シップ写真スタジオの運営する写真教室の雑記

管理人の運営する写真教室の記録

ネットでの仕事の発注サイトで撮影した商品撮影の再撮の依頼が多い件。

2022-03-05 11:30:46 | 写真

商品写真撮影を簡単にお安く撮影できると考えるお客さん(スポンサー)が増えている感じがします。
そんなお客さんが一番にする失敗は発注するカメラマンを金額だけで選んでしまうことです。
できれば、どんな商品写真を撮っているカメラマンか必ず作品を確認してほしいところです。

弊社でもクラウド系や出張カメラマン系などネットでの仕事の発注サイトで
激安で撮影を発注したが写真の品質が気に入らないと撮り直ししてほしいと依頼をいただいております。
これは商品写真をきっちりと撮れない未熟なカメラマンにも問題がありますが発注側にも問題があると思います。
アルバイト料程度の金額でプロが撮る商品撮影が発注できるはずがありません。
商品撮影するためのスタジオ、機材を揃えるだけ考えても不可能なのは理解できるはずです。

例えば、ネットでの仕事の発注サイトで
『見本写真のようにクラブの撮影10本3万でお願い』とあると応募する未熟なカメラマンは多くいています。
未熟すぎて見本の写真を撮るのにどの程度の手間と技術が必要かも理解できていないのでしょう。
しかしプロはこの商品写真を3万では絶対に受けません。
見本のようなクラブの撮影ではクラブの番数が違うとヘッドの角度が違うので1本ごとにライティングの調整が必要になります。
熟練のカメラマンでも1日〜2日の仕事です。
多分、多くのプロカメラマンは希望金額の3倍以上の撮影料金を提示すると思います。

コメント
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