月に祈りを
星に願いを
心に花を
今年の大文字はなんとも印象的でした。
大文字の火が灯されるとともに山影から妖艶なオレンジの輝きが…
はじめ、なんだかわからなかったのですが、
月でした。
大文字とともにのぼりし月
こころに刻まれたこの光りから彷彿する色で月をうつしとる。
8月の文天紙結音の会、ことのはの会ではこの月にみなで月という文字をしたためました。
写真で本当の色はでてないけど、朧げな月にさまざまなもののけが宿る気がします。
自然はいつもそこにある。
環境保全について考える風潮はよいことだと思うけど、人間が世界の中心だと考えている限りはうまくいかないでしょうね。
自然は人間がコントロールするべきでも、ましてやコントロールできるものでもないんだから。
自然はモノではないし、人間は雄大なる自然の一部にすぎない。
本当の共生とは、そういう気づきからしか、はじまらないとぼくは思う。
8月26日
唐紙師 トトアキヒコ