「ドラゴン・キングダム」 夢の共演！

ジャッキー・チェンとジェット・リーという
二大カンフースター初共演の
ハリウッドアクション映画。

「ドラゴン・キングダム」
（THE FORBIDDEN KINGDOM　2008年・アメリカ）


カンフー映画オタクの少年（マイケル・アンガラノ）が
不良たちの質屋強盗に巻き込まれ、
気を失って気づいた時には　店にあった”如意棒”と
ともに、カンフー映画の舞台のような
”キングダム”にいた。
大酒飲みの男（ジャッキー・チェン）や
サイレント・モンク（ジェット・リー）に出会い、
如意棒を持ち主に返す、冒険の旅が始まった・・・。

香港映画やカンフー映画には詳しくない私ですが
ジェッキー・チェンといえば　誰もが知っている
大スター。ええ、子供の頃はよく真似したもんです。

ジェット・リーには数年前ハマりました・・・。
ハリウッド映画の、陰のある謎のアジア人
（たいてい悪役）のジェット・リーは
”ドコがいいの？！”と思っていたのですが
”李 連杰”の映画（「少林寺」や
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」等）を
立て続けに観て、スゴイ！そしてカワイイ！と
大好きになってしまったのです。
ハリウッドのアクション映画では
そんなコミカルでオチャメでカワイイ
ジェット・リーの魅力が出ていないと思うのだけど。

そんな２人の初共演は　私ですら
胸が踊るものがあります。
そして、なにより、古くからの２人のファンにも
この映画が好意をもって受け入れられている様子なのが
嬉しいじゃありませんか。

話はまぁ・・・ファンタジーで大団円の
他愛ないアクションものでしたが、
単純に面白かったですよ。
２人のお手合わせシーンや
へタレ少年がカンフーの特訓を受けるシーンなんぞ、
もっと観たい！と思うような楽しさ。
私も頭しばかれたい！

孫悟空やジェイド将軍、
ゴールデン・スパロウ、白髪魔女などの
キャラクターもよかった。

不老不死の薬とか　孫悟空の分身の術とか
そういう伏線だったのねー。
最後まで楽しめました。