行っときゃ良かった…
2001年俺の旅。
ものぐさ&出不精のおかげで旅行の旅の字も無し。
ヨーダしょって木星なり土星なり、地味に目指しときゃ良かった。
しかも2010年も、滞りなくボーッと過ごしてしまい。
次は、2061年まで待たねば!
映画「2001年宇宙の旅」。
初めて観たのは、レンタルビデオ。
キューブリックの、映像と音楽のムービーマジックに酔う。
なんか凄い物を観た。の一言につきるんですけど。
宇宙の果てに、人が死んだり生まれたりする場所があるのねぇ〜。という認識。
2回目の鑑賞。
リバイバル上映。
巨大スクリーンにて劇場空間で鑑賞。
猿、長い。
類人猿シーン、なっがいなぁ〜。
とは、言うものの、この体感、新たなる衝撃。
スター・ツアーズみたく座席が動いてるのとは違います。
でも、宇宙空間を体感。
やっぱ、キューブリック凄いわ。
で、改めて今回読んでみました。
『決定版2001年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク。
作者による新版序文が追加されたバージョン。
この序文のユーモア感覚に、あっという間に、にわかファンに。
読んでみて、目からウロコ。
映画では、宇宙人の存在を感じて無かった!
(それは、それでどうかと思うぞ。少しは疑問に思え)
猿から人への進化も、何の疑問も無く。
巨大な岩。
次なる進化に向けての予兆みたいな?
(って、ホント少しは疑問を持とうよ!)
スター・チャイルドって特別な存在だったのね〜。
映画と原作が補い合っていて、どちらも完成度の高い良い関係。
映画「レジェンド・オブ・フォール」(1994年)に熊狩りのエピソードが!
とは言うものの、何の接点も無いので、一向に心に響かず。
フォークナーの熊狩に関する短編集を読んで、バージョンアップ(個人的に)。
なるほどね。
この、熊狩りの緊張感と森の空気。
これを映像にしようとしてたのね〜。
『チューリップ熱』デボラ・モガー
読んだ後に、映画「真珠の耳飾りの少女」(2003年)を鑑賞。
たいした事は無い映画なんだけど、当時の生活、住居など、映像として充実。
あぁ、これかぁ。とチューリップ熱の世界が実にリアルに。
『のらくらの楽園』マルコ・ロドリ
思わずフェリーニの映画を思い出させる。
映像的にも、思想的にも、感覚的にも。
映画を観て、本も読んだつもりになってる作品の多いこと。
映画も観るべし。
原作も読むべし。
つうか、頭が痛いでしゅ。
って、映画も本も好きなんだった。
うっかり忘れてました。