い


ぐるぐると…
何か新しいことがおこっているのです。

変化しつづける中での価値のクリエイションとでもいうのでしょうか。
ぼくは、そういう中で、唐紙の持つ美しさ、文様と色の美しさを感じてもらいたいのだ。



ココン烏丸の唐長四条店にリニューアルプランをずっと考えている。
ぐるぐると。
これは、いつも頭のどこかにあることです。

どうすれば、より良くなるのか。

1年と少し前から比べても、唐長四条店にあるアイテムの数は半数以下に減っている。
と、いうか減らしました。

昔来たお客さんが来はったら、まず、そのことに驚かれます。
微調整は普段からしていますが、
今また大きく変えようとしています。
何年も前に愛子と話していたことだけど、今ようやくその時期を迎えたということだろうか。
きっとまた驚くだろうな…
この1月、2月の間でその変化が伝えられると思います。

店は、単にモノを売る場ではなく、思想を伝える場だと思っている。
唐紙とはなんぞや?
唐長とはなんぞや?
変わりゆく時代のなかで生き抜いてきた唐長の世界を今のカタチにして表現し伝える場であり、いつ来ても世界を魅了してきた変わらない文様と色の世界の普遍美がそこにはあり、また、いつ来ても新しいことがおこっている…何かしらクリエイションを感じる感度の高い場でありたいと思うし、また、いつ来ても幸せを感じてもらえる場でありたい。


そして、唐長の唐紙に共鳴するチカラを大きなチカラに変えたいと思うのだ。






1月17日
トト