母は占い師 in California

アメリカ カリフォルニア州で 占い師をしています。
異国の地で ちょっと変わった職業を持つ
三姉妹の母のブログです。

安全管理

2007-06-10 20:34:15 | 占い
こんにちは。
占い師の木下言波です (=⌒▽⌒=)




明日 6月10日(日)は
いよいよ Torranceで占いイベントです。
詳細はこちら

お近くの方は是非、お立ち寄りくださいね。

皆様にお会い出来るのを
楽しみにしてますー ヽ(゜▽、゜)ノ







話は変わって


「6月8日は学校の安全確保・安全管理の日

 2001年6月8日に起こった、大阪池田小児童殺傷事件。
 これをうけ、大阪府教育委員会が2002年に制定した記念日です。」



だったそうです。




教育大付属小学校でのあの事件から、もう6年・・・




私が幼稚園の先生をしていた時はまだ、お受験なんて言葉も無かったけど
それでも、この小学校を目指している家庭がチラホラと居て、
名前は良く聞いていたので、この事件を知った時は、とにかくゾッとしたのを覚えている。



被害に遭った子どもさんはもちろんの事、被害には遭わなかったものの
その時、その場に居た子ども達も、どんなに怖かっただろうと思うと
涙が出て来る。




「あの時、ああしていたら・・・」


もしくは、


「あの時、あんな事しなかったら・・・」




親御さん方は、今もご自分を責めて
日々暮らして居られるんじゃ無いでしょうか。




事件直後、犯人の父親のインタビューを聞いたけれど
本当に腹が立って仕方が無かった。


でも、あんな考えの人が、普通に生活をし、
当たり前のように子どもを産み、育てている事も事実。


自分達が知らないだけで、犯行予備軍は
きっと何処へ行っても、ウヨウヨ居る。




そんな中で、子ども達を守って行くには
ありきたりだけど、やっぱり 『地域の協力』 しか無いと思う。

親や、先生だけで子どもを守り切る事は 出来ない。



私の子どもが通う小学校では、就業時間が始まると
門には全て施錠され、オフィスの前を通らないと中には入れないようになっている。


用事のある人や、遅刻して来た児童はみんな
オフィスに届け出てから、中に入る。



と言うと、閉鎖的に聞えるけれど、実際は全く逆で



常にボランティアや、その他モロモロの用事で、
保護者が出入りしていて、
学校をウロウロしてる “外部の人間”は、日本の学校よりも
ずっとずっと多いと思う。


だから、授業中であろうと、至る所に 常に 『大人の目』 がある。



まず、人目があると言う事で、犯罪の抑止力になるのと同時に、
学校の中に多くの大人が居る事で、もしも何かあった場合にも
子どもを守る力は大きい。




また、いじめや、不登校など、子供同士の問題に関しても、
先生以外の大人と関わる機会が多くなる事で、プラスになる事が多いと思う。




人はそれぞれ顔や性格が違うように、モノの見方も考え方も違う。
親や、先生でも、相性もあれば、性格の違いで気付いてやれない事もある。


それが、色々な大人が関わる事で、一人の子どもを色々な角度から見る事が出来る上
子ども自身も、親や、先生には言えないような事を言える大人が一人でも見つかれば
人生が大きく変わると言っても、過言ではないと思う。





子どもの安全の為にも、そして犯罪者をこれ以上増やさない為にも
もっともっと、周りの大人が子ども達に関わって行く必要があるんじゃないかな。