里海邸|大洗海岸。東京都心より90分、大海原が広がる静かな別邸へ

「素朴を上質に」海の別邸は、隠遁時間。~波と光色。湯と縁側。陶と食。磯と木の食卓。|里海邸 金波楼本邸 公式ブログ

本日の納涼祭にご来邸いただきまして有難うございました。/大洗の旅館 里海邸

2014年08月31日 | 里海邸の日記

本日は、大洗町の東町商店街から宮下旅館街にわたる通りにて、ワンコインで楽しめるグルメやゲームなどのイベントが初開催されました。わずかの時間ではありましたが、邸内の海辺の食卓で「ケーキとコーヒーorお茶」で海辺のひとやすみをご提供する形で参加いたしました。


遠方から大勢のお客様にご来邸いただきまして本当に有難うございました。当宿は20名様~30名様のご宿泊者をお迎えしている宿でございますが、本日の大納涼祭では開放時間の1時間30分の間に、延べ85名様のお客様がお越しになられました。大勢様のお迎えに不慣れで、邸内ではご配慮が行き届かず、また玄関外でお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

お客様の多くは大洗町を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」の放映がご縁で大洗町にリピートされているまたは移住されたお客様で、地元のご家族連れ、カップル、行列に誘われた通り掛かりの方もおられました。

本日500円でご用意させていただきました喫茶メニューは、スタッフが好きな水戸市の洋菓子店「シュール」のアーモンドケーキと、冷茶は大洗の国井屋さんの旨味のあるお茶、コーヒーは名古屋の加藤珈琲店のブレンド豆をご提供の直前に挽いたものです。

お客様より、建物や木の椅子、器についてのご質問を多く頂きましたので、改めてご紹介させて頂きます。

建物は主に古民家再生や住宅を設計されている石岡市の吉田建築計画事務所の吉田良一さんによるものです。座り心地が好評でした木の椅子は同じく石岡市のルークラフトさん、大場木匠さんによるものです。また、緑色のケーキのお皿は北海道出身の笠間焼作家の折笠秀樹さん、コーヒーカップは笠間焼窯元の大津晃窯さん、冷茶のグラスは金波楼時代から使っていたもので、どこのものか忘れました(笑)ラウンジにある糠白青流掛の浅鉢は茨城県窯業指導所の久野亘央さんによる笠間土を用いた試作品で珍しいものです。椅子や器のいくつかは笠間市のTRUNKの笹目亮太郎さんによりディレクションされ、ディスプレイや空間トーンのアドバイスもして下さっています。ぜひ茨城のものづくりに関心を寄せて頂けたら幸いです。

本日はご来邸いただきまして有難うございました。また、納涼祭を企画された関係者の皆様、有難うございました。


8月最後の日。日差しが柔らかく、雨も降らず、よい一日でした。

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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。  

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