トトさん、ブルーバードと雪をコンセプトに唐紙をつくってもらえないでしょうか…
今年に入り何度か交流させていただいている方から、大切な人へのプレゼントにしたいと相談を受けた。
なんだかこの方々との出会いは、何か引き合わせを感じる出会いである。昨年手がけた東京六本木ミッドタウンでの唐長展でのインスタレーションのコンセプトに共鳴されてからというものいろんな話がすすみ、近い将来この方々と、新たなるコンセプトの唐紙のインスタレーションをつくる機会が生まれるやもしれません。
そして、新しくぼくが手がけた黒を基調とした3つ目のバージョンとなる「星に願いを」はこの方との話から生み出されたものでもあり、この唐紙に重ね合わせた色の層が醸し出すあるカタチが、いろんな議論を呼んでおります。
そんななか、依頼されたブルーバード…
日々、頭のなかで雪が舞い散る中青い鳥が飛ぶ空を思い浮かべています。
今日3月27日は、ココン烏丸唐長四条店にて、インドの方へ「星に願いを」が渡りました。
「星に願いを」のモチーフとしている九曜紋の起源は1000年以上前にさかのぼる歴史があり、インド経由で中国にわたり、空海を通じて日本に伝えられたとされています。
ぼくの愛する九曜紋が、この文様の起源となるインドの方へ渡った今日は記念すべき日でもあります。
3月27日
トト