2010年6月13日22時51分、人類宇宙開発史に残る偉業をやり遂げた探査衛星が地球に帰ってきた。
どのくらいすごいかっていうと、
ガガーリンの「地球は青かった」
とか
アームストロングの偉大なる第一歩
くらいすごいことをやってしまった。
正直、打ち上げ当初は
なぎぃ。「なんか今度打ち上げた探査衛星、イオンで進むらしいよ？」
俺「ちょｗｗｗイオンとかｗｗｗジャスコじゃあるめぇしｗｗｗ小惑星とか行けるわけねェしｗｗｗ」
と嘲笑ったものです。
しかし、はやぶさはちゃんとイトカワまで到着し、地球に帰って来ようとしているじゃありませんか！
度重なるトラブル、通信断絶、回復が絶望の中、何度も、何度でも甦ってきました。
人類にとって、サッカーワールドカップなんかよりよっぽど意義のあることです。
アームストロングの時のように全世界同時中継とかしてもおかしくないことですよ？
なぜそれを放送しない？？国営放送！！！
世界はこれほどまでに注目しているというのに、国内での扱いはひどすぎる！
宇宙開発技術は軍事力と紙一重。
冷戦時代、ソビエトとアメリカは宇宙開発という軍事力を競っていました。
いつでもお互いを攻撃できるんだぞという威嚇ですね。
何が言いたいかっていうと、
今回、はやぶさが投下したカプセルが着陸予定の楕円のほぼド真ん中（誤差1ｋｍ）に落としてきたということ。
7年以前の技術、60億キロの旅の後…
すごい精度すぐる。
まず、イトカワ自体が直径540ｍしかないのにそこに到達するとかｗｗｗ
そこから通信断絶したはずなのに帰ってくるとかｗｗｗ
しかも、姿勢制御はほぼ不可能。
そんな状態で狙い通りに落とせるものでしょうか？
日本の軍事開発はなかなかのものだと思います。
しかも予定予算の100分の1。
ミッション終了後、はやぶさは火星に行く予定でした。
しかし、姿勢制御できなくなった彼はカプセルを限界まで地球に近づいた状態で切り離さなくてはならなくなりました。
それは、21世紀の現代の技術をもってしてもはやぶさを地球の重力から引き離すのは不可能な距離まで近づけなくてはなりません。
大気圏再突入約7時間前、カプセルを切り離したはやぶさは最後に指令を受けました。
機体の向きを変え、カメラを地球に向け、写真を撮ったのです
この写真を撮った後、はやぶさは地球の影に入り、太陽光で充電できなくなったのですべての機能を停止しました。
4年で帰ってくる旅が、7年。
ドリ車で言うと、デフブローしてミッションが2と3が入らなくなって4気筒エンジンで3発死んでいる状態で帰ってきました。
機能を停止しても再突入の速度試験の役に立ちました。
もし、惑星などが地球に落ちてきたらどのくらいの速度になるのかの実験です。
こうして、日本は北朝鮮からの核弾道ミサイル攻撃から守られたのです
ありがとうはやぶさ！
カプセルには間違いなくイトカワの岩石は入ってるよ！絶対！！！
